四国で、また動物の異常行動かもしれない出来事があった。
徳島県でナマズが多数出現というものだ。
徳島県でナマズ出現
5月9日に、徳島県の小川で多数のナマズが泳いでいたのを目撃した人がいる。
数十年この地に住んでいる父親も、こんなにたくさんのナマズがいるのは見たことがないと話す。
http://www.buzznews.jp/?p=2066234
写真を撮ろうとしたが、すぐに藻の下に隠れて1匹しか撮れなかったという。
下記がその写真だ。
「鯰と地震」については、江戸時代から言われているが、決して迷信ではない。
宏観異常現象としてのナマズの異常行動も多数報告されている。
拙著Kindle本『大地震の前兆集~生き残るための必須知識 《1動物編》』でも、その多くを紹介している。
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昔は、「鯰が地震を起こす」と信じられていたが、もちろんそれは迷信だ。
実際は、逆というか…。
ナマズは地震前兆としてのパルス電磁波によって起きる水中の電流に敏感なのだ。
それで、電流によって痛みを感じるのか、地震の前に暴れたりするので、非常に目立つのだろう。
1946年(昭和21年)12月21日の南海地震(M8.1)の2週間前には、高知県の長浜川でナマズの大漁があった。
ナマズといえばタイ人も好きで、私もサルちゃんが作ったナマズ料理を食べたことがあるけれど、けっこう美味しいと思った。
関東大震災や阪神・淡路大震災の前にも、ナマズの異常行動が見られていた。
あの『前兆証言1519!』でも、数件の報告が見られる。
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昭和5年(1930年)に、東北大学浅虫臨海実験所の畑井新喜司教授らがナマズと地震の関係を調べるために実験を行った。
地震の6~8時間前に、ナマズが暴れたり過敏になっていた。
この観察結果をもとに、「地震来たるべし」との予報を実験所に掲示したが、この予報の的中率は8割ほどにもなった。
宮城県立看護大学の浅野教授は、ナマズの電気感覚に関する研究を神経細胞サイズから行った。
ナマズはコイなど他の魚種にはない水中の微弱な電位差を感じる能力があり、感覚の鋭さは人間やコイなどが感じる能力の100万倍に近いことがわかった。
「理屈」が好きな人は、ぜひ池谷元伺・大阪大学名誉教授の本を読んでみてください。
ナマズについても詳しく書かれています。
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だが、今回の徳島県のケースでは、特に暴れたりしていたわけではなく、単にたくさん集まっていたというので、地震との関係は頭の中で「?」マークが付くのだ。
鎌倉市の津波想定の動画
神奈川県鎌倉市が、すごい動画を制作した。
津波のシミュレーション動画だ。
5月から市のWebサイト上で公開している。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000074376.htmlnews.tv-asahi.co.jp
これは、実際に撮影したリアルな鎌倉市の街並みの映像に、津波のCGを合成した映像だ。
鶴岡八幡宮の一の鳥居や鎌倉駅などの光景が、津波にのみ込まれていく。
これが、リアルすぎるということで、ネット上で大きな話題となっている。
この14分間の動画では、最速で地震発生から8分後に最大14.5mの津波が発生するという想定で、由比ガ浜、鎌倉駅、七里ガ浜、腰越の市内4カ所の様子を示している。
市総合防災課は「怖いと思われる方もいるかもしれないが、動画を見れば、『津波が来たら、まず逃げろ』という教訓がよく理解できるはず。動画を見て、防災意識を高めてほしい」と語る。
YouTubeの動画を下記に貼り付けておくので、見てみてください。
【注意】東日本大震災の津波の映像も出てくるので、津波に対する心的トラウマがある方はご注意を。
最速では地震発生後8分ほどで津波が襲ってくる。
あれこれ考えている暇はない。
防災放送は、どうなのだろうか?
とにかく自分の判断ででも、逃げることが大切だろう。
車は、時として却って危険。
いちばん信頼できるのは、自分の足だ。
最初は車で逃げても、咄嗟の判断で捨てる。
津波の高さは、最大14.5m。
家の2階にいたってダメだ。
マンションならば、4階よりも上。
海沿いに住んでいる人たちには悪いけれど…
東京23区内ではなくて、多摩地区に住んでいて良かった。
津波のことで悩まされる必要はない。
自分が住む街が、このような大津波に見舞われるということは、なかなかイメージできない。
だが、このようなリアルな映像を見ると、嫌でも思い知らされる。
そこが大事なところだと思う。
海沿いの地方自治体ではWeb上でどんどんやれば良いと思う。
もう、逃げまわるのは、やめましょう。
日本人は、いつもそうだ。
日本人の多くは「臭いものには蓋を」とか、「縁起でもない」ことは考えようとしない。
そして、それが現実になった時に大慌てして、パニックになる。
事実をありのままに見ることを阻害するものは?
事実をありのままに見ることができない。
それを阻害するものは、「感情」だ。
チャクラの次元の話になるが、日本人の大多数はマニプラチャクラが主体となって日々行動している。
マニプラは感情のセンターとして知られる。
良くも悪くも、日本人のものの考え方や精神文化の中心にあるのが、情緒や感情なのだ。
そういう事実をありのまま見ることができない人が災害などについて考えると、「心配」になる。
松原照子さんは、「心配するのはもうやめませんか?」と、ブログでよく書いている。
心配は、何ら創造的な方向に働かない。
創造ではなく想像(イマジネーション)で終わってしまう。
そしてまた、「心配するものは現れる」という法則がある。
「引き出しの法則」だったっけ?
引き寄せだったか。
その逆かな。
まあ、そんなものはどうでもいいけれど。
物質的な充足を引き寄せたって、何になるのって。
スピ的観点からいって、「恐怖」とは何か?
聖者たちは言う。
「恐怖は、対象物に対する『無知』から生ずる」と。
地震も津波も生の終わりも、それを深く知ろうとする努力からスタートし、深く知った時点で「恐怖」は消える。
生の終わりが怖くなくなった人間ほど、強いものはいない。
お金とか地位とか名声とか、人間の霊的成長にとってどうでも良いものばかりを追い求めていると、いつまで経っても悟れない。
津波の話が、だいぶ脱線してきたので、このへんにしておく。
地震も津波も、十分な知識をもてば怖くなくなる。
生の終わりも、同様だ。
たとえ地震で逝去したとしても、それはたまさか永遠の生命にとって束の間の休息のようなものだ。
私が派遣の仕事で働いている大田区の職場のビルの外には、標高5mの標識がある。
大きな津波が来れば、地上のすべてのものは呑み込まれてしまうだろう。
もちろん、ビルの上など高いところへ逃げ込めば、その限りではない。
海沿い数キロの地域に住む人、あるいは職場がある人は、常にリスクを伴う。
それを忘れてはならない。
特に、体を思うように動かせなくなったお年寄りがいる家庭。
あるいは、一人暮らしのお年寄り。
自分の家族内で、よく「シミュレーション」して対策を練ってください。
※こういう津波シェルターもあるけれど、効果の程は不明。
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