今日は、昨年2016年4月14日21時26分に熊本地震(前震、M6.5、最大震度7)が発生してから、ちょうど1年たつ。
それに関連して、ある人から提供された情報を。
今年2017年4月17日~23日は、「第58回科学技術週間」となっている。
これに合わせて、茨城県つくば市の独立行政法人や企業・大学など計36の研究機関・施設が一般公開される。
普段は公開されていない研究施設が市民に公開されるチャンスだ。
機関中は、無料循環バスが出ていて、各施設を周ることができる。
また、この1周間は、つくば以外でも全国各地の科学私設などでイベントが行われる。
つくばのイベントの中で、地震・防災関連のものを紹介する。
筑波研究学園都市 科学技術週間 研究機関一般公開
冒頭の写真は、地震体験車(?)。
今年開催されるものではなく、Webで拾ったもの。
同様の地震体験は、どこかで行われるようだが、見つけられなかった。
各機関の一般公開は、科学技術週間中毎日行われるのではなく、機関ごとに日にちが決まっている。
事前に予約が必要なところもある。
基本は、入場無料となっている。
科学技術週間関連イベントの、つくば版ガイドブック(PDF)は下記のところからダウンロードできる。
この中には、無料循環バスの時刻表などの情報もある。
stw.mext.go.jp
以下に、地震・災害・防災に関係した施設の一般公開・イベントを行うところを紹介する。
地質標本館
4月4日(火)~6月4日(日)2017年春の特別展/地震・活断層巡回展「活断層地震に備えよう」
www.gsj.jp
気象庁気象研究所
一般公開:4月19日(水)
施設の公開(気象や地球環境、地震火山などの研究の紹介など)
特別講演(11:00~12:00):「平成28年熊本地震の実像--熊本地震に関する気象研究所の取り組み」
気象庁気象研究所|トピックス|科学技術週間一般公開
防災科学技術研究所 ほうさいミュージアム
一般公開:4月23日(日)
自然災害や防災に関する資料を収集し、これらの整理・保管と情報発信を行う機関。中高生以下を対象とした自然災害、防災、地球科学に関する小説、コミック、ビデオ、かるた、紙しばい、教科書などを公開。
長周期地震の揺れを体験できる「地震座布団」というのもあるそうだ。
www.bosai.go.jp
地図と測量の科学館(国土地理院)
企画展「地震災害を考える」
3月10日(金)~6月25日(日)
地図と測量の科学館|国土地理院
また、つくば以外の各地でも、興味深いイベントを開催するところもある。
たとえば、箱根の神奈川県温泉地学研究所では、下記のような一般公開・イベントがある。
◎神奈川県温泉地学研究所(箱根登山鉄道・入生田駅)
研究員が施設案内を行うほか、地質、温泉、地下水、地震・火山に関する質問に答える。火山活動などに関するミニ講演会も。
www.onken.odawara.kanagawa.jp
これを紹介している私自身は、執筆などで日程的に行けるかどうかわからないが、災害・防災関連以外にも、子供たちにとっても興味深いイベントが探せばあるだろう。
全国各地でどのようなイベントがあるかは、下記ページのPDFに情報がある。
stw.mext.go.jp
今日の体感など
今日は自宅でセミ鳴きの耳鳴りがメッチャ強く続いている。
また、ばけたん点滅も何度か見た。
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