8月8日に発生した中国四川省・九寨溝地震(M7.0またはM6.5)に、前兆現象があったという。
それを紹介し、宏観異常現象かどうかを検討したい。
一つは「地震雲」であり、もう一つは鳥の大群の夜間の乱舞だ。
まず地震雲だが、地震があった8日の昼間に撮影されたのが上記の写真だという。
中国メディア『大紀元』の記事にあるもので、撮影地などの詳細は不明だ。
www.epochtimes.com
上記の写真だけだと、本当に地震の前兆雲だったかどうか、判断が難しい。
ポイントのひとつは、この雲が傾斜している方向に震源があったかどうかだろう。
夜間に鳥の大群
次に、地震発生直前(3分前?)に高速道路上で撮影されたと思われる動画。
下記の写真はキャプチャしたものだが、夜間なので鳥の姿ははっきり捉えられていないが、無数の黒い物が写っている。
下記のYouTubeに動画があるが、9秒間だけの短いものだ。
撮影された場所は、北京のようだ。
ネット上の一部では、地震発生後に鳥たちが驚いてパニック状態になっているのだという記述も見られる。
どちらが正しいのかわからないが、見たところは、たしかに尋常ではない鳥たちの異状だと言える。
以上の2件、後日更に情報が入れば紹介することにしたい。