今日10月11日5時半頃、九州・霧島山の新燃岳(しんもえだけ)で噴火が発生した。
噴煙は火口縁上300mまで上昇し、北東側へ流れた。
最近、特にリング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)で火山活動が活発になっているところが目立つ。
インドネシア・バリ島のアグン山(Gunung Agung)は、2週間前に噴火警戒レベルが最高のレベル4に引き上げられた。
現在までに、14万人以上が避難した。
10/10には、ロシア、カムチャツカ半島のシベルチ火山が噴火し、火山灰が高さ8000mのまで噴き上げた。
【マップ:下記サイトより】
www.volcanodiscovery.com
上記のマップは、日本の世界地図と異なって、非常に違和感がある。
だが、こちらが本来の欧米中心のマップなので、仕方ない。
なにしろ、この国は「Far East」(極東)の彼方にある国なのだ。
国内の火山状況
10/10の気象庁の発表によると、全国の8火山に「火口周辺警報」が出ていて、また2つの海底火山に「噴火警報(周辺海域)」が発表されている。
「噴火警戒レベル2」は居住地域の近くまで影響が出るおそれがあり、入山規制が必要なレベルとされる。
これが出ているのは、鹿児島県の桜島と口永良部島の2火山。
また、火口の周辺や居住地域の近くに影響が及びおそれがあるとされる「火口周辺警報」が出ているのは、浅間山、霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺と新燃岳、桜島、口永良部島、諏訪之瀬島、西之島と硫黄島の合計8火山となっている。
これらの注意を要する火山を見ていると、その多くは九州に集中している。
新燃岳の噴火は、2011年9月7日以来のこと。
その前年2010年3月30日に、小規模な噴火が確認された。
そして、東北地方太平洋沖地震(3月11日)の直前の1月26日にも噴火し、噴煙が上空3000mまで上がった。
この噴火は、東日本大震災の1カ月半ほど前だったが、果たして巨大地震との関係はあったのだろうか。
巨大地震の発生に先立つ火山噴火というものがあるといわれるが、これもその一つだったのかもしれない。
新燃岳噴火の後で東北で大地震が起きたケース
そこで、過去に新燃岳で大噴火があった後で大きな地震が起きたケースを調べてみた。
1716年11月9日:新燃岳噴火(享保噴火)
→1717年5月13日:宮城県沖で地震、M7.5。
1960年2月17日:新燃岳(昭和噴火)
→1960年3月21日:三陸沖で地震、M7.2。
2011年1月26日:新燃岳で噴出(準プリニー式噴火)
2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震、M9.1
こうして見ると、噴火の数ヶ月後に宮城県沖あたりで大きな地震が起きているケースがある。
たまたまそうなっただけかもしれないが。
今後、同様の対応が起きないかどうか、念のため警戒したい。
今日の地震予知記録
今日のハムスター運動量
【ハムスター】10/11朝、カウンター値:793。 少なくなった。@kokanranger 報告 #hamster #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター #地震予知
今日の体感
【体感】10/11 17:50頃、大田区の職場で、左耳閉塞の直後に強いピー音の耳鳴り10秒間くらい。翌日か2日以内くらいに発震のパターン。 @kokanranger #地震予知 #地震前兆 #地震体感
— Noya Momose 百瀬直也 (@noya_momose) October 11, 2017
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