探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

地震前兆・超常現象研究家の百瀬直也が地震予知・災害・防災・予言などを探求するWeb/ブログ(はてな旧サイト)




【地震予知】スーパーブラッドムーン皆既日食に大地震?+地震前兆検知器『ナマジー』を買った


f:id:nmomose:20190120201349j:plain


今日は、明日21日の皆既月食には大きな地震が起きる可能性があることを、過去データで示すのと、12年前に買った地震前兆検知器『ナマジー』を再購入したので、それも紹介する。
また、リシルさんの最新の予測も追記する。

【目次】

 

スーパームーン+皆既月食と地震

満月・新月の前後には大きな地震が発生しやすいことは、一部の科学者たちも認めているところだ。
それは月の引力が関係しているとされる。
そのため、その月が地球に最接近する時には、地震が起こる可能性が高くなるということは言えるだろう。


月の引力は、潮汐力つまり地球上の海水を少し持ち上げるほどの力を持っている。
そのため、月の引力自体が地震を引き起こすのではないとしても、歪がたまっていて今にも地震が起きようとしているところでは、トリガーとなり得るとされる。


また、皆既月食というのは、太陽と地球と月の位置が一直線になることによって起きる現象だ。
そのため、この時は月の引力はさらに強まると思われる。
そして、地震を誘発する可能性が高まるのではないか。

島村英紀氏の説

武蔵野学院大学の島村英紀・特任教授は、月食と地震発生の関係について、こう語る。

月と太陽の引力と、地震との関連性は不明な部分もあるが、最近になって、引力が強い時期に地震が多いという調査結果が報告されている。


このような月の引力は、海中だけでなく地中にも影響するという。

実は海水だけでなく、地球のなかのプレートもこの引力の影響を受けている。地球全体が引っ張られているため、体感することはないが、1日に20~30センチ、プレートそのものが引力によって上下している。プレートとプレートの間で地震が起こりそうになっているときには、その引き金を引く要因になりえる。


というわけで、やはり日食や月食の時に大きな地震が起きやすいということは、あるかもしれない。

月食前後に起きた大地震の例(20世紀)

以下に、過去100年間ぐらいに月食前後に大きな地震が起きた例を示す。

◎過去のスーパームーン・月食前後の大地震データ
※凡例:【S】=スーパームーン、【無】=スーパームーン無し


【無】1923年8月26:部分月食
1923年9月1日:関東地震(M7.9)
【無】1923年9月10日:皆既日食
1923年9月2日:千葉県南東沖(M7.3)、関東地震の余震。


1946年12月5日:台湾、台南新化地震(M6.1)、犠牲者74人。
【S】1946年12月8日:満月・皆既月食
1946年12月21日:昭和南海地震(M8.0)
1946年12月21日:千島列島(M6.9)
【S】1947年1月7日:満月


1978年3月23日12:15:択捉島南東沖(M7.0)
1978年3月25日01:22:皆既月食
1978年3月25日04:47:択捉島南東沖(M7.3)


1978年9月17日00:36:イラン(M7.7)、犠牲者1万7,000人。
【無】1978年9月17日04:04:皆既月食


【無】1986年10月18日04:18:皆既月食
1986年10月20日:ニュージーランド(M8.3)。


1988年8月21日04:39:ネパール地震(M6.8)、犠牲者1,500人。
【無】1988年8月27日20:05:部分月食


【無】1992年12月10日07:21:皆既月食
1992年12月12日:インドネシア、フローレス島(Mw7.8)、犠牲者約2,500人。


以上が20世紀の例としてピックアップしたもの。
1923年の関東地震(関東大震災)の時は、部分月食(満月)と皆既日食(新月)に挟まれた期間に起きていたのが興味深い。


挟まれている期間といえば、日食・月食は絡まないが、東日本大震災は2回のスーパームーン満月に挟まれた期間に発生した。
下記の通り、3回連続して満月がスーパームーンとなった期間中だった。

【S】2010/02/18 満月
2011/03/11:東北地方太平洋沖地震、M9.0、震度7
【ES】2011/03/19 満月 →エクストリームスーパームーン
【S】2011/04/18 満月


そういう意味では、明日から始まるスーパームーン満月も、3回連続して起こり、明日の初回は皆既月食ともなる。
1946年の昭和南海地震も、少し間は空くが、2回のスーパームーン満月に挟まれていて、1回目はやはり皆既月食だった。
こういう傾向は、あるのかもしれない。

月食前後に起きた大地震の例(21世紀)

次に、続きとして21世紀のデータを示す。

【無】2010年12月21日17:17:皆既月食
2010年12月22日:父島近海(M7.4)


2013年4月20日:中国、四川地震(M7.0)、犠牲者180人以上。
【無】2013年4月26日4:52:部分月食


【S】2014年10月8日:皆既月食
2014年10月9日:太平洋(M7.0)
2014年10月14日:エルサルバドル(M7.3)


【無】2017年8月8日03:20:部分月食
2017年8月8日21:19:中国、九寨溝地震(Mw6.5)、犠牲者25人。


【S】2018年1月31日22:27:満月・皆既月食
2018年2月6日:台湾・2018年花蓮地震(M6.4)


【無】2018年7月28日05:22:皆既月食
2018年7月29日:ロンボク島地震(Mw6.4):8月5日(Mw6.9)、犠牲者381人。


2019年1月17日:口永良部島で爆発的噴火
【S】2019年1月21日:スーパームーン・皆既月食 →満月3回連続SM
2019年1月20日:チリ中部・コキンボ(M6.7)


最後のチリのM6.7は、今日発生したものだ。
M8超の巨大地震が起きることは稀だが、それでも過去にあった。
チリでM6クラスが起きたということは、次が対角線上で揺れるパターンとなれば、日本周辺も要注意となる。


他に日食は今年2回あるが、その頃になったら地震発生データを作ってみたい。
スーパーブラッドムーン皆既日食の影響は、少なくとも週末までは続くと思われる。

ナマジーとは?

