今日は、久しぶりに松原照子さんの世見を題材にする。
また、ブログ『幸福への近道』の有料コンテンツである月刊SYOの8月号が昨日出たばかりなので、それも差し支えない範囲でチラッと紹介する。
まずは、2016年8月1日の『関東もよく揺れています』と題した世見から。
地震に関連したことがメインとなっている。
地図を触っても覚悟しなくてはとの思いになります。
2008年~10年にかけて宮城はどのくらい揺れたのだろうかとフッと思ってしまいました。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」、2016/08/01より)
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東日本大震災前の3年間で宮城県でどのくらい地震があったか?
フッと思ったということは、不思議な世界の人々が顕著な傾向があると知らせてくれているのかな。
なんだか自分に質問されているような気がして(笑)、調べてみた。
気象庁のデータベースを利用して、2008/01/01~2010/12/31の3年間に、宮城県で起きた地震を検索する。
日本で起きたM4.0以上、最大震度4以上の地震で、宮城県で震度3以上を記録したものを抽出した。
まず、比較対象として、その前の3年間ということで、2005/01/01~2007/12/31の機関を検索。
すると、13件見つかった。
次に、2008/01/01~2010/12/31で、同じ条件で検索。
すると、2倍以上の28件あった。
両方の3年間のデータを比較して、気がついたことがある。
2005年~2007年には、宮城県の内陸地震は1回しか起きていなかった。
だが、2008年~2010年には、13回ほど起きていた。
これは、けっこう顕著な傾向かもしれない。
また、海溝型地震にしても、宮城県周辺の沖合での地震が増えていたことがわかる。
松原さん(というか後ろの人)は、このことを指摘したかったのだろうか。
やはり、巨大地震の前には、周辺で中規模以上の地震が増えるということなのかもしれない。
だが、これはたまたまそうなったのかもしれず、他の大地震についても検討したいものだ。
注意すべきエリア
やはりよく揺れていました。
千島海溝 日本海溝も気になる場所です。
(松原照子、同上)
特に注意すべきは、千島海溝でしょうね。
木村政昭さんだけでなく、そろそろ大きなのが来てもおかしくないということで、地震学者から注目されている。
東日本大地震で目にした光景の津波。
いつ又この日本列島を襲うのかわかりません。
『月刊SYO』8月号にも書いているのですが、茨城沖、千葉沖はとても気になっています。
茨城 千葉 埼玉 群馬 栃木 東京 神奈川と揺れやすい場所が広がっている気もしています。
(松原照子、同上)
月刊SYOより
地震データベースを調べたりしていたら、時間がなくなってきてしまった。^^;
月刊SYOについては、ちょっとだけ。
阪神・淡路大震災の体験談のようなことも書かれている。
そして、2011年3月11日。
大津波。
そして、原発事故。
人は学べない生物かもしれないと世見者は書いている。
まったく同感だ。
吉永小百合さんとか、本当に勇気ある人たちだけでしょう?
テレビで堂々と発言しているのは。
「これほど地震の多い国で原子力の発電というのは止めて欲しい。もうサヨナラ原発にして欲しい」と。
M6クラスも注意
地震の話に戻って…。
茨城沖、千葉沖、三陸沖。
南関東はM6クラスが来てもおかしくないと。
このへんにしておきます。
関東だけでなく、日本中もうしばらく注意しましょう。
しばらくって、いつまで?
3.11の巨大地震の後では、貞観地震とか慶長地震とかのように、一連のシリーズとして、数十年単位で注意が必要でしょうね。
※やっと注文した。これは見逃せない。

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