昨日5月10日から、神奈川県西部でM1~M3クラスの地震が群発している。
もちろんこれは箱根山の火山活動の一環だ。
この2日間の地震の震源は下記のマップにある通りだ。
このように、箱根の付近で、以前より大きめの有感地震が起き始めたという点で、状況が変化しつつある。
ちなみに私は5/5から2日間、頭痛体感があり、以下のようにツイートした。
今日のツイートだが、6日のツイートを引用している。
5/8 16:51千葉県南部M3.5と5/10神奈川県西部群発か。
RT @noya_momose: 【体感】5/6前日からの酷い頭痛が続くがOPPで薬を我慢し夕食は野菜スープだけでロキソニン服用し深夜に収まる。体感ならば5/8〜5/10に発震か。 @kokanranger
— Noya Momose 百瀬直也 (@noya_momose) 2015, 5月 10
今回の体感は低気圧頭痛ではなさそうだったので、「3~4日ルール」を適用させて予測したが、やはりそのあたりに対応する地震が起きたようだ。
いずれも規模は小さいが、うちから100Km以内の近場が震源だったし回数が多かったので、影響があったのかもしれない。
箱根あたりは、うちから千葉の銚子よりも近い。
下記のGoogle Earthのマップで震源を示しておいた。
上記マップにあるように、箱根の群発とシンクロするかのように、10日~11日に鳥島近海でM4~M5程度の群発地震が起きていた。
最大規模は今朝のM5.6だった。
また、5/5にM7.5、5/7に、M7.2の地震がパプアニューギニア近海であった。
南太平洋のこのあたりで大きな地震があると、太平洋プレートを北上して日本の境界付近でも地震が起きることが多い。
今回もそのパターンのようで、北上してきてプレート境界上の伊豆・小笠原海溝で揺れたようだ。
下記のマップがわかりやすい。
パプアニューギニアから太平洋プレート境界をジワジワと北上中。
箱根のあたりは4つのプレートが重なりあう非常に特異な地点だ。
リングオブファイアやユーラシアプレートなどの動きにも影響を受けても不思議ではないかもしれない。
今後も注視しておきたい。

世界の地震地図―世界のプレート境界過去の地震原子力発電所がわかる
- 出版社/メーカー: 人文社
- 発売日: 2011/06
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る

- 作者: 人文社編集部
- 出版社/メーカー: 人文社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る

- 作者: 釈愚
- 発売日: 2014/09/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る