一昨日3月12日のMAG2NEWSの記事に目が止まった。
下記の記事だ。
東京大学名誉教授・村井俊治氏によるJESEA(地震科学探査機構)のメルマガ『週刊MEGA地震予測』の最新の地震予測を紹介したもの。
また、3/10掲載の『日刊SPA』でも、村井氏が取材されている。
ここで、村井氏が現時点で最も地震に警戒すべきエリアとしているところを見ていくことにする。
『日刊SPA』の最新号で取材された際の記事のタイトルが「いま日本中のどこで大きな地震・火山噴火が起きてもおかしくない状態」だ。
ここで、村井氏はこう語る。
いま日本中どこで大きな地震・火山噴火が起きてもおかしくない状態。最近では熊本で震度7を超える大きな地震(2016年4月14日・16日)が発生。それが波及したのか、鳥取でも地震(10月21日)がありました。
(日刊SPA、2017年3月10日)
nikkan-spa.jp
村井氏はまた、日本列島が全体的に南東へ動いているが、これは東日本大震災で動いたものが戻ろうとしたり、新たなひずみを生んでいるのだと語る。
以下に、特に警戒すべきエリアとされているところを挙げる。
※レベル5:震度5以上の地震の可能性が極めて高く緊急性がある。
レベル4:震度5以上の地震が発生する可能性が極めて高い
◎第1候補、南関東(レベル5)
現在は静穏化の状態であり、「もうすぐ大きな地震が起きる可能性が高い」とのこと。
ここでは、小田原と三浦半島のプライベートに設置された電子観測点で異常が見られる。
伊豆諸島の三宅島・大島は隆起、新島・式根島は沈降で不安定な状態。
駿河湾沿いが沈降、三浦半島が他とは違い、南南西に異常変位しているとのこと。
◎第2候補、北海道(レベル4)
昨年12月に、隆起と沈降の高さに一斉に異常変動が見られる。
また、えりものプライベート電子観測点のデータに異常が見られ、大きく南西に変位しているとのこと。