今日の日刊ゲンダイで、興味深い記事があった。
『「動植物」の漢字は危ない 地名に隠された“災害サイン”』と題したもの。
災害と地名の関係について書かれたものだが、私が以前にこのブログやTOCANAで書いたものよりも内容が恐ろしい。
トカナの記事は、昨年1月の「「地震で崩壊する土地」は地名でわかる!! ~阪神大震災から20年、データが語る地名と被害」というもの。
阪神・淡路大震災から20年ということで、特集的に書いている。
日刊ゲンダイの記事
今日の日刊ゲンダイの記事は、こちらにある。
ここで取材されている地名の専門家によると、現在使用している漢字の地名からその土地を判断することはできないという。
なるほど、あまり漢字にこだわりすぎてもいけないのか。
この記事で挙げられている例の一部(植物関連など)をまとめておく。
- 桜→咲く→裂ける→土地が裂ける
- 萩→剥ぐ→表面が剥がれ落ちるような崩落地
- 椿(ツバキ)→ツバケル(崩れる)→崩壊した土地
- 亀→は水などが土や岩を激しくえぐる「噛む」
- 蛇→濁流が蛇のように見えた場所
- 犬→波に浸食されて土が居ぬ→麓に帰った場所
- 猿→ザレ(礫)→崖状の地すべり地や滑った土地が去った
地名は災害史データベース
また、2年前の広島の水害で土砂災害が起きた土地は「蛇落地悪谷」と呼ばれていたが、これは水が蛇のように落ちるという意味だという。
地名に植物や動物が入っているからといって、必ず過去の災害に由来するとは限らない。
たとえぱ私が住む小平市花小金井は、江戸時代から関東随一の桜の名所とされたので「花」が付いた。
自分が住む土地を自分で調べてみると良いだろう。
やはり地名というのは非常に重要なものだ。
土地が売れるからなどの理由で勝手に変えてはいけないだろう。
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今日は4つもブログ記事を書きました。
あー疲れた。
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