今日5/2の3:20頃、桜島の昭和火口で噴火が起きた。
噴煙の高さが火口から4000mに達し、その後も噴火が連続し、鹿児島市内で灰が積もった。
4月29日、フィリピンのミンダナオ島南方付近でM6.8の地震があり、フィリピン海プレート上での地震・火山噴火に注意が必要と書いた。
その直後の桜島の噴火だった。
また、昨日5/1に、米国アラスカ州とカナダのブリティッシュコロンビア州の国境付近で、M6.1ほかM6クラスの地震が相次いで発生した。
そのことについても触れることにする。
フィリピン海プレートの動き
下記のGoogleEarthのマップでは、日本の主要な火山をピンマークで示している。
今日噴火した桜島と、先日から群発している大隅半島東方沖の震源を丸で囲んでおいた。
これを見て興味深いのは、火山の位置というのが、ちょうどフィリピン海プレートが大陸プレートの下に沈み込んでいるあたりを列をなして並んでいるように見えること。
こうした観点から見ると、フィリピンの地震も桜島もアラスカの地震も、「環太平洋火山帯」あるいは「環太平洋地震帯」の活動が活発化しているという見方で捉えられるかもしれない。
実際、リング・オブ・ファイア付近での地震が多発しているように思われる。
そろそろ日本周辺でも大きめの地震が起きても不思議はない?
そんなことを思わせる流れになっている。
上で「環太平洋地震帯」という言葉を使ったが、ここでは、世界で起きる浅発地震の8割~9割、そして深発地震のほとんどがこの一帯で起きている。
なので「火山帯」は「地震帯」でもあるのだ。
GWあたり、注意しましょう。
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動画もあります。
saruchan.hatenablog.com