1月19日付の「日刊ゲンダイ」に、興味深い記事が載った。
「世界中の火山が噴火の不気味…2月は“巨大地震”に要警戒」と題したもの。
世界中の火山が噴火し始めている
まず、ゲンダイの記事は、世界中の火山が噴火し始めていると始まる。
1月5日には、パプアニューギニアの火山島「カドバー島」で有史以来、初の噴火が起きて、その後もインドネシア、フィリピンの火山が相次いで噴火した。
日本では/15に鹿児島県の桜島が2度噴火した。
これらは、1/2の(エクストリーム)スーパームーンの影響かもしれない。
地震に比べると、火山の噴火のタイミングは、満月・新月からタイムラグがあるかもしれず、この点は課題事項としたい。
昭和南海地震
さらに同記事は、2月に国内で大地震が発生する可能性が高まっていると続く。
昨年7月中旬にアリューシャン列島でM7.7、1月14日にペルー(チリ)でM7.3の地震が発生した。
実は、1946年にも同じ場所で大きな地震が起きている。
その年の4月にアリューシャン列島でM8.1、11月にペルーでM7.3の地震が起きていた。
そして、その年の12月に昭和南海地震が発生した。
これは、以前から私が言っている、環太平洋の時計回りの法則に当てはまるだろう。
それならば、他にも環太平洋で大きめの地震が起きていたのでは?
そう思って調べると、やはりあった。
1946年8月4日。ドミニカ共和国で地震(M 8.0、犠牲者100人)。
1946年12月5日、台湾で台南新化地震(M6.1、犠牲者74人)。
そして、台湾の地震から2週間後の12月21日に昭和南海地震(M8.0)が発生した。
これらを時系列に並べると、ちょうど時計回りになる。
そういえば、この時はドミニカで地震が起きたが、今月10日にそこに近いホンジュラスでM7.6の地震があった。
2月に南海トラフ巨大地震???
日刊ゲンダイの記事で、武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏(地球物理学)はこうコメントしている。
いつどこで大地震が発生するのか、正確に予測することはできません。しかし、東日本大震災以降、国内で大きな地震が起きていない。16年4月の熊本地震は、東日本大震災の2000分の1程度の規模でしたから『大地震』の枠からは外れます。【中略】46年の連鎖地震と同様に、日本国内で近々、大地震が起きても不思議ではありません。
では、本当に南海トラフ地震が近いのか。
南海トラフ地震が起こる条件として、黒潮の大蛇行が起きている間は起きないということがある。
そのため、可能性としては低くなるが、そうとも言えない要因もまたある。
大蛇行は、今年春頃に終わりという予想もあるのだ。
そうなれば、南海トラフ地震が起きる条件は揃うことになる、
今後も様子をしっかりと見守ることにしたい。
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【愛弥美】幼稚園で描いた、ママと愛弥美の絵。なぜか左にバイキンマンも。先生が手伝ったとは思えないから、3歳にしては絵心ある?(親馬鹿か)。Ayami drew mom and herself.#愛弥美