4月27日、政府の地震調査研究推進本部が、自分の家が大地震で被害に遭う確率を調べる予測地図を公開した。
J-SHIS 地震ハザードステーションの「全国地震動予測地図」というもの。
Web上で住所によって検索することによって、特定の場所で「震度○」の地震で揺れる確率が色でわかるようになっている。
早速、自分が住む「東京都小平市花小金井6丁目」を検索してみた。
下記のマップは、「主要活断層帯」+「全ての地震」+「30年震度6強以上の揺れに見舞われる確率の分布図」を選択して表示されたもの。
東京の中心部はいちばんヤバイ
このマップの色分けで、最も濃い赤は26%~100%、濃いオレンジ色は6%~26%、薄いオレンジ色は3%~6%、もっと薄いオレンジ色は0.1%~3%、黄色は0%~0.1%となっている。
私が住む花小金井6丁目は、濃いオレンジ色の部分で、6%~26%の確率だ。
つまり、30年以内に震度6強以上で揺れる確率が、6%~26%あるということ。
東京都23区内の東半分くらい、そして千葉県を含めた東京湾の海沿いあたりは、最も高い26%~100%の確率で揺れるとなっている。
いつも警告しているように、このあたりがいちばん危険度が高いということだ。
これが、首都直下地震を含めた主要な大地震での危険度となる。
次に、「主要活断層帯」+「全ての地震」+「30年震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図」と、震度を1つ落としてみた。
その結果が、下記のマップ。
これを見ると、うちのあたりも最も高い確率である26%~100%で、震度6弱以上の揺れに襲われるということになる。
震度6弱といっても、おそらく私がこれまでの人生で体験したことのない揺れだ。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生時には、私は自宅にいなかったが、うちを含めた東京都の東部分は震度5弱の揺れだった。
西半分くらいは震度4だった。
また、同様に「30年震度5以上の揺れに見舞われる確率の分布図」に設定した結果のマップが下記の通り。
東京周辺のほとんどが真っ赤っかになり、30年以内に震度5の地震が起こる確率は非常に高いことになる。
やはり軟弱地盤の土地は怖い
このサイトでは、他にも色々な形でマップを表示できる仕組みになっている。
ためしに、「表層地盤」というのが気になって、それに切り替えてみたのが下の図。
ここでは、「微地形区分」によって詳細に色分けされていて、私が住む花小金井地方は、凡例を見ると「ローム台地」となっている。
これはおそらく、むかし富士山が噴火して火山灰が降り注いだ関東ローム層により形成された台地ということだろう。
専門サイトで見ると、よくしまった砂礫・硬い粘土からなり、良好な地盤が多いと解説されている。
東京23区の西側から小平市あたりにかけての「谷底低地」(黄緑色)以外は、だいだいこの区分の色分けが続いている。
これに対して、23区の東側あたりは、「埋立地」「干拓地」「三角州・海岸低地」といった軟弱そうな地盤で占められている。
いつも言っているように、M7以上の首都直下地震が発生した際には、大きな被害が予測される地域だ。
みなさんも、ご自分が住む地域を調べてみてください。
下記がそのサイトです。
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明日はイオンにドゥリアンを買いに行くぞ。
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【龍矢】5年前の今頃。30代前半でまだ子供だと思っていたけれど、二人の子供を育ててすっかりたくましいお母さんになった。もう何も心配ない。5 years ago.
【愛弥美】まだ赤ちゃん的なところが色々あると思っていたら、幼稚園に入ってパンツを濡らさず帰ったり急に成長している。まだ寝る時は哺乳瓶の牛乳が欠かせないけれど。Ayami growing-up day by day.