探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【予言】正月の粥占は台風21号など水害や大地震を予言していたか?~今後の大災害の可能性は?


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今日9/4昼に四国に上陸した強い台風21号は、すでに半日ほどで急速に西日本に被害をもたらしている。
今年正月に各地で行われた粥占(かゆうら)神事で、このような大水害が予言されていただろうか。
それを再度検証することにしたい。

【目次】

 

25年ぶりの強い台風

この平成30年台風21号は、非常に強い勢力を保ったままで12時頃に徳島県南部に上陸したが、これは1993年台風13号以来、25年ぶりのことだという。
四国を離れた台風は、14時頃には兵庫県神戸市付近に再上陸した。
そして四国と近畿地方で多くの建物の損害や犠牲者が出ていることは、周知の通り。


17時現在、北陸地方も暴風域に入り、非常に激しい風や猛烈な風が吹いたままで日本海に抜けた。
だが、その後も暴風域を伴ったまま強い勢力で進み、下記の図のように5日朝にかけて東北の日本海側沿岸を北上すると予想される。


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近畿地方で大きな被害

今日は午後からFacebookで、近畿地方のFB友の家のガレージが崩壊したり、トラックが横転したりする映像がたくさん流れてきた。


また、関西国際空港では、停泊中のタンカーが連絡橋に激突して破損したり、空港が浸水するなどの被害が出て、連絡橋を渡れないために足止めを余儀なくされている乗客が多くいるという。


夕方からはここ東京都小平市でも暴風が家全体にぶつかり、大地震のような大音響を轟かせていた。
関東地方は5日早朝まで大雨と大風が続きそうだ。

粥占・筒粥神事

粥占(かゆうら)とは何かについては、このブログで何度も書いているので省略する。
手短にいえば、毎年新春に各地の神社で、穀物などを筒などに入れて煮て、その煮え具合からその年の農作物の吉凶・天候・災害・世相などを占う神事だ。
神社によっては、「筒粥(つつがゆ)神事」など、さまざまな呼称がある。


超常現象研究家として50年近く霊や不思議世界を研究・探求してきた私は、特に予言に重点を置いている。
中でも、粥占は「神々による占い(予言・託宣)」であり、あやふやな人間による占いと一緒にしてはならない。


実際、毎年の特に定評ある神社の粥占では、世界的な予言者やサイキックもビックリするほどに予言された出来事が主に国内で成就する。


私が最初に関心を持ったのは、諏訪の父方の先祖の氏神である諏訪大社の「筒粥神事(つつがゆしんじ)」で、東日本大震災が予言されていたことを知った時からだった。


その後、2016年の熊本地震も現実になったことから、それを初めて下記のTOCANA記事で紹介した。

 

水害を予言していた今年の粥占

今年の粥占の結果については、このブログやTOCANAでも書いているが、今回は主に西日本豪雨と台風21号について予言されていたと思われるものを抽出して紹介する。

諏訪大社(長野県)

まずは、最も知られ注目される長野県・諏訪大社の「筒粥神事」。
毎年1月15日に行われるが、今年は全体の「世相」は、五分満点で三分五厘となり、昨年を一厘下回る結果となった。
この点だけ見れば良いことだろうが、問題はこの三分五厘というは、「三行半(みくだりはん)」を意味する“凶相”ともいわれ、東日本大震災が起きた2011年にも出ていたのだ。


7年ぶりの三分五厘に対して、権宮司は、「今年前半はよくない。注意が必要」とした上で、さらに「急な災害や天候不順に注意し、手間暇かければ最終的にはいい実りをいただける」と総評した。


その「良くない」とされた今年前半が何事もなく終わろうとしていた6月18日、大阪北部地震(M6.1)が発生した。
「このことだったのか!」と、驚いた。


だが、今年後半に入っても「急な災害や天候不順に注意」については、まだ要注意だったのかもしれない。
そう解釈すれば、今年が終わる頃には「いい実りをいただける」ことになるのだが、さてどうなるか。


いつも思うのだが、各地で行われる粥占で、今年は「良い」とか「良くない」とか託宣が出るのは、基本は「その土地にとって」ということではないか。
現在のところ、諏訪大社がある長野県では、豪雨や大地震による大きな被害は出ていないよう
だ。

千栗八幡宮(佐賀県)

佐賀県・みやき町の千栗(ちりく)八幡宮では、3月15日に「御粥試」が行われた。
今年は「秋の実りが豊かで年間を通して良い年である」と出た。
1年全般の運勢は、10段階中の「八分」と良い年になると。


だが、大風と地震は、中間の「見ゆ」、大水は「少し見ゆ」と、台風や大地震など自然災害の 点では懸念される結果となった。
「見ゆ」つまり兆しが見られるとの御神示は、6月の大阪北部地震や西日本豪雨を示唆していたのだろうか。


また、「災害はいつ起こってもおかしくない。心構えだけは必要。夏は猛暑になりそうなので注意を」との総評だったが、たしかに今年の夏は記録的な猛暑となった。
どのくらいの記録的かというと、7月の平均気温は東日本で平年比+2.8度と1946年の統計開始以降最高となり、西日本でも+1.6度で1994年に次いで第2位タイとなった。

大原八幡宮(大分県)

大分県日田市では3月15日に「米(よね)占い」または「粥だめし」が行われた。
「三隈川(筑後川上流)付近に黒いカビが目立ち、要注意」との結果だ。
地形盆で昨年氾濫した大肥川は「大丈夫そう」だが、「三隈川や串川付近の黒カビが気になる。それに火災(赤カビ)も要注意」との総評となった。


