今日は、松原照子さんの世見から2つ選んでコメントを付けることに。
両方とも、将来の日本の地震について、特に南海トラフ地震の発生時期に関して重要な情報を含んでいます。
2015年06月03日 火の国、地震大国「日本」
まずは、6/3の『火の国、地震大国「日本」』と題した記事だ。
北海道東部の海岸も注意を忘れずに暮らして欲しい地域になってしまった気がします。
今度、連動して根室 十勝の沖が揺れると津波が発生します。
超巨大地震がいつ起きてもおかしくない時期が到来しているとも思います。
関東が先か北海道沿岸が先か、東海 東南海 南海とどこが大きく揺れても大変です。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」、2015/06/03より)
東部の海岸というと、先日隆起があった羅臼町あたりも含まれるのかな。
巨大地震が懸念されているのは、千島海溝ですね。
関東が先か北海道が先かという表現では、どちらももう「起きる」という前提での発言のようだ。
そして南海トラフ地震も、当然のように。
首都圏で大地震が発生した過去から私達は何を学びとればよいのでしょう。
M7クラスかそれ以上の揺れを又々体験しなくてはいけないのだろうか。
過去の大地震は早くて29年、長くて152年目に首都圏は揺れています。
(松原照子、同上)
これ、M7クラスが内陸直下型だったら超大変だ。
「長くて152年目」の起点を1923年の大正関東大震災とすると、現在までまだ100年経っていない。
だが、「早くて29年」と「長くて152年」の平均を取れば約90年となり、すでに過ぎている。
果たしていつ頃になるのだろうか。
2015年06月05日 宝永地震の揺れは覚悟した方がいいかも
次は、6/5の「2015年06月05日 宝永地震の揺れは覚悟した方がいいかも」という記事。
この世見はかなり重要なことを言っているので、スルーできません。
海は広い。いつの日か我々が大失敗した原発事故も浄化してくれる日が来るかもしれません。
でも、このまま何も起きずに原発事故が終わりを迎えるとは思えない。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」、2015/06/05より)
…ですね。
更なる原発事故が起きたならば、場所と規模にもよるけれど、西日本ならば日本人は住む場所がなくなって…
でも、そういう大惨事になったとしても、原発推進する政党を選んだのは国民の多くだから、自分たちのせいということになる。
南海トラフ地震が現実になると千葉から鹿児島まで大変なことになってしまいます。
地震の規模にもよるのでしょうが、今から308年前の宝永地震の揺れは覚悟した方がいいのではとも思います。
(松原照子、同上)
津波ということでしょうね。
お金持ちになるとみんな考えることは同じで、海沿いに家を建てたくなる。
でも、それ一番危ないパターンで、たとえそこそこ高台だったとしても、「想定外」の津波も考えておかないと。
ウォーターフロントとかも、住むにはリスクが大きいところになる。
宝永地震は、東海・東南海・南海3連動のM8.4~M8.7前後の巨大地震だったと推定される。
次も、これに匹敵する揺れになるというのだ。
それと、一度大きく揺れると時を待たずして大きく揺れる気もします。
南海トラフ地震が過去いつ発生したかわかりませんが、2036年までには大か中か小の揺れかわからないがやって来そうに思えるのです。
(松原照子、同上)
こんどはずいぶん先になったな。
東海・東南海・南海の3つの震源域で、少し時をおいて連動するということかな。
2036年まで21年。
駿河トラフがもしも先なら21年も待たない気がしますが、長く保って50年。
M8、イエ、それ以上の揺れが起きやすいとも思っています。
太平洋に続く深い部分が気になる動きをしている気もしています。
どんなに先延ばししても50年。
(松原照子、同上)
相模トラフでも大きな地震があるという前提ですね。
なんだか「宇宙からの大予言」の日本列島真っ二つの世見を思い出すけれど、あれは数十年は起きないということなので。
というわけで、この2つの世見は、主に南海トラフ地震の発生時期について語っているものだ。
以前ならば、東京オリンピック頃くらいまでに起きそうなことを示唆していたけれど、タイムスパンが伸びた?
このへんが、いまいちよくわからない。
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