この記事のタイトルはイマイチかな。
なかなかうまい表現が思いつかない。
私は自分のPCのGoogleEarthに、USGSの過去30日間M2.5以上の地震の分布とプレート境界を表示してくれる機能を追加している。
今日これを眺めていて、気がついたことがある。
4月25日にネパール大地震(M7.8)が起きた日から今日までに、西日本のユーラシアプレート境界付近でいくつか地震があった。
これらの共通点は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいるあたりが震源だったということだ。
4月25日にネパールで起きたM7.8の地震は、ユーラシアプレートの下にインドプレートが沈み込む境界あたりが震源だった。
上記で挙げた地震は、このネパールの地震の影響で起きたのではないか。
下記の2つの図は、Google Earthの震源マップに上記の地震の震源を示したものだ。
2つのプレートが沈み込んでいるところは、二次元の図ではなかなか表現しずらく、重なりあいの具合がわかりずらい。
ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの重なりあいについては、下記のページの図がわかりやすい。
そういう観点で見ていくと、4月20日10:26の与那国島近海M6.8の地震も関係あるのではないか。
この地震も、同様にフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込むあたりで揺れたものだ。
この震源も、上記のマップに記しておいた。
ネパールで揺れる前に、何らかの影響がプレート東端に現れたのだろうか?
あくまでも低い可能性だが、もしかしてと思い記しておく。
また、ネパール大地震の震源周辺でも、先立って下記のような地震が起きていた。
- 4/17 3:35、インド・アッサム付近、M4.8
- 4/21 19:47、ネパール・ジュムラ付近、M5.0
これらの地震も、やはりユーラシアプレートとインドプレートの境界付近で起きていた。
このような地震に注目し、ユーラシアプレート周辺でより大きな地震が発生する可能性を考慮し、警戒することができたのではないかと思うのだ。
現在も余震が起きている状態で、今度はまた日本周辺のユーラシアプレート境界付近で大きめの地震が起きる可能性を警戒しておいた方が良いかもしれない。
具体的な位置としては、ユーラシアプレートと、フィリピン海プレート及び北米プレートの境界付近になる。
以上はあくまでも可能性として考えているものであり、また低い可能性かもしれないが、念のため注意を促しておく。
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