【地震】南海トラフ地震は12月に起こりやすい？～12/4スーパームーン満月トリガーに注意 - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

今日は、12月に入ったということで、タイムリーな話題を。
過去に発生した南海トラフ地震（東海地震、東南海地震、南海地震）の中で、日付が知られているもののうち、5件は12月に発生していた。

それも、19世紀末から20世紀半ばにかけて、直近の4回の地震が12月に起きていたのだ。
これは、たまたまそうなった部類なのだろうか。

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南海トラフ地震は12月に起こりやすい？

過去に日付がわかっている南海トラフ地震（との説があるもの含む）は、13例ある。
そのうち、5例が12月に発生している。
しかも、直近の4例が続いて12月に起きていた。

以下に、南海トラフ地震（その説があるもの含む）のデータを示す。
12月（グレゴリオ暦）に発生した地震は日付を赤色にしている。

◎684年11月26日（11月29日）（天武13年10月14日）：白鳳地震（天武地震、南海トラフ全域が震源域の可能性あり） - M 8 1⁄4

◎797年（延暦16年）8月14日、南海トラフ地震があった可能性。 ⇒800年6月に富士山が噴火

◎887年8月22日（8月26日）（仁和3年7月30日）仁和地震（南海トラフ全域が震源域とする説） - M 8〜8.5津波あり。南海地震の記録だが地質調査によればほぼ同時期に東南海・東海地震も発生。

1096年12月11日（12月17日）（嘉保3年11月24日）：永長地震（嘉保地震、東海道沖の地震または南海トラフ全域） - M 8〜8.5。

◎1185年8月6日（8月13日）（元暦2年7月9日）：文治地震（元暦大地震） - M 7.4。南海トラフ巨大地震説、および琵琶湖西岸断層帯南部の活動による説がある。

◎1331年8月11日（8月19日）（元弘元年、元徳3年7月7日）：元弘地震（東海地震?）- M 7。

◎1361年7月26日（8月3日）（正平16年、康安元年6月24日）：正平地震（康安地震）（南海トラフの地震、震源域諸説あり） - M 8 1⁄4〜8.5。

◎1498年9月11日（9月20日）（明応7年8月25日）明応地震（東海道沖の巨大地震） - M 8.2〜8.4。津波。地質調査によればほぼ同時期に南海地震が発生した可能性。

◎1605年2月3日（慶長9年12月16日）：慶長地震（南海トラフ津波地震説、東海はるか沖地震説、または房総沖と南海沖の二元地震説、伊豆・小笠原海溝地震説あり） - M 7.9〜8、

◎1707年10月28日（宝永4年10月4日）：宝永地震（南海トラフ全域が震源域） - M 8.4〜8.6（Mw 8.7〜9.3）。津波。地震から49日後に富士山の宝永大噴火。

1854年12月23日（嘉永7年11月4日）：安政東海地震 - M 8.4。津波。

1854年12月24日（嘉永7年11月5日）：安政南海地震 - M 8.4。津波。

1944年（昭和19年）12月7日：東南海地震（昭和東南海地震） - 三重県沖、Mj 7.9（Mw 8.2）。津波。

1946年12月21日：南海地震（昭和南海地震） - 和歌山県沖〜四国沖、Mj 8.0（Mw 8.4）。津波。