探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【地震】過去の四国~紀伊半島の地震の数が昭和南海地震の前よりも多くなっている


昨日2017年2月8日3:19に、四国沖でM4.2の地震が発生した。
南海地震南海トラフ地震)の想定震源に近いこともあって、ちょっと気になるので、あることを調べてみた。


1946年12月21日に発生した昭和南海地震の前と現在との、有感地震の回数を比較したいのだ。
その結果は、興味深いものだった。
それを報告したい。


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発生時刻:2017年2月8日 3時19分頃
震源地:四国沖
最大震度:震度2
緯度:北緯 33.4度
経度:東経 134.7度
震源マグニチュード M4.2
深さ:約40km

 

昭和南海地震の過去1年半の有感地震

昭和南海地震は、1946年12月12日4時19分に発生したM8.0の地震だ。


幸いにして、気象庁の震度データベースでは、1923年以降の日本で発生した有感地震のデータが検索できる。
昭和南海地震の前に遡って、検索結果が100件以下になるように調整して、大地震前の1年半の範囲で検索してみた。
震源の範囲は、徳島県和歌山県(内陸、沖合)を指定した。


結果は、下記の通り、21件が見つかった。


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下記の震源マップで、「1946」とあるのが昭和南海地震震源だ。
適当にセットしているので、位置はアバウトだ。


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このうち、最大規模は1946/05/10の和歌山県南方沖M5.4だ。
南海地震震源のちょっと北の沖合が震源だ。

現在から過去1年半の有感地震

次に、震源は同じ条件で、今から遡って過去1年半に発生した有感地震を検索してみた。
すると、94件も検索された。


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これは、どういうことだろうか?
東日本大震災の影響による地殻変動がまだ続いているために、これだけ多くなっているということ?
あるいは、「次の南海地震」が近づいているということ?


実際はそんな単純なものではないだろうが、気になることが残る。
紀伊半島の和歌山県北部で、内陸地震が集中していることだ。
これは今に始まったことではなく、数年前から見られていたことだ。
検索件数がこれだけ多い主な原因のようだ。


ちょうどこのあたりは、中央構造線が通っているところ。
もちろん海溝型地震活断層地震は性質が異なるが、どういうことだろうか。


今度は昭和東南海地震の方も、同様に有感地震を検索すると、何かしら見えてくるものがあるかもしれない。
今日は時間がないので、後日やることにしたい。


バイブル。古書が無くなったらもう知らない。

南海地震は予知できる―地震が残した証拠品

南海地震は予知できる―地震が残した証拠品


昨日の記事で書いたように、昨日は頭痛体感(?)でダウン。
今朝は頭痛が少し残っていて、念のため休みを取った。
今はもう抜けている。
早朝には「無人チャイム」も鳴って、やはり今週末あたりに関東で揺れるだろうか。


【追記】2/9 23:10

今日は、ばけたんの点滅も多い。
気がついたものだけでも、書いておく。

10:10、赤点滅
21:41、赤点滅
22:35、赤点滅
23:02、青点滅

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