渡り鳥やサメ、ミツバチなどの生物のように、ヒトも磁気を感知する能力があるらしいことが、東大などの研究によって判明した。
これが事実となれば、第六感や「体感」といった地震予知能力も説明がつくようになるかもしれないことを、今日掲載されたTOCANAの記事で紹介している。
また、今夕に阿蘇山が噴火したが、ミシェルさんが体感していたので、これも紹介する。
フッガービーツ氏の最新の地震予測も出たので、これも書くことに。
【目次】
ヒトは地磁気を感知する
これまで、ヒトがもつ感覚は5種類(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)であり、磁気を感知する能力はないと考えられてきた。
だが、東京大学と米カリフォルニア工科大学の地球科学者や神経生物学者らの共同研究の結果、その定説を覆す結果がオンライン科学誌『eNeuro』で発表された。
これが事実となれば、かなり重大なことになる。
たとえば地震の前兆現象の多くが、池谷元治大阪大名誉教授による「パルス電磁波」で説明がつくとして、人間がほかの動物のようにそれを感知することができることになる。
つまり、これまで日本に多かった、頭痛や耳鳴りなどの「体感」によって地震の前兆がわかると主張する人々(私も含む)が、やっと科学のまな板に乗るきっかけとなるかもしれない。
TOCANAの記事
今日掲載された私のTOCANAの記事は、『【ガチ】人間は地震予知能力を持っていることが科学で判明! 磁気を受信する第6感の存在が確認される!』と題したもの。
下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
第六感?第七感?
記事中で書いているように、メディアが「第六感」という表現を使っていても、それが超感覚的知覚とは別に考えなければならないことは、言うまでもない。
今回の発見が「第六感」とされるようになれば、超感覚については「第七感」といつか呼ばれるようになるだろうか。
ある種の動物では、磁気を受容する感覚があったりして、それによって地磁気を感知して、方向感覚を判断するなどの用途に用いられる。
また、そのような能力によって、地震の前兆現象の実態である「パルス電磁波」を感知して、異常行動を起こしたりするという説明パターンが成り立つかもしれない。
そのような能力が、どうも人間にもあるかもしれないことがわかってきたということは、ヒトも動物と同様に、地震予知能力があっても不思議ではないということになる。
「体感」の説明原理
昨日の記事でも書いたが、いまこの記事を書いている最中でも、強いセミ鳴きの耳鳴りが続いている。
これも地震前兆の電磁波として説明がつくかもしれないが、それだけが要因とは限らない。
いわゆる「気象病」の症状として、頭痛や耳鳴りもあると言われる。
そうなれば、気圧の変化によっても「体感」と似たような症状が起きることになる。
このへんが単純には行かないところだが、そもそも地震の発生は気圧と密接な関係があるという説も根強くある。
このあたりは、今後の重要な検討課題だ。
『日本人の脳』はトンデモではなかった?
『日本人の脳』といえば、1980年代に日本で一世を風靡した角田忠信・日本医科歯科大学名誉教授の著書だ。
この本によると、日本人は他の外国人と異なり、大脳左右半球の働きが異なり、虫の音などを本来は言語を司る左半球で処理しているという。
これだけでもかなりスッ飛んだ内容で、このことは学会で検証されず、黙殺されたかのようだ。
さらにトンデモ的なのは、氏が1987年に発表した著書『脳センサー ― 地震の可能性をさぐる』では、「人間の脳は地震予知能力もある」と主張するのだ。
だが、こういうことも、今回のような研究によって、今後その可能性が見えてくるかもしれない。
密かに期待したいところだ。
阿蘇山が噴火
また、今日4/16 18:28、中岳第一火口で阿蘇山が噴火したのが確認された。
噴煙の高度は推定200mだという。
熊本地震の本震から今日で3年目という日の噴火で、嫌でも地震との関係を思い出させる。
その本震が起きた直後の2016年4月16日8時半頃、中岳第一小規模の噴火が発生した。
熊本地震の強い揺れにより、火口壁が崩落して土砂が火山ガスや蒸気で噴き上げられたとされている。
だからといって熊本でまた大きな地震が起きるというわけではないが、フィリピン海プレートが長期的に活発になっていて、九州の他の火山も注意が必要だろう。
ミシェルさんが阿蘇山について書いていた
大分県のミシェルさんは、2週間前の2016-04-02 06:12の「体感」と題したブログ記事で、こう書いていた。
昨日から現在の体感ですが、強いものは感じません。ただ昨夜に背中まで響く火山系体感が3回ありました。阿蘇山近くの地震や桜島噴火と九州火山系が騒がしいです。
「阿蘇山近くの地震」というのが、さきほどの噴火のことかもしれないが、そうでないとすれば、地震にも注意が必要となる。
その後の記事でも、熊本が気がかりだという表現も見られるので、九州の方はご注意を。
フッガービーツ氏の最新予測
また、オランダのフランク・フッガービーツ氏が新たな地震予知情報を発表した。
それによれば、2日前の月のピークにより、4/15前後にM6超の規模の地震が起きることもあり得るという。
今日の前兆現象
まず、ちび子の運動量。
今日も少なかった。
【ハムスター】4/16朝、カウンター値:481。まだ耳鳴りが強い。 @kokanranger 報告 #hamster #地震予知 #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター
ばけたんは、新製品のばけたん霊石が16時台に1回点滅した。
無人チャイムは、17時台に1回鳴った。
今日も午後からひどい眠気があり、コーヒーを飲んでも収まらなかった。
今はなんとか持ち直して、夕食後にこれを書けるようになった。
また、下記の図のように、TEC値(全電子数)に異常を示す赤色が混じっていて、大きめの地震にご注意を。
TOCANA記事の再掲
また、先ほどの阿蘇山の噴火を受けて、私が2年前に書いたTOCANAの記事が再掲載された。
阿蘇山の噴火に絡んで、九州で起きる可能性が高い6700年に一度の破局噴火(大規模カルデラ噴火)を警告したもの。
かつて九州の縄文文化を終わらせた破局噴火が、再度起きるとすれば、九州か北海道が最もその可能性が高い。
たとえば九州で起きれば、前回のように九州全体が終わりになるか、または日本全体か?
実際にそれが起きたときに、「そんなこと聞いてないよ」とならないために、最低限の情報は頭に入れておきましょう、ということです。
興味がある方は、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
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