阪神淡路大震災や北海道胆振東部地震を夢予知していた女性が、今度は富士山の噴火と北海道の新たな大地震の夢を視ているという。
また、福岡県の月華さんの、災害の前後には出産が増えるのではないかという説と、なぜ大災害で犠牲になるのかということを考えてみたい。
北海道の穂菜さん:北海道で大地震?
まず、初めてメールをもらった女性だが、北海道の穂菜(ほな)さん(仮名)とする。
下記のメールにあるように、阪神淡路大震災や北海道胆振東部地震を夢予知していたといい、今度は北海道で大地震と富士山噴火の夢を視ているという。
9月6日(金) 23:13受信
突然のメール失礼いたします。
いつも興味深く拝見させて頂いております。唐突ですが、本題に入らせていただきます。
細かい日時は覚えていませんが、私も小さい頃から何度かリアルな夢を見ては阪神大震災で被災し、胆振東部地震の時も2週間前に夜中にアラームで起こされ子供が泣き叫んでいる夢を見たのを思い出し、この事だったのかと気付かされた事がありました。
今回何故連絡を取ろうと思い立ったのかですが、少し前にまたリアルな地震の夢を見ました。場所は分かりませんが駐車場の上の施設で子供と居たところ東日本大震災の時のようなユラーンユラーンとした(具合が悪いのかと勘違いするような)揺れのあと突然ドーンとフロアごと下に落ち気付くと真っ暗な駐車場内にいたという夢です。
その他にも15年前から富士山が噴火する夢を何度か見ています。15年前に見たときに私がおばさんになっていて丁度今位の年齢だと感じました。熱さも感じる言葉では表せないとても怖い夢です。その夢を最近また度々見るようになりました。
どうも阪神・淡路大震災の頃は関西に在住していたようだ。
元々北海道の人ではないのかもしれないが、その後に北海道に住んで、今度はそこで北海道胆振東部地震を体験してしまった。
なんだかありがちなパターンだ。
そういう定めをもっているというか。
「ユラーンユラーン」というあたりから、比較的遠方の震源ということで、千島海溝の巨大地震だろうかと思ったが、それ以降を読むと、直下なのかもしれないと思えてくる。
北海道の大地震にしても、富士山噴火の夢のようにずっと先のことかもしれないが、胆振東部地震の時は2週間前に視たということで、油断はできない。
しかも、このところこのブログでも「北海道」というところに集約されてきているところがあるので、それに加わったという形だ。
マグロの遡上
穂菜さんのメールは続く。
あと夢ではないのですが、青森で川にクロマグロが遡上してきたのと小樽でもマリーナにクロマグロが泳いでいたそうで、そのニュースも気になりました。
何かの前兆なんでしょうか?私事ですが、会ったことはないのですが(私が生まれる前に亡くなった為)盲目の祖父が、自転車でお遍路をしたり、評判な易者で視える人だったそうで、それを受け継いだのか母も私も何かを感じる事が多々あります。
昔から自分でその事を怖いと思いながら過ごしてきたのですが、少しでも大難が小難になるようにと今回連絡をさせていただきました。
他にも今まで災害の夢や事件事故など色々と見たのですが書き留めていない為詳しくは覚えておらず、、、また何か思い出したり新しく夢を見た際には報告させて頂いてもよろしいでしょうか?
