今夜はクリスマスイブ。
サルちゃん(タイ人の家内)が、「クリスマスはいつやる?」と聞いてきたから、もちろん日本では24日の夜だよと答えた。
聞いてみると、タイでもクリスマスを祝う家もあるとか。
実家でも、やっているそうだ。
でも、24日ではなく25日らしい。
もちろんタイは大半が仏教徒で、キリスト教はごく一部のクリスチャン以外には、まったく関係ない宗教だ。
それを言ってしまえば、仏教と神道の国である日本も同じだ。
要するに、どちらの国も、欧米人がやっていて楽しそうだから、真似しているにすぎない。
タイ人たちは特に、とにかく理屈を付けては、みんなで美味しいものを食べて楽しくやるのが好きなのだ。
「キリスト教徒でもないのに…」と、海外の一部の人々からはヒンシュクや失笑の対象になっているかもしれない。
そもそも、日本ではいつからこんな変な習慣が生まれたのだろうか。
日本のクリスマスの歴史については、下記のサイトに詳しい。
これを見ると、どうも明治時代の頃に、一部の「浮かれた」人々が始めたようだ。
どうも、明治屋が「犯人」らしい。
1904年(明治37年)に、『「明治屋」に商業ディスプレイとしては初めてのクリスマスツリーが登場して話題になる』とある。
そもそもクリスマスとは、「Christ」+「mas」で、キリストのミサのことだ。
もちろん、本当はナザレのイエスさまは12月25日に生まれたのではない。
その辺りのことは、拙著Kindle本『ヴィア・ドロローサ~イエスが歩いた悲しみの道』で詳しく書いている。
キリストの礼拝である日に、キリスト教徒でもない人々がドンチャン騒ぎする様を見て、苦々しく思っている真のクリスチャンの人々も、海外ではいるかもしれない。
「キリストのミサ(礼拝)」の日なのだから、たしかにそう思われても仕方ないだろう。
だが、イエスさまに対する信仰の心や敬意の心があれば良いのではないかと思う。
それで、明治屋の話。
上記サイトに、「日露戦争の勝利を境に、都市部のハイカラ層を中心にクリスマスの催しが一般化していく」ともある。
「ハイカラ層」?
なんなんだろうねー。
そして第二次大戦後になると、中流家庭でクリスマスを祝う習慣が定着して、クリスマスツリーやクリスマスケーキ…。
まあ、でも自分も家族と一緒にクリスマスをやっているし。
なんなんだろうねー。^^;
サルちゃんとタイ友たちは、数日前にタイ主婦たちのたまり場である国分寺のTARAというタイ料理店で、クリスマスパーティーをやった。
一人いくらと決めて、プレゼント交換をやったという。
やることは日本と変わらないんだね。
そういう形だけのクリスマスをやっても、イエスさまを敬う気持ちがあれば良いと思うんですよ。
でも、日本人の多くは、イエスさまに対して何の感情も抱いていないだけでなく、キリスト教への違和感を持っている人が少なくないように思う。
そういう人たちがクリスマスをやるって?
要するに、「ファッション」というのとは違うけれど、「口実」?
