2011年3月の東に日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故で、東電が2008年に、福一について「津波対策は不可避」と記した内部文書を作成し、社内会議で配っていたことがわかった。
6月18日に東京地裁で開かれた原発事故をめぐる株主代表訴訟の口頭弁論後、株主側の弁護団が発表した。
東電はこれまでは「大津波を予測できなかった」と主張してきた。
だが、事故の2年半前に対策の必要性を認識しながら、先送りしていたことになる。
このことは、株主訴訟はもちろんのこと、他の原発訴訟にも大きな影響を与えるだろう。
東電はもう「知らなかった」という嘘は通用しなくなる。
この社内文書は、東電本店が作成し、2008年9月10日に福島第一原発で開かれた会議で配布された。
国の耐震安全性評価への対応を本店の担当部署と福島第一原発幹部が協議した。
福島第一原発の所長だった小森明生元常務も出席していた。
機密文書として、会議後に回収されたという。
弁護団によると、社内文書には、福島第一原発沖合を含む海域で、M8クラスの地震津波発生の可能性があるとした政府の地震調査研究推進本部(推本)の予測を紹介。
その可能性を「完全に否定することが難しい」と記載していた。
さらに「現状より大きな津波高を評価せざるを得ないと想定され、津波対策は不可避」と記されていた。
この機密文書は、国民に対して秘密にせざるを得ない内容ということだ。
原発事故の危険性は十分知っていたが、原発にこれ以上コストはかけられない。
人間なんていくら死んだって、知らなかったで通せばいいんだ。
…ということではないか?
閉廷後の記者会見で、弁護団の海渡雄一弁護士は「これまでの説明と違い、2008年の段階で東電は津波対策が不可避だとはっきり認識していたことを示している」と指摘した。
原告の代理人である海渡雄一弁護士は、こう語る。
「津波対策を行うとなったら、お金はかかるし、原発をしばらく止めなければいけなくなる。東電側はそれを嫌い、工事を決断することができなかったんだと思います。耐震バックチェック(耐震性を再評価する作業)を続けながら、古い原発を耐用年数まで使い終わった後に、津波対策の工事をやろうとしていたのではないでしょうか」
(日刊ゲンダイ、2015/06/20)
東電が人命尊重の対策を取らなかったために、原発事故が起き、福島の人々は家から追いやられた。
原発事故が起きれば、このような事態になることは自明の理だった筈だ。
犯罪的な政府と企業。
縦のものを横と言う、嘘つき集団。
そういう企業から、われわれは電気を買っている。
他に買うところがないから、そうせざるを得ない。
危険な原発を、犯罪的行為によって日本に導入した犯罪的政党。
だが国民の大半が支持している。
それでも、少しずつ事態が変わりつつあるかもしれない。
www.tokyo-np.co.jp
www.nikkan-gendai.com
内閣支持率が39%に下落
朝日新聞社が20日~21日に行った全国世論調査(電話)によると、安倍内閣の支持率は39%で、前回(5月16・17日調査)の45%から下落した。
支持率が40%を割ったのは昨年11月22日~23日の調査以来で、第2次安倍内閣発足以降最低に並んだ。
安全保障関連法案については、「賛成」が29%なのに対して、「反対」は53%と過半数を占めた。
安保法案に反対する国民が多く、それが内閣支持率に影響したとみられる。
もっとも、これは左寄りの朝日が行った調査であり、読売や産経がやったら、もうちょっと異なる結果となっただろう。
24歳女子が安倍首相に「戦争NO!」
2015年6月12日(金)に、学生を中心として活動する「SEALDs(シールズ)」主催の「戦争立法」に反対する抗議が、国会前で行なわれ、約1000人が集結した。
安倍政権が国会で成立を目指している安全保障法制に「ノー」を突きつけた。
SEALDsメンバーの「24歳の女の子」が、安部首相と同世代のオヤジたちへ向けてスピーチを行った。
以下に、彼女のスピーチの一部を紹介する。
”戦地に赴けば命の危険にさらされるのは当然です。しかし安倍さんは『安全を確保する』、『危険となれば撤退させる』と、現実味も信憑性も皆無の話を、壊れたレコードみたいに繰り返すだけです。
総理、確かにあなたの安全は確保されているでしょう。なぜならあなたは戦地へ行かないから。戦場に安全なんて存在しません。するなら、何処にあるのか示して、安倍さん、まずあなたが行って証明してください。”
24歳女の子が安倍晋三に向けてスピーチ。 | 宮崎イベント情報&ライフスタイルマガジン|LAZYBOY レイジーボーイ
総理大臣というのは、戦地に行かなくていいからいいよね。
殺されることもないし。
このスピーチが掲載されているサイトにあるTシャツの文句を見たら、もうあれこれ書く必要がなくなってきた。
一言ですべてを言い尽くしているから。↓
「戦争は殺人です」
「WAR IS MURDER」
「子供らを被害者に 加害者にもせずに」
あの衝撃的な歌詞を思い出す。
個人においては、殺人は最大級の犯罪であり、重罪に処せられる。
だが、戦争で多くの人々を殺した人は、時には英雄となり得る。
この地球は、心底犯罪的な世界だ。
40年以上、戦い続けてきたが、本質は何も変わらない。
というか、一時期は戦争を毛嫌いしてきた国民が、また気が変わりつつあるかのように思えてくる。
原爆を2回落とされても、まだ「学習」がないのか。
私がものを書くにあたって、最大の原動力となることがある。
それは、「世の中に対する憤り」だ。
二十代の頃も、いまも、基本は変わらない。
コトバより速いものを、2つほど…。
【LIVE】 MrChildren - タガタメLIVE - News23) - YouTube
2004年11月、沖縄聖地巡礼の際に、「摩文仁の丘」の上で、悲しみの波動を感じた。
どういう供養がもっとも良いだろうかと考えているうちに、
『島唄』を、ふと口ずさんでいた。
小笠原諸島西方沖でM6.9地震
さきほど21時18分に、小笠原諸島西方沖でM6.9、最大震度4の地震があった。
昨日の記事で書いた私の「体感」やネズミは、これが原因だったのか?
それとも、関東のより近場で揺れるのだろうか。
発生時刻: 2015年6月23日 21時18分頃
震源地: 小笠原諸島西方沖
最大震度: 震度4
震源:北緯 27.7度、東経140.3度
マグニチュード:M6.9
深さ:約480km
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