今日18:19に徳島県南部でM4.1、最大震度3の地震が発生したが、予知能力者の七曜高耶さんが11月上旬に、この震源に近い中央構造線あたりが揺れる夢を視ていた。
また、この地震が南海トラフ巨大地震に繋がるものかどうかも地震予知的に見ていきたい。
【目次】
徳島県南部M4.1
今夕の四国の地震の詳細は、以下の通り。
発生時刻：2018年11月25日 18時19分頃
震源地：徳島県南部
最大震度：震度3
緯度：北緯 33.9度
経度：東経 134.6度
震源：マグニチュード M4.1
深さ：約40km
大げさに取り上げるほどの地震ではないが、南海トラフ巨大地震がいつ起きるかに注目されている時期であり、また後述する七曜高耶さんの夢もあるので、検討することにした。
七曜高耶さんの夢
ブログ「まほろばの蒼き惑星・・・宇宙の詩。」の七曜高耶さんは、今日11/25の「西日本は注意・警戒で？」と題した記事で、この地震を受けて、11月上旬に見た夢を紹介している。
２１日以前に何度か視ている夢では上の画像に描きたしてある「黄色」の線上が揺れる
可能性のある場所になっています。今更な感もしますが、ご注意下さい。
特に、夢記事にも書いてある場所、
阪神淡路大震災のあった場所は警戒で宜しくお願い致します。
中央構造線
七曜さんが書いている「黄色の線上」と言っているのは、ここでは画像を引用しないが、九州から近畿地方まで伸びている部分は、中央構造線そのものだ。
また、いまM2前後の群発地震が起きている長野の焼岳も、中央構造線からそう遠くない位置にある。
七曜さんが書いているように、やはり西日本は長期的に要注意かもしれない。
南海トラフ巨大地震前の内陸地震
四国のあたりで地震が起きると、南海トラフ巨大地震との関係が気になる人も多いだろう。
1946年の昭和南海地震の10年前以降に四国東部から紀伊水道で起きたM5.0以上の地震をプロットしたものと、比較対象として今から10年前までの同規模の地震のマップを並べてみる。
まず、下記が1937/01/01～1946/11/30のM5超の地震。
次が、2009/01/01～2018/11/22のM5超の地震。
こうして比較すると、同じ10年間でも、昭和南海地震の期間を含む昭和東南海地震発生前の10年間の方が、中規模の地震が多く起きている。
だが、これは南海トラフ巨大地震を想定するためには、あまり良い比較ではないかもしれない。
四国・紀伊半島沖の地震
もっと、南海トラフ巨大地震の震源域を含めたエリアでの地震の頻度を比較した方が良いだろう。
というわけで、昭和東南海地震の3年前以降と、今から3年前のM4.0以上の地震を比較する。
まず、下記が昭和東南海地震の3年前からのもの。
次が、今から3年前以降のもの。
こうして比較すると、同じ3年間でも、最近の方がM4超の地震が38回と、前者の22回に比べて多く起きている。
特に目立つ地震に日付を書き込んでおいた。
昭和東南海地震の前を見てみると、発生の1年前くらいになると、大きな地震が起きていない。
それを考えると、同様に「静穏期」になったときには、南海トラフ巨大地震の発生に注意した方が良いかもしれない。
南海トラフ巨大地震に注意すべき時
このように、巨大地震が「いますぐに」起きる気配はないものの、長期的な前兆らしき現象が起きたときには、警戒すべきだろう。
特に例のエルニーニョが始まった…と日本だけが言っているが、今後の動向次第で米国なども認めるほどの顕著なエルニーニョになった時には、なお注意が必要だ。
また、私の持論で行くと、現在発生中の黒潮大蛇行が終了することが発生の条件となる。
そういう意味では、「なるべく長く続いてほしい」というのが西日本に住む人々の願うところだろう。
大蛇行は少なくとも1月までは続くという予測なので、少なくともお正月は無事に過ごせそうではある。
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