拙い文章で申し訳ありません。
お忙しい中メールを読んでいただきありがとうございました。
クロマグロ云々は、9月4日~5日に、青森県八戸市の新井田川でクロマグロとみられる体長1mほどの魚が泳いでいる姿が目撃されたという報道だ。
私は知らなかった訳はないが、このブログで紹介しようかどうしようか迷っていた。
迷うということは、それだけ顕著な地震前兆現象ではなさそうという理由も含んでいる。
1匹だけの遡上だと、地震前兆以外の要因があるかもしれないと。
だが、新井田川の位置を見て、これは無視できないかもと思えてきた。
北海道出身のヒプノセラピストマリアさんが、2019/08/18 09:53の「樽前山 地震」と題したブログ記事で、昨夜寝る時に、「北海道 樽前山」という言葉と、その山を含み北海道西部~下北半島あたりを囲む楕円形が視えたと書いていたからだ。
また、穂菜さんやマリアさん他の人達も北海道が気になりだしたということで、北海道から青森あたりは、今後も注意が必要かもしれない。
今年になって、このブログでは穂菜さんのような人がどんどん現れてきて、特に予知夢ブログのような趣を呈してきたが、私自身は霊感のようなものが例えあっても大したことないという人間のため、こういう人々を紹介することは意義があることだろう。
私は地震前兆研究家であると同時に超常現象研究家でもあり、科学寄りの地震前兆現象とスピ的な予知夢などを同列に扱う人は他にそう多くはないので、そのへんでこのブログの存在意義は少しはあるのだろうと思う。
災害で犠牲になる主要因
ここで、いきなり趣向が変わって…。
なぜ以下のようなことを書くのかというと、発作的でパッと思い出せないが、さきほどTVのニュースで見た、水害の犠牲者数が一因だったか。
この国は、地震・津波・火山噴火・台風・水害といった自然災害で、歴史を通じて多くの犠牲者が出るような気候風土にある。
しかし、その反面では豊かな四季の自然があり、環太平洋火山帯の真上にあるが故に多数の聖地や温泉のような恩恵もある。
そんな国土で、なぜ災害により多くの犠牲者が出てしまうのだろうかということを考えてみた。
あまり体系的ではないが、以下の3つの要素が大きいのではないかと思う。
(1) 災害の前の事前の情報が不足していた。
(2) 自然を甘く見ていた。(正常性バイアス)
(3) 神の啓示や予言などの形で超常的に視えていた人々の言うことを信じなかった。
(1)については、この情報が氾濫しているインターネットの時代には、あまり同情できない面もあるが、ネットなどあまり身近なものではないという年配の方々にとっては、どうしても仕方ないのかもしれない。
逆に、情報が多すぎてもデマのような不正確な情報に惑わされてしまうこともあるだろう。
(2)は、昨年の西日本豪雨のときに痛感したが、「呑気な父さん」や「頑固な爺さん」の言われるがままになって、本当は危険が身に迫っているのに避難しないというようなことは避けたいものだ。
(3)については、信じる・信じないの世界で、信じられない人に無理やり信じさせるということは困難だろう。
今までその人が生きてきた中での世界観の問題だから、もう仕方ないことだ。
福岡県の月華さんから
次に、福岡県の月華さんからのメールを。
2019/09/02 23:45受信
今日、少し気になることがあったのですが…。
この2年くらい?職場で妊婦さんをよく見るんですよね。
別になんてないことかもしれませんが…同じビルの中で、そんなにいろんな所で妊婦さんが何人もいたことなかったんですよね~。
ある会社では、一気に4人も妊婦さんがでたって…。前に、何かで読んでたんですが、関東大震災の前って、男の人が女の人を~って場所も凄く賑わっていたとか(; ̄ー ̄A
植物もそうらしいけど、自分達の子孫を残そうとする本能が働くらしく、そういうことが増えるって…。子供が増えるのはいいことなんですが、本当にみんな、最近あっちもこっちも多くない?って話すくらいに多いんですよね。
セミさん…たまたま見かけたことがあるんですが…。
大分かそっち方面が震源で震度5くらい?の揺れがあった時、街路樹の根本で、何匹ものセミのサナギが、土の中から出てきていて、ひっくり返って動かないのや、モゾモゾと動き回ってるのがいたんですよね。
こんな所になんでこんなにいるんだ!?って驚いたので、よく覚えているんですよね。気がつくと、アレッ!?ってことが起きてると思うんですよね。
だから、常にアンテナをはって、いつもと違うはずの、いろんなことを覚えておくしかないのかな?って…。
本当にそうだとは言えないが、可能性として、興味深い話だ。
もし本当ならば、人心が不安になると出生数が増える?
