今日TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
『【警告】南海トラフが各地の断層と連動、日本全土が揺れまくる「全日本大震災」が迫っている! 列島は“大地変動の時代”にガチ突入、絶望的事態』と題したもの。
これは、南海トラフ巨大地震の通常の周期とは別に「スーパーサイクル」とでも呼ぶべき大周期があって、該当する地震ではより大きな被害が待ち受けているというもの。
そして、南海トラフ以外の断層帯とも連動する可能性についても言及している。
【目次】
南海トラフ巨大地震の「スーパーサイクル」
記事で書いたように、南海トラフ巨大地震の「スーパーサイクル」とは、産業技術総合研究所の宍倉正展氏が唱えているもの。
宍倉氏は、三陸沖では500~1000年ごとに巨大津波が発生していたことを突き止め、平安時代の「貞観地震」(M8.6程度)の再来が近いことを確信した。
そして2010年8月に「近い将来に(大津波が)再び起きる可能性を否定できない」と論文で警告したが、間に合わなかった。
南海トラフ巨大地震にも、400~600年の「スーパーサイクル」があることがわかり、1707年の「宝永地震」(M8.4~8.6)が最後の超巨大地震となったかもしれないという。
2018年現在、宝永地震から311年経過した段階であり、危機は迫っていないようにも思えるが、実際はそうでもなさそうだ。
下記の過去の南海トラフ地震の表で、行頭に「◎」印を付けているのが、スーパーサイクルに該当する地震だ。
1000年周期の地殻変動の大周期の序章
京都大学教授の鎌田浩毅(ひろき)氏は、大阪北部地震について、これから発生する大災害の「序章」にすぎないとして、次に起きる「西日本大震災」を危惧する。
やはり、これからは「西」の時代に入っているということは、以前にも書いた通りであり、歴史をさかのぼっていけば、それは決して珍しいことではないことがわかってくるだろう。
本当の意味で「西日本大震災」と呼べるのは南海トラフ巨大地震であり、またそれが連動したさらなる超巨大地震だろう。
南海トラフ巨大地震の他エリアとの連動
南海トラフ巨大地震のパターンで、もっとも恐ろしい事態の一つとして、南海トラフ(南海・東南海・東海)の3領域のほかに、別のエリアと連動するケースだ。
相模トラフ
相模トラフについては、15世紀に南海トラフ巨大地震の3年前に単独で巨大地震が起き、鎌倉の大仏殿が流された。
18世紀の宝永地震では南海トラフ地震と連動して動いたが、これが前述の最後のスーパーサイクルだった。
南海トラフ+相模トラフの連動では、神奈川県を含む首都圏でも甚大な被害が発生することが想定される。
私のダウジング予測などからすると、相模トラフが連動する可能性は大いにあると考えている。
いろんな意味で、神奈川は要注意エリアだ。
日向灘
ここも、私が警戒している領域だ。
一つとしては、やはりダウジング地震予測で日向灘ではないが、宮崎県の内陸で頻繁に出るようになったこと。
言うまでもなく、ここではM7クラスの大地震が繰り返し起きている。
南海トラフとの連動では全長600km以上の断層が割れることとなり、M9弱の巨大地震の恐れがある。
琉球海溝
ここも南海トラフとの連動が懸念されていて、M9クラスとなる可能性も示唆されている。
琉球海溝が単体で動いても、八重山地震(1771/4/24、M7.4~8.7)のように巨大地震となり得る。
2012年6月21日の「報道ステーション」で、名古屋大学・古本宗充氏が「静岡から琉球海溝まで一連のものとして動く可能性が、まだ残っている」と語った言葉が忘れられない。
糸魚川―静岡構造線
このあたりからは、夢物語ではないものの、実際にそうなる可能性はかなり低くなる。
だが、神戸大学の石橋克彦名誉教授は、南海トラフと糸魚川―静岡構造線断層帯が連動し、M9クラスの巨大地震が起こる可能性を示唆している。
予言に関心がある方は、もちろん松原照子さんの「魔の水曜日」と長田明子さんの啓示が忘れられないかもしれない。
もっとも、前者は本人が否定的だが。
中央構造線
これも厳密な意味では通常の連動とは違って誘発というべきだが、南海トラフと同時期に動く可能性が示唆されている。
たとえば、17世紀の慶長大地震のときがそうだったように。
このときは、慶長伊予地震→慶長豊後地震→慶長伏見地震と、巨大地震が次々と誘発された壮絶な大災害シリーズだった。
そして、例のスズさんの夢を忘れることはできない。
2015年8月28日に見た夢の中で、誰かに「噴火はもちろんのこと、大分県北部地震、慶長地震がそのままに起こる」と耳元で囁かれたということだ。
それから8ヶ月ほどして、熊本地震が発生した。
スズさんの夢が正夢になりつつあるかのように。
熊本地震・大阪北部地震は「始まり」?
これらの連動ケースは、あくまでも可能性として警告するものだ。
だが、東日本大震災でわれわれが痛いほど学んだように、大災害というのは常に最悪ケースを考慮しておかなければならない。
6/18の大阪北部地震は、「西日本大震災」の前兆、いや、「全日本大震災」の始まりにすぎなかったのだという事にならなければ良いが。
「全日本大震災」は編集部の提案で使ったものだが、少なくとも西日本大震災は、茨城県の郁代さんが2017年3月に夢(幻聴?)で囁かれたように、すでに始まっているのかもしれない。
百瀬の体感+関東も地震に注意か
私の体感としては、7/26午後から軽く頭痛が始まって次第に強くなり、夕食はお粥で薬で収まらず。
この日はブログをお休みした。
翌日7/27もジワジワ頭痛が続いて薬でも収まらず、ほとんど知的な活動ができない状態だった。
だが、昨夜7/28は頭痛薬を飲まずに済んだと思う。
7/30(月)~8/2(木)あたりに関東近辺で中規模以上または小規模が復数回あるかもしれない。
7/28の満月+皆既月食のトリガーとなり得る期間は、その頃まで続くかもしれない。
ところで、電磁波の強さと距離の関係など、何度書いてもわかってもらえない人が多いようだ。
特に、科学的法則をまったく無視したかのような言動を取る人たち。
非難しているのではないが、体感を世の中に発表するには、もう少し小中学校くらいで習う科学的知識を持った方が良いのではないかと思えてくる。
この程度の頭痛でも、たとえば埼玉県南部とか東京都多摩地方あたりのM2クラスで終わることもあれば、宮城県沖M6クラスの大きめの地震である可能性もある。
いずれも、経験的に、ここ小平市まで到達する電磁波の強さは同等だということだ。
そもそも、「M6体感」といった表現を使う人は、このへんのことを理解しているのだろうかと、心配になってくることがある。
でも、あまりにも初歩的なこと過ぎて、本人にも聞くに聞けないみたいな。
関東あたりでも大きな地震が迫っているような情報が集まりつつあるが、これは明日以降に書くことにしたい。
…と言っているうちに揺れると困るので、西日本とは別に、東日本のみなさんも、災害の連続ですが、地震にも気をつけてください。
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