7月の西日本豪雨では、大分県内で2人が怪我、住家など13棟に全壊や半壊、床下浸水があり、道路や河川、土砂被害も相次いだ。
粥占で示された「三隈川や串川」は日田市を流れているが、この市では住宅全壊や避難指示も出た。


豪雨被害が出る土地をピンポイントで示していたのだろうか。

今年全体の傾向

今年の粥占の全体的な傾向としては、おおむね「平穏」といった結果が多かったことだろう。
前述のように、その土地では確かに「平穏」になるのかもしれないが、全国的には、そうは言えない年に既になっている。


ここで取り上げた神社は、全体の傾向に反して災害などの不穏な兆しが見えるものを紹介した。
強いてネガティブな面の傾向をいえば、現在の台風21号よりは、西日本豪雨で大きな被害を被った地域、特に九州の神社でこの水害を示唆する予言が多かったかもしれない。


毎年思うのは、西日本豪雨で甚大な被害が出た近畿地方や四国地方の神社では、あまり粥占が行われず、行われても地方ニュースなどで話題にならないようで、この点が非常に残念だ。


今回紹介した神社の粥占でも、「今年後半の方が次第に悪くなっていき災害も懸念される」という結果となったところは無いので、その点は少し明るい兆しかもしれない。

今後も災害が起きないとは限らない

もっとも、今年はまだ4ヶ月弱残っていて、台風や大地震など被害が発生する大災害が起きないとも限らない。


台風通過後のような豪雨の後では、地盤の緩みなどによって大地震が起きやすい傾向もいわれている。
ちなみに、私が仮説としている、台風が今後の地震の震源を迂回して進むという点では、台風21号は現在のところ素直な進み方で、あまり不審な動きは見られない。


南海トラフ巨大地震も懸念される中で、気を緩めずに今年の残りを過ごすことにしたい。

自然を甘く見るから被災する

この記事を一度投稿した後で、テレビのニュースを見たりして、書かずにいられないことがあるので追記する。


大阪市で、台風21号が直撃している最中の昼間に、なんと自転車で帰宅しようとしている男性がいた。
中継するアナウンサーも倒れそうになり、近くで倒れている女性もいる中を、なんと自転車をこごうとしている。
雨合羽が吹き飛ばされそうで、どう考えてもバランスを保って前へ進めるとは思えない。


呆れ果てた。
たとえ自転車でも、転倒して後頭部でも打ったら?…


平成30年7月豪雨の時にしてもそうだが、どうも呑気な人が多く見受けられる。


たとえば生まれ変わりなどを信じていて、命が果てることが怖くないという人(自分もそうだが)がいたとしても、家庭がある男性ならば扶養家族を残して逝くのは抵抗があるだろう。
永遠の生命を信じているからといって、命を粗末にして良いわけではない。

なぜ避難しなかった?

それから、こういうニュース記事を見かけた。
ウェザーニューズのアンケートによると、西日本豪雨で避難が必要と感じた人のうち、実際に避難した人は16%にすぎなかった。
全国7889人の回答者のうち、7月の西日本豪雨で「避難すべき状況にあった」人は251人いたが、実際に避難した人は41人(16%)だった。


避難しなかった人の理由としては、「家の方が安全だと思った」(49%)、「自分の周辺は大丈夫だと思った」(44%)が多かった。


いっぺん命を失ってみて、初めて気づくでは遅いのに…。
「家の方が安全」とか、多くは思い込みだろうし、「自分の経験」という狭い範囲に基づいて判断しても、その経験を超える「想定外」の事態だって起き得るのに。


やはり、われわれは大自然の中で「生かされている」という謙虚な念をもって、自然に逆らうことをせずに生きていけば、災害に見舞われる確率も低くなるのではないだろうか。


【参考】
おかゆ占い今年は?夏は猛暑、注意を 千栗八幡宮、海童神社|まちの話題,行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE
www.yomiuri.co.jp
 

今日の体感

今日9/4は、午後から強い頭痛があった。


https://www.instagram.com/p/BnTEfF7n4fn/
【体感】9/4午後から頭痛で次第に酷くなり、夕方に横になって少し寝た。「頭痛ーる」を見たら今朝から「警戒」。台風頭痛だった。 @kokanranger #地震 #地震予知 #地震前兆 #体感 台風 #LINE


その後、夕食後に頭痛薬を飲んだが、現在(21:45)も完全に収まらずにいる。
前回はおととい9/2に軽い頭痛があったが、これに対応する地震は9/5~9/6頃に起きるかもしれない。
今日の頭痛については、9/7~9/8頃になるだろうか。


また、この記事の執筆で記録できなかったが、ばけたんも夕方以降に何度か点滅していた。



https://www.instagram.com/p/BnSKFTJnfSQ/
【釈迦の霊泉】公式HPでもまだ発表がないけれど、仏舎利塔の公開が9月8日(土)の10時~15時に行われるそうです。自分は行けないけれど、次回は11月だそうで、いつか行ってお祈りしたいです。#釈迦の霊泉 #仏舎利塔 #LINE2


https://www.instagram.com/p/BnSLjGCn00l/
【愛弥美】昨夜は23時半に寝て、朝は寝不足で超ご機嫌悪かったけれど、ぼんぼんリボンの傘を持てばこの通り。Ayami with Bonbon Ribbon umbrella.#愛弥美 #サンリオ #ぼんぼんりぼん


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