【地震】7/27 17:45岩手県沿岸南部でM4.3地震～宮古市のクマ出没は前兆か？他のクマ前兆も - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

さきほど、7/27 17:45に岩手県沿岸南部でM4.3、最大震度3の地震が発生した。
この地震の前兆現象として、「クマの出没」があったかもしれないので、検証することに。

発生時刻：2017年7月27日 17時45分頃
震源地：岩手県沿岸南部
最大震度：震度3
北緯：39.0度
経度：東経 141.7度
震源：マグニチュード M4.3
深さ：約70km

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このところずっと言っているが、これも太平洋プレート境界付近で起きた地震ではあるが、規模は小さいので、これだけを取り立てて紹介するほどの地震ではない。
だが、前述のように動物の異常行動があった可能性があるので、検討したい。

昨日7/26の12:10頃に、岩手県宮古市重茂の重茂小学校の近くで、クマが出没するというケースがあった。
小学校から100mと近距離の県道で、同級生と下校していた小学校1年生の女の子が、突然現れたクマに体当たりされ、転倒した。
体長1mほどのクマは、そのまま山の方へと逃げた。

熊ちゃん、いったい何をやりたかったの？
クマ出没ケースの多くでは、今年はドングリが不作で里に出てきたのだとか、そういう理屈付けをされることが多い。
では、この事例では、お腹がすいたクマが里に降りてきて、女の子がいたから食べたくて、体当りしました…とか？

下記のGoogleEarthのマップに、前述の今日の地震の震源と、クマ出没地点を記した。

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クマ出没地点は、地震の震源から約80km北のところだった。
自分のこれまでの動物前兆の研究から、M4.3の地震の前兆ならば、この距離は十分に範囲内だといえる。

クマの行動を説明するのは困難だが、たとえば地震前兆のパルス電磁波によって撹乱されて、異常な精神状態だったという可能性は？

もう一つ、最近の地震の例を紹介する。
ちょっと前になるが、7/12 2:36に、茨城県南部でM3.4、最大震度2の地震が発生した。

発生時刻：2017年7月12日 2時36分頃
震源地：茨城県南部
最大震度：震度2
緯度：北緯 36.1度
経度：東経 139.9度
震源：マグニチュード M3.4
深さ：約50km

これは規模からいって大した地震ではないが、後述するようなクマの前兆があったかもしれないので紹介する。
ソースは、下記のクマ出没情報ブログのデータ。

まず、2017年7月11日、埼玉県本庄市児玉町河内で、クマが目撃された。
同じ7月11日18時30分頃、埼玉県飯能市吾野の林道で、体長約80cmの動物が1匹徘徊していたのが目撃された。
薄暗い中だが、歩き方などからクマと思われるという。

前述の地震と上記2件のクマ出没の地点を下記のマップに追記した。

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本庄市と飯能市のクマ出没地点は、震源から約60km～70kmほどの距離だった。
この場合も、M3.4の地震の前兆としては、あり得る距離だろうと思う。

日本でのクマ出没ケースのすべてが宏観異常現象としての地震前兆であるとは限らず、むしろそういう場合があっても全体の中では少数かもしれない。
今回の3例も、すべてがそうだと確言はできないが、可能性が高いと判断して紹介した。

特に埼玉県のようにクマ出没の頻度があまり高くないところでは、地震前兆かどうかの判断が比較的しやすいかもしれない。

歴史を通じて大地震が頻発するカムチャツカ半島では、「クマが冬ごもりの穴から抜け出すと地震がある」という言い伝えがある。
クマの場合、むしろ冬季の冬眠状態のはずのときに洗われるケースなどは、地震に要注意となる。
それは他のヘビなどの冬眠する動物でも同様だ。

人間並やな。