今日3月27日朝、栃木県那須町湯本の那須温泉ファミリースキー場で雪崩が発生した。
栃木県内の7つの高校から登山講習会に参加していた団体が雪崩に遭い、生徒数名の命が奪われた。
また、今日は福島県の山岳地帯でも雪崩が起こった。
じつは、このような雪崩や地震の災害リスクがある土地を調べるスマホアプリがある。
それを紹介する。
「ここ大丈夫?」
そのアプリは、「ここ大丈夫?」というフリーのもの。
ユースエンジニアリングが1ヶ月ほど前にリリースした。
これで、ある土地の「洪水浸水」「がけ崩れ」「土石流」「地すべり」「雪崩」「地震」の6つの災害危険度を知らせてくれる。
私も早速、Zenpad 7.0(ASUSのミニタブレットPC)にインストールしてみた。
開くと、デフォルトで自分がいる場所のマップが現れる。
ブログ用。「ここ大丈夫?」というスマホアプリを入れてみた。ある地域の、6種類の災害の危険度を教えてくれる。うちをやってみたら、「地震」だけが「注意」と。ギクッ。
自分が住む土地の危険度は?
さっそく自分が住む東京度小平市花小金井をチェックしてみると、「地震」だけが「安全」でなく「危険」と出た。
ギクっ。
「詳細」ページを見ると「この地域で、今後30年以内に震度6弱以上が発生する確率」が「44%」と表示された。
そして「震度6弱:立つことが難しく、家具が倒れたりします。木造住宅の中には倒壊するものも…」とある。
「なぜこんなに高い確率が?」と思って、ちょっと離れたところにある公園を調べてみると、うちとまったく同じだった。
次に、隣の市の西東京市のある地点を見てみると、やっぱり同じく「地震」だけが「危険」となっている。
どうも、この土地の地盤がどうのこうのというのではなく、もっと大雑把な区分けによるもののようだ。
ちょっと安心した。
雪崩が起きた栃木県のスキー場は?
次に、今朝雪崩が起きた「那須温泉ファミリースキー場」を見てみる。
すると、うちと同じく、「地震」だけが「危険」と出た。
「雪崩は危険じゃないんかい?」
まあ、これも大雑把な地域分けによる判定だとすれば、こうなっても不思議はないかもしれない。
「あんまり役に立たない」と思う人もいるかもしれない。
だが、それでも大きな区分けによるある地域での災害危険性を認識するには良いかもしれない。
◎「ここ大丈夫?」
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