探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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巨大地震の前兆20完全リスト+地下水の水質変化+ラドン濃度グラフ+地震雲etc


昨日は色々ありまして、ブログをお休みしてしまいました。m(__)m
色々というのは何の事はない、体調不良です。
おそらく「体感」だと思う。
これについては、あとで書きます。


今日も、色々書くことが多い。
主に、地震前兆現象に関することだ。

巨大地震の前兆20完全リスト

最近Facebookなどでよく目にするリストがある。
「巨大地震の前兆20完全リスト」というものだ。
巨大地震の前兆現象として、こういう現象があるというのをまとめたもの。
『フライデー』2005年9/9号に掲載されたものだという。
絶対来る【巨大地震】の「前兆現象20」完全リスト[フライデー] feel


これが、そのリスト。↓
f:id:nmomose:20150611222446j:plain



テキストでも書いておきます。

  1. 犬が異常に興奮し、訴えるように吠える
  2. ネコが柱や木に登り、顔を洗う動作をする
  3. ペットの小動物が殺気立って攻撃的になる
  4. カラスが「ギャー」と鳴き、集団で姿を消す
  5. 魚が大量に水面近くに浮上し、漁獲量が増える
  6. ミミズが大量に地面から這い出してくる
  7. 季節はずれの植物が突然花をつける
  8. オジギ草が夜でもないのに閉じる
  9. 地震雲が見える
  10. 空中・海上で異常な発光が見える
  11. 血のような赤黒い月が見える
  12. 「ゴォー」という地鳴りが聞こえる
  13. 河川や海が泥で汚れ、悪臭がする
  14. 井戸の水が涸れる
  15. 落雷が急に増加する
  16. 巨大な台風の接近が増加する
  17. ラジオのスイッチが勝手に入り、雑音が混じる
  18. テレビの画面が乱れ、ノイズが入る
  19. テレビ等のリモコンが利かなくなる
  20. 時計が止まったり、急に速く進んだりする


これを見て思ったのは、この多くは故・池谷元伺・大阪大学名誉教授の著作で書かれているものだということ。
いかに偉大な人だったか。
こうして前から一生懸命紹介しているのに、なんでみんな本を買わないのかと不思議でしょうがない。^^;
パルス電磁波説を土台として、巷で言われている地震前兆の大半が科学的に解説されている。


こちらは一般向け。↓

【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない (プレイブックス)

【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない (プレイブックス)

もうちょっと理屈が好きな人向け。
計算式とかも出てきます。↓
地震の前、なぜ動物は騒ぐのか―電磁気地震学の誕生 (NHKブックス)

地震の前、なぜ動物は騒ぐのか―電磁気地震学の誕生 (NHKブックス)


1の犬が異常に吠えるのは、必ずしも地震前兆とは限らないだろうから判断が難しいかも。
2のネコが顔を洗うのも、天候の変化の前にも見られることだ。
4のカラスがギャーは、いまだにどの鳴き方がそれなのかわかっていない。^^;
5のミミズに関しては、3.11の1週間前に北海道で大量のミミズの死骸が地面にあったという。
9の地震雲は、熟練した人でないと気象雲との見分けがつかない場合が非常に多い。私もまだ熟練したとは言いがたい。私の教訓「カラスと地震雲は鵜呑みにするな」(^^)
14の井戸水が涸れるとまで行かなくても、水位の変化も見逃せない。


あと、解説を付けなかったのは、上記の池谷氏の本にほとんど書かれています。

地震の前には地下水の水質が変わる

最新の研究では、地下水の成分に変化がみられるそうだ。
スウェーデンストックホルム大学の研究者たちは、アイスランドで地下水の化学成分を5年間観測し、発見したことがある。
2012年と2013年に起ったM5.0を超える大地震の直前(4カ月~6カ月前)に、成分組成に著しい変化があったのだ。


matome.naver.jp


地殻変動に伴う、井戸水や海水の水位の変化も重要であることは言うまでもない。
『南海地震は予知できる』の記事でも紹介しておいた。
温泉では湯量の変化も起きる。

龍さんの地震予測

以前から何人かの人に、「龍さん」という人の地震予測は当たると言われていた。
たしか華さんのブログでも紹介されていたかな。
東日本大震災の時には、2日前に「M9.0」と予測していたという。
こちらの掲示板に書き込みされていることは知っているが、まだ過去に遡って検証できていない状態だ。