そういえば自分の周囲でも、妊婦さんを見かけることが増えている気がする。
もっとも、つい先日まで妻が妊婦で、特別に無意識的に注意を向けることが多いというだけかもしれないが。
統計的に、季節の中で夏に出産が増える傾向にあるという。
7月~9月に出生数が増え、3月がもっとも低い。
夏に仕込んで春に産むパターン?
大災害の後で結婚が増えるという説がある。
東日本大震災の後では、芸能界でもおめでた話が多かったように思う。
第二次世界大戦の4年後の1949年には、前後の年に比べて出産のピークがあった。
1923年の関東地震の3年後にも、前後の年に比べて出産数が多めだった。
これは、人間の本能的な行動なのか、それとも別要因があるのだろうか。
今後も検討の対象としたいことだ。
北海道の帆海さん:北海道のセミ
次に、北海道の帆海さんからのメールを。
9月5日(木) 7:12受信
おはようございます。
ブログ拝見しました。百瀬さんのブログにセミが鳴かないと地震と書いてあったのを見て少しドキっとしたのですが、全くではないのですが感覚が凄く空いてセミの声が聞こえる程度でした。
北海道は夏らしかった期間が短かったからかもしれませんが何種類ものセミの声が聞こえてきていたのが今年は一種類でした。
今年は全然鳴かないねと話していたんです。
ちなみに去年はいつも通り鳴いていたように思います。気になったのですが、新月から1週間くらいは月が大きく見えるものなんでしたっけ??
毎日月が大きく見えるので綺麗だなと思っているのですがあれ?とふと思いまして...
空は寒いのか星も凄く綺麗に見えています。
前兆とは関係ないと思いますが一応気になりましたので。
前述の福岡県の月華さんも書いていたが、秋田県や東京のうちの近所では、例年よりもセミが多いようだが、北海道では逆に少ない?
月が大きく見える原因については、地平線に近い(低い)位置にあるときには大きく見える。
また、月と地球の距離は刻々と変わっていて、8/30と9/29の新月には、スーパームーンとなる。
つまり、月が地球に最接近する。
もちろん新月当日には月は見えないが、その前後の三日月などの時には大きく見えるかもしれない。
ちなみに、「月が赤い」と、地震前兆ではないかと騒ぐ前に、知っておくべきことがある。
それは、月は地平線近くに(低い位置に)あるときには赤みがかって見えることだ。
それを知らないと赤っ恥をかくので、頭に入れておくと良いでしょう。
京浜急行の電車衝突事故
昨日の記事で書いた、9/5の京浜急行のトラックと電車の衝突事故について。
テレビの土曜ステーション(21:00~)で、詳細の現場検証を行っていた。
トラックが走ってきた一方通行の道は、道幅3m。
トラック運転歴20年の男性が同一環境で検証した。
すると、マンションに見立てた段ボール箱に接触して倒れた。
やはり、どう考えても右折も左折も無理なところだった。
快特電車は、時速120kmで走行していて、止まるには600m手前でブレーキをかける必要がある。
踏切から340m手前の信号機では、非常ボタンが押されると点滅し警報を出していたと思われる。
だが、踏切から600m手前からでは、信号機はカーブのため見えずらい。
鉄道ジャーナリストの梅原淳氏がそのへんを解説していた。
この状況では、ブレーキをかけるのは難しいという。
時速120kmの速度で走っている場合は、見落とす可能性が高いのではないかと語っていた。
だが、運転士に非常を知らせる仕組みは、停止信号しかないという。
これは一般的な鉄道でも同様のことだと言っていたので、「今のこの時代に?」と愕然とした。
今日の前兆現象
ちび子の運動量は、少なかった。
【ハムスター】9/7朝、カウンター値:22。 @kokanranger 報告 #hamster #地震予知 #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター
昨日の千回台は、今朝の茨城県沖M4.1の前兆だったようだ。
今日も、昨日に続いて午後から異様な眠気があった。
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