今日TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
2月に入って初めての記事だ。
『【決定版】巨大地震発生確率ランキングTOP10! 熊本地震・鳥取県中部地震の次に動く活断層はここだ!!』と題したもの。
産総研(産業技術総合研究所)による、大陸プレート内地震(活断層地震)の発生確率が高いものからベスト10(ワースト10)を紹介したもの。
昨年は熊本地震(4月、M7.3)と鳥取県中部地震(10月、M6.2)という2つの大きな活断層地震が起きた。
では、次は日本のどこで揺れるだろうか。
第10位:根来断層(和歌山県) …… 発生確率7%
和歌山県北部を走る和泉山脈南縁区間の平均活動間隔は約1100〜2300年とされ、今後30年以内にM7.6〜7.7クラスの地震が発生する確率は最大14%に達する。
第9位:紀伊水道(徳島県)…… 発生確率8%
阪神・淡路大震災から22年を迎えた今年1月17日、大阪府内各地で大規模災害を想定した訓練などがあった。
大阪府の訓練では、紀伊水道沖を震源にしたマグニチュード9.1の地震が発生し、最大で震度6強を記録し、家屋倒壊や火災が相次いだほか、沿岸部全域に津波が到達するとの想定だった。
第8位:茅野断層(長野県)…… 発生確率8%
これは父方の先祖の地である諏訪の話なので、他人事ではない。
糸魚川静岡断層線(糸静線)の一部だが、ここが大きく動く結果として、日本列島が分断する大災害になるという予言もあると書いた。
これは、松原照子氏と長田明子氏の予言だが、松原氏の「魔の水曜日」の予言は、本人は現在は起きないだろうと否定的だ。
第7位:武山断層(神奈川県)…… 発生確率9%
ここが揺れると、市内ほぼ全域で震度6弱以上の強い揺れが見込まれている。金沢区内では、泥亀や瀬戸、洲崎町、柴町などで震度7を観測する恐れがあるという。
さらに被害想定では、液状化の可能性も指摘されていて、首都圏で大きな被害が予想される。
第6位:饗庭野(あいばの)断層(滋賀県)…… 発生確率10%
最新の活動は3000年~2400年前と考えられている。
串田嘉男氏の地震予測は、何度も延期されたことで有名になってしまったが、数年たっても起きないことで、本当に起きるのかと疑問視する声も大きいい。
第4位:北武(きたたけ)断層帯(神奈川県)……発生確率12%
第3位:衣笠断層帯(神奈川県)…… 発生確率13%
この2つも第7位の武山断層と同様で、一度動くと首都圏で甚大な被害が予想される。
三浦半島はワースト10の中に3つもの活断層が入っていて、怖い。
私は2012年に「まぼり つなみ」の幻聴があった。
三浦半島の馬堀海岸だ。
また2013年には平和島の観音様で地震鎮静を祈っていて、「さがみ」という幻聴があった。
神奈川県で大地震または津波が来るということか?
第2位:五条谷(ごじょうや)断層(和歌山県)…… 発生確率16%
2/11のこのブログの記事で書いたように、和歌山県北部で数十年来続いている微小地震は何を意味するのか。
不気味ではある。
tankyu.hatenablog.com
第1位:牛伏寺(ごふくじ)断層(長野県)…… 発生確率25%
ここの糸静線の部分が動くと、もっとも恐ろしいことになりかねない「地震の火種」だ。
同じ糸静線の長野県神城断層地震(2014年)はM6.7だったが、M8前後となればケタが違ってくる。
…というわけだが、みなさんの住む地域にも活断層があるだろうが、いまいちど発生確率を調べてみてください。
トカナで強調して書いたように、たとえ0コンマ数%の確率であっても、「起きる時には起きる」のだ。
それは、阪神淡路大震災や熊本地震が物語っている。
- 作者: 千葉達朗
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 大型本
- 購入: 4人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: 活断層研究会
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1992/08
- メディア: 大型本
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (2件) を見る