一応今後の課題として。
掲示板はこちらに。↓
☆新メイン掲示板☆
 

ラドン濃度グラフ

ラドン濃度については、今更言うまでもない。
地震発生前に地下水中のラドン濃度が上昇し、その後下降して異常値が「収束」してから発震となる。
下記のサイトでは、自分が指定した時間範囲と地区を選択してグラフを自動描画してくれる。radgraph.com


下記のグラフは、5月20日~6月11日の市川観測点のデータだ。
ラドン濃度値」と書かれた紺色の線がラドン濃度。
大きな地震が発生した日は、ピンクの文字でその旨追記してある。
PCでは画像クリックで大きくなります。
スマホでは横置きにすれば多少大きくなります。
それでも小さく見にくい時は、iPhoneならば画像を長押しで保存して見てください。


f:id:nmomose:20150611231151j:plain


このグラフを見ると、最初に5/23頃にまずピークがあり、オレンジラインの注意点を下回って収束した後で、5/25の埼玉県北部M5.5の地震があった。
5/30の小笠原諸島西方沖M8.1については、あまり顕著に出ていなくて違うかもしれない。
地震との対応は私が勝手に判断しているものなので。
市川のデータでは、11日に再度ピークに達して現在下降中なので、要注意だろうか。


私の「地震前兆ラボ」の「リアルタイム地震前兆データ」のページでは、福井県坂井市丸岡町ラドンメーターのライブカメラの値が見えるようにしてある。
でも、こういうライブカメラだと毎日見ていないと訳わからんでしょうね。saryuya.com


ラドン濃度といえば、あの松原照子さんさえも「大気中のラドン濃度を測定して見ると何故かしら何かを知らせてくれるようにも思ってしまいますが、どうしたら測定できるのかはわかりません」と、1月9日の世見で書いていた。
(「あの…さえも」は余計か)tankyu.hatenablog.com
やっぱり重要ですね。

地震雲

次に、昨日18:45に私が撮影した地震雲かもしれない雲のこと。
下記の通り、西の方へ傾斜していた。


【地震雲】6/10 18:45頃、小平市花小金井駅付近で、西へ傾斜する筋雲。 @kokanranger 報告
https://instagram.com/p/3vpusjI2i0/


対応する地震がすでに起きているとすれば、下記の福井県嶺北M3.0かもしれない。
小平市から見て、ほぼ西の方に震源があったので。

発生時刻: 2015年6月11日 15時15分頃
震源地:  福井県嶺北
最大震度: 震度1
位置: 緯度:北緯35.9度、経度:東経136.6度
震源: M3.0
深さ: 約10km


もっとも、それにしては規模が少し小さいので、これから起きる地震に対応するのかもしれない。

体感

私の体感だが、昨日は夕方から頭痛がひどくなり、夕食にジョーク(タイの重湯)を作ってもらったが数口しか食べられず、ダウンして20時頃に寝た。
すごく強い耳鳴りもあった。
今朝も鈍い頭痛が続いていて、また夕方ひどくなって、夕食後にロキソニン服用で、しばらくして収まった。
今日は朝も帰りも、頭が痛いので平和島駅から片道2Km歩くのをやめて、バスに乗った。


今も強いセミ鳴きの耳鳴りがまだ続いている。
低気圧頭痛ではなさそうだが、地震の前兆だとしても、まだ抜けていないのでいつ揺れるかは判断が難しい。
今週末か、来週頭か…。


10日から三陸沖でM4規模から最大でM5.7震度3まで、何度か揺れましたね。
より大きな地震の前震である可能性も考えなければならない。
青森から北海道にかけても気になります。


下記拙著3冊、そこそこ売れました(?)

2015予言戦慄の未

2015予言戦慄の未

恐怖の洗脳ファイル (DIA COLLECTION)

恐怖の洗脳ファイル (DIA COLLECTION)

巨大地震はいつ来るのか (別冊宝島 2143)

巨大地震はいつ来るのか (別冊宝島 2143)

これも貴重な本だけど、まだあるかな?
南海地震は予知できる―地震が残した証拠品

南海地震は予知できる―地震が残した証拠品

こういうのも研究のためには重要なんですよね。
新編 日本の活断層―分布図と資料

新編 日本の活断層―分布図と資料

 

【龍矢】【愛弥美】おはよ。Mornin'
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