次に、『ナマジー』について。
これは、地震前兆検知器で、ナマズをイメージしたキャラクターを伴う製品だ。


https://www.instagram.com/p/Bs2hetUlVo_/
【地震予知】Amazonで、「ナマジー」4320円を買った。地震前兆検知器で、地下で発生するパルス電磁波に反応する。普段は大人しいが、顔が真っ赤になり「ボーッと生きてんじゃねーよ」と警告。12年前に初めて買ったが、今はネットワーク機能なしで単体での使用になるので注意を。#ナマジー #地震予知 #地震前兆 #地震予測 #LINE


天山プロジェクトという会社の製品で、私は2007年9月頃に1台目を買った。
この検知器の原理は、大阪大学名誉教授の故・池谷元伺氏の理論で、地震前には地中の岩石破壊によってパルス電磁波が発生し、それによって様々な前兆現象が発生するという説に基づいている。


実際には、パルス電磁波を検知するのではなく、間接的に検知する。
電波時計を内蔵していて、その時計の狂いによって地震前兆としてのパルス電磁波の発生を想定する。
そういう仕組だと思った。
なにしろ12年も前の話で、だいぶ忘れてしまっている。

ナマジー地震予知の仕組み

ナマジーは、AC電源で動作する非常に小さな製品だ。
カラー液晶画面上では、通常は「ナマジー君」がのんびりと空を泳いでいる(ように見える)。
だが、いったん前兆を検知すると、上記のInstagramで書いたように、「ボーッと生きてんじゃねーよ」と、態度が激変する。


本来は、アラートが発生すると、そのデータを天山プロジェクトの「ナマジーセンター」へ送信することができる。
それが、開発当時はガラケー時代だったので、画面に表示されるQRコードを読み取り、送る仕組みだったと思う。


だが、数年前にナマジーセンターは閉鎖または休止したようで、現在はそのネットワークシステムが働かない。


そのため、基本は単体で利用することになる。

ナマジーは地震予知するのか?

このことも、何しろ12年前の話で、忘れ去っていた。
だが、Excelでデータを記入していて、それが2009年頃まで続いていた。


f:id:nmomose:20190120212915j:plain


このデータを見ても、対応する地震の発生を細かに記していないので、これだけでは何とも言えない。
ナマジーに限らず、ばけたんとかハムスター運動量などもそうだが、関東地方ではあまりにも有感地震が多すぎて、この前兆がこの地震に対応するものだという判断が、非常に難しい。


近畿地方あたりの人が、在庫僅かの激安ナマジー君を買ってくれないかなと密かに期待したりして。


データをざっと見たところでは、地震発生までのタイムラグは、自分の頭痛体感よりは耳鳴りがあるタイミングに近いかもしれない。

激安価格で買った

2007年当時は、たしか2万円ほどしたと思う。
その後、どうもその価格では採算が合わないとなって、5万円以上に値上がりしたという事情があったと思う。
私も最初からこの価格だったら、絶対に買うことはなかっただろう。


だが、先日Amazonで地震関連の物を探していて、ナマジーの新品が激安価格で販売されているのを見つけた。
なんと4320円(プライム送料無料)で売られている。
それで、買うことにした。


ここまで読まれて、好事家の人々は自分も欲しいと思うかもしれない。
だが、前述のような使用上の制限などがあるので、購入はよく考えてからにしてください。


とはいっても、この記事を書いている時点で残り7点なので、このブログ記事を公開してしまうと、品切れは時間の問題か?
もう一つの出品者の方は、送料込みで1万4千円もする。
購入は下記バナーから。


天山プロジェクト 地震前兆検知器 ナマジー namazy Ver1.25

天山プロジェクト 地震前兆検知器 ナマジー namazy Ver1.25

 

ナマジーグループがある

ナマジーセンターが活動していないと書いたが、どうもナマジーユーザーたちは健在のようだ。
いくつかグループがあって、報告を共有しているらしい。
今日は調べる余裕がなかったが、リンクだけ張っておく。




 

リシルさんより、今年は巨大地震が起きそう

今日もまた、リシルさんから連絡があった。
今回の皆既月食に絡む体感は、要注意のようで、下記の通り送ってきた。

前に教えて頂いた2月のスーパームーンも気になります‼今年は巨大地震が発生しそうな気がします!


リシルさんが昨年9月に、「2019年2月20日頃」と題したブログ記事で書いた件だ。
そこで、こう書いていた。

霊さんが大地震が起きると言ってます。場所はちょっと待って下さいね‼月と係わりがあると言ってます。


その時点で、彼女はその2月20日がどういう日か全く知らずに、ただ「霊さん」に言われるがままに書いていた。
その日はスーパームーンが起きる日だということは、私が教えてあげて初めて知ったのだ。
たしかに「月に係わりがある」日だ。


本当に巨大地震が起きるとすれば大変で、いつごろ発生しそうなのかとか、霊さんに色々聞いてほしいところで、少しずつ探りを入れてみようと思う。


※多忙で記録できないが、今日もばけたんの点滅が目立つ。


【参考】


 

私も愛用してます↓

私がAmazonでカスタマーレビューを書いた商品の一覧はこちら。
役に立ったと思う人は「参考になった」をポチッとしてくださいね。
Amazon:百瀬直也のプロフィール


Copyright (C) 2004-2020 Naoya Momose - 百瀬直也. All Rights Reserved. Email