今日、残念なお知らせが届いた。
Amazon Japanが、これまで送料無料だった商品に送料を追加することになった。
アマゾンは2010年に、全商品配送料無料化を実施した。
それ以前に戻ることになる。
この送料改定は、今日2016年4月6日付で発表された。
まったく事前の通知なしに、突然に送料無料サービスを終了したようだ。
ただし、Amazonが発送する書籍については、これまで通りに送料無料となる。
また、プライム会員は、引き続き送料が無料となる。
これはプライム会員の囲い込み目的ではないか。
このニュースを見て、すぐにそう思った。
このことは、Amazonをライヴァル視する通販システムにとっては、またとないビッグニュースだろう。
私を含めて、これまでAmazonどっぷりだった非プライム会員は、二者択一を迫られる。
プライム会員になるか、またはAmazon以外の通販を利用するか。
ロケットニュースの沢井メグ記者も、同様の思いのようだ。
私にとっても、これはかなりショックなニュースだった。
私なんて、Amazonがなかった頃からAmazonを利用していたんですよ。
元SEのくせに、非論理的な表現を使うなって?
では論理的に言うと、Amazon Japan法人が存在する前から、Amazon(米法人)を利用していました、ということ。
Amazon.comが創業して間もない1996年か1997年頃から、すでに利用していたと思う。
1995年に、のべ1年半働いていたジャワ島から帰国した。
すると、世はインターネットとやら一色に染まっていたので、焦りまくった。
これは大変と、その年にホームページなるものを見よう見まねで作ってみた。
まあMacユーザーで且つSEでしたからね。
その直前の1995年夏に、アマゾンは米国で正式サービスを開始した。
かなりの先見の明と言わざるを得ない。
それを目ざとく見つけて、利用していたわけだ。
とにかく、それ以前は洋書の取り寄せというのは面倒くさくて仕方なかった。
海外の書店とエアメールでやり取りしたり。
昔話で脱線しそうなので、軌道修正。
プライム会員になるしかないか?
私自身がAmazonと決別するのは、かなりの決断が必要になる。
というのも、私は購買者だけでなく、Amazonアソシエイト(アフィリエイト)もWebサイトやブログで利用しているからだ。
考えてみると、Prime会員になると3900円取られるといっても、あくまでも年会費だ。
月額に換算すれば、たかだか325円にすぎない。
それでこれだけのサービスを利用可能になるのだから、使わない手はないではないか。
何が「これだけ」かというと…。
以下のような特典がある。
- 最速で届く「お急ぎ便」と「お届け日時指定便」が使い放題(通常は360円税込または514円税込)
- 「プライム・ビデオ」で映画やテレビ番組が見放題。
- 「Prime Music (プライムミュージック)」で100万曲以上の音楽が聴き放題。
- 容量無制限のストレージサービス「プライム・フォト」
- 会員限定先行タイムセール(30分早くアクセス可)
- 「Amazonパントリー」…食品・日用品を中心とした低価格の商品をひとつから必要な分だけ、ひと箱あたり290円の取扱手数料でお届け。
- 「Kindleオーナーライブラリー」…2万冊以上の和書と60万冊以上の洋書から、好きな本を毎月1冊無料で読める。
年会費3900円で、これだけのサービスが利用できるんなら、もう入るしかないでしょ。
なんだかもうAmazonの思う壺にハマってるというか…。^^;
うちでは、ごく頻繁にAmazonで買い物してるから、その大半に送料が加わるとなると、バカにならない。
プライム会員になれば、送料の分だけで完全に元が取れるだろう。
Amazonファミリー
また、Amazonファミリーというのもある。
これは、小さい子供(2003年以降に出生)がいる家庭専用で、後述するサービスが提供される。
年会費はいくらなのか調べてみると、どこにも書いていない。
年会費3900円だが、初年度はクーポンをもらえるから実質的に年会費が無料になるということらしい。
これは、実質的にはプライム会員に移行するということで、プライムとファミリーの両方の会費を払う必要があるわけではない。
Amazonファミリー会員になると、以下のような特典がある。
- ベビー用おむつとおしりふきのAmazon定期おトク便が表示価格より15%割引になる。
- 対象のベビー用品を5,000円以上購入の際に使える3,900円クーポンをプレゼント。
- Amazonファミリー会員限定の特別セールが利用できる。
- 一定期間Amazonプライムを利用したことがない場合、Amazonプライムを30日間無料で利用できる。
この特典は、1ヶ月間無料のお試し期間終了後にプライム会員になるという前提条件がある。
3900円分のクーポンがもらえるのは1回だけで、かつプライム会員になることが条件となる。
そして、上記のように5000円以上の買い物をした場合に限られる。
もしプライム非会員でファミリーの無料会員のままだと、ベビー用品がAmazon定期便で5%安くなる位のメリットしかない。
下記サイトによると、Amazonファミリーは年会費無料で、裏ワザを使えば永久に無料になるという。
私などはアタマ悪いから、ささっと頭に入っていかない。
ほんとにそうなのかな?^^;
龍矢や愛弥美がもっと小さい赤ちゃんの頃から、会員になっていれば良かったと、いま後悔している。
まだおむつやおしりふきは買っているから、価格次第だが、利用するかもしれない。
本当に「無料」なのか疑問が残るが、とりあえず1ヶ月無料お試しを申し込んでみた。
子供の証明書などは必要なく、申し込み時に子供の生年月日を入力する。
プライム会員とファミリー会員の違い、両方とも入る場合など、かなり複雑なので、やはりピンと来ない。
こちらのブログも参考になるかもしれない。
Amazonでクレジットカードを登録していない人は、いろいろ不便な経験をしたことがあるだろう。
自分でギフト券を買って、それで支払う手もある。
※支払い方法が限られている商品などに便利。

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