【9/1防災の日】
みなさん、上記の2冊のうち1冊買うとしたら、どちらを買いますか?
自分は絶対的に左ですね。
いつも書いているけれど、まず何よりも「生存すること」が大事でしょう?
今まで、大震災の後で被災地で飢え死にしたり凍死した人は、あまりいない。
9月1日の防災の日を前にして、「本当の防災とは何か?」について考えてみます。
ものごとを客観的に見ようとせずに命を落とす
生存することが大事といっても、実際は「正常性バイアス」のために命を落としていった人は日本で数知れず。
日本人は伝統的に…なんと言えばいいかな?
「臭いものには蓋を」?
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」?
とにかく、「現実」をありのままに見ようとしない。
「感情」というものが、ありのままに、客観的に見る邪魔をする。
放射線内部被ばく検査の記事をTOCANAで書いて、本当にそう感じた。
防災の第一歩は「正常性バイアス」の否定から
「正常性バイアス」(Normalcy bias)とは、心理学用語ですが、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人間の特性のことです。
自然災害などで被害が予想される状況でも、今まで何事もなく生きてきて、今後もその延長線上で行けるだろうと考えてしまう。
そして、自分にとって都合の悪い情報が入ってきても、それを無視したり、「自分は大丈夫」と考えてしまう。
日本人の多くは、何につけても将来を憂いて心配して、あれこれ準備したり貯蓄したりするのに、本当は一番大切なこと…自分の命が助かること…については、正常性バイアスがかかってしまう。
命が助かるかどうかは多分だいじょうぶだから、とにかく被災した時のために備蓄を。
誰がだいじょうぶと言った?
冒頭に示した写真の2冊の本についていえば、大地震について、本当にいちばん需要な防災とは、「地盤の良い土地に住む」とか、そういうところから始まる。
そうではなく、東京都23区の昔は海だった軟弱地盤の土地に住んでいながら、「生き残ることは大丈夫だから、次のステップとして、とにかく備蓄を、と考える人がとにかく多い。
『首都大地震 揺れやすさマップ』
ところで、冒頭の写真の左側の本。
実は、私が住んでいる小平市のマップは載っていない。
東隣の西東京市までは載っている。
つまり、あれかな。
小平市あたりの多摩地区は、そう甚大な被害は出ないだろうから、載せていない…とか?
そういう風に考えてしまうのは、「正常性バイアス」の故かもしれない。
まあ、でも何度も書いているけれど、この辺は本当に地盤的には良い方なんです。
ただ、古い木造の一軒家なので、その点が心配ではある。
危険性があると、わかってはいても、すぐに行動に移せない。
それは、たとえば自分の家を持っている人たちにとっては、先立つものが膨大だったりする。
このマップ本は、自分たちのためというよりも、研究用に買ったんですね。
印刷物の本はすべてそうだけど、Web上のマップとかと違って、線を引いたり書き込みできる。
こういう本によって、自分が住む土地をピンポイントでチェックするだけでなく、周囲に危険な地域はないかとか、自分が通勤・通学する地域、親戚が住む地域はどうかとか、いろんな確度から調べることができる。
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もう1冊の「防災Walker」については、また後日紹介します。
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昨日の神秘三昧の記事。
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