外国人から見ると、日本人のクリスマスの祝い方は、すごく「ビックリ」することが多いそうだ。
それは、以下のようなこと。
- 居酒屋やキャバレーでもドンチャン騒ぎ
- クリスマスイブを重視する
- クリスマスケーキを食べる
- チキンを食べる
- カップルで過ごす
以上は、下記のNAVERまとめに詳しい。
宇多田ヒカルさんの経験についても書かれている。
バレンタインにチョコレートを贈るのは、どこかの菓子屋が始めた。
クリスマスのチキンは、KFCが始めた。
なんだか、こうして見ていくと、日本人ってミーハーというか、「みんながやるからやる」という意識が強いんでしょうね。
その点では、タイ人たちも同じのようです。
私が詳しく知っている東南アジアの国、インドネシアとタイでも、やっぱり「欧米の習慣が羨ましいから」(?)といった理由でやる人が多いようだ。
うちでは、クリスマスをやろうと自分で言い出すことはなかったけれど、サルちゃんが「みんながやるから」という、いかにもタイ人的な理由でやりたいというので、始めた。
たぶんイエスさまのこととか、ほとんど知らないだろう。
自分はといえば、幼時に調布市に住んでいた時に、一番近くにあった幼稚園がたまたまカトリック修道院による経営だったので、そこに通わされた。
それで、お弁当の前には「てんにましますわれらがちちよ、ねがわくばみなのとうとまれんことを…」とお祈りさせられて、いまでもそのへんまでは覚えている。
それで、イエスズさまやマリアさまは、なんだか知らないけれど偉い人なんだなと、幼心に思っていた。
自分は過去生で、イスラエルあたりに住んでいて、もしかするとクリスチャンだったこともあるのかもしれない、などと妄想している。
かつてイスラエルに4回ほど行って、エルサレムの「ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)」やベツレヘムの生誕教会も訪れたことがある。
生誕教会では、デジャヴュみたいな感覚を覚えた。
かなり衝撃的だった。
もしそうだとすれば、「縁」によって導かれて今生でもイエスさまやキリスト教に接する機会があったということがあるのだろうか。
それは不確かだが、人間は過去生の経験からの「縁」で、今生で住むところや旅するところが影響されるというのも、あるだろうと思う。
かつて社員だった企業では、イスラエルのシステムを販売していた関係で、イスラエルへ4回行ったのも研修目的だった。
自爆テロが起きた直後でも、好き好んで危険な国へ行く私のことを、同僚からはかなりおかしな奴だなと思われていたようだ。
あの頃、一緒に仕事をしていたユダヤ人のエンジニアや営業マンたちには、「メリークリスマス」などとはもちろん言わない。
ユダヤ教徒にとっては、イエスなど嫌悪する存在でしかない。
そのため、「Greetings of the season」などとカードに書いて送っていた。
今日もFacebookで、同様の挨拶をしていた。
私のFB友には、ユダヤ教徒やムスリムもいるからだ。
いろいろ書いてきたけれど、海外に友人がいる人々は、前述の宇多田ヒカルさんのように、日本のクリスマスの変な習慣などを話すと、「日本人って変だな」と思われてしまうかもしれない。
しかも、実際はイエスなんて嫌いという人がそういうことをやっているとしたら、ますます変な目で見られるだろうか。
私がいちばん「変」と思う日本のクリスマスの習慣。
それは、女子の「クリスマス彼氏」
もう笑うしかない。
上記のようなことに比べたら、日本で習慣はちょっと変だけど、家族でクリスマスを祝うぐらいは多めに見てほしいなと思う。
日本にキリスト教が伝来したのは、フランシスコ・ザビエルの時代だと思われている。
だが、それは本当は違うらしいと思っている。
長年の「探求」の結果として、古代からイエスの教えが「秘密裏に」日本に入り込んでいたのではないかと。
それを書き始めると収拾がつかなくなってしまうのでやめておく。
もし私が考えていることが正しいとすれば、日本の神道や仏教や文化には、愛とか慈悲といった「イエスの教え」が密かに取り込まれているのかもしれない。
そのへんのことは、私「ライフワーク」の一つとして探求していることだ。
私はクリスチャンではないが、イエスさまの教えには少なからず影響を受けたという話でした。
前述の、古代日本に基督教が入り込んでいたという件。
たとえば私は以前にYouTubeの「Lost Tribes」シリーズの動画をつくっていて、下記の秦氏に関する動画を見ていただけると、少しは理解していただけるかもしれない。
Lost Tribes #4 Hata Clan & Christianity イスラエル10支族:秦氏とキリスト教
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【今日の食卓】サルちゃん初の自作ケーキ。スポンジ、ホイップ、苺、キウイ、缶詰のマンゴーとパイン等を購入し、原価は2000円位かな。市価推定4000円以上?今後は全て自作に決定。Saru's first hone-made Christmas cake.
初めてにしては結構おいしかった。
以下はメモ的に書いておく。
原価の合計は2000円ぐらい。
内訳を、だいたいの価格で示すと、以下のとおり。
- スポンジ(6号):500円
- ホイップクリームx2:400円
- 苺:400円
- キウイ:300円
- パインとマンゴー缶詰:200円
- 飾り:200円
他にレディーボーデンのバニラアイスクリーム(300円位)を買ったのだけど、サルちゃんが使うのを忘れた。
スポンジの上にスライスしたアイスを乗せようと思っていたのだ。
子供たちは、ケーキも生クリームも嫌いなので。
今後は家族の誕生日にも毎回自分で作ると行っている。
うちにはオーブンがないけれど、今度買ってあげればスポンジケーキくらい簡単に作れるようになるでしょう。
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