探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【地震予測】3.11の次は「南関東直下地震」が発生か?新たに“災害発生の法則”を発見、東京五輪は大丈夫か?


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今日TOCANAで、私が執筆した記事が掲載されたが、内容は、東日本大震災以降に起こり得る災害シリーズに含まれる大地震・火山噴火を予測したもの。
特に南関東直下地震(首都直下地震)は、南海トラフのような発生の縛りがなく、「いつ起きてもおかしくない」ものとしているが、その傾向を導き出した新たな「法則性」についても解説する。


「南関東直下地震」

年末年始にTOCANAで掲載されつつある私の一連の記事は、昨年12/22の大腸がんの入院前にまとめて執筆したものだ。
入院時に執筆というのは難しいかもしれず、タイミング的に、それで良かっただろう。

今日掲載された記事は、『【ガチ】3.11の次は2020年「南関東直下地震」で確定か!? “災害の法則3つ”を発見、東京五輪中止求む!』と題したもの。

まず、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
その後に、今回も非常に重要な補足をします。


 

「大災害シリーズ」内での災害連鎖の傾向

今回、私が新たに発見した、「大災害シリーズ」の発生の「法則」というか「傾向」をまとめると、以下のようになる。

(1) 繰り返し起きる「大災害シリーズ」の構成要素
(2)「大災害シリーズ」内での災害連鎖の傾向
(3) 今回の「大災害シリーズ」内で起こり得る大災害セット


以下に、それらをひとつづつ解説する。

繰り返し起きる「大災害シリーズ」の構成要素

まず、過去の「大災害シリーズ」に見られる構成要素、つまり災害の種類としては、以下のようなあ6種類ほどがある。

【A】:南海トラフ巨大地震
【B】:南関東直下地震
【C】:三陸沖地震
【D】:日向灘地震
【E】:近畿地方の地震
【F】:富士山噴火


以下に、6つの時代に起きていた、上記の災害の構成要素を示す。

【F】864年7月2日~:富士山貞観噴火
【C】869年7月9日:貞観地震(三陸沖)
【B】878年10月28日:相模・武蔵地震(M7.4、神奈川〜千葉?)
【E】887年7月29日:京都(M6.5)、犠牲者千人
【A】887年8月22日:仁和(にんな)地震(M8.0~8.5)、南海トラフ
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【B】1495年9月3日:相模トラフで大地震・津波(南関東)
【D】1498年6月30日:日向地震(M7~7.5)
【A】1498年9月11日:明応地震(M8.2~8.4)、南海トラフ、犠牲者3万~4万人
【E】1510年9月11日:摂津・河内地震(M7.0~7.7)、犠牲者多数。
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1596年9月1日:慶長伊予地震(M7.0)、愛媛
1596年9月4日:慶長豊後地震(M7.0~7.8)、大分、犠牲者710人
【E】1596年9月5日:慶長伏見地震(M7.5~7.8)、犠牲者千人以上
【A】1605年2月3日:慶長地震(M7.9~8)、南海トラフ、犠牲者1~2万人
【C】1611年12月2日:慶長三陸地震(M8.1)、犠牲者2千~5千人
【B】1615年6月26日:相模・江戸(M6.2~M6.7)、小田原、江戸で被害。
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【B】1703年12月31日:元禄地震(M8.1~8.2)、南関東、犠牲者6700人
1704年5月27日:羽後・奥羽で地震(M7.0~7.2)、東北、犠牲者58人
【A】1707年10月28日:宝永地震(M8.4~9.3)、南海トラフ、犠牲者5千~2万人
1707年10月29日:宝永富士宮地震(M7.0)
【F】1707年12月16日~:富士山宝永大噴火
【C】1717年5月13日:宮城県沖(M7.5)、液状化・津波で被害
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【A】1854年12月23日:安政東海地震(M8.4)、犠牲者2千~3千人。
【A】1854年12月24日:安政南海地震(M8.4)、犠牲者千~3千人。
【C】1855年09月13日:陸前(M7.2~M7.5)。
1855年11月07日:遠州灘(M7.0~7.5)、津波有り。
【B】1855年11月11日:安政江戸地震(M7.0~M7.1)、犠牲者4,700~1万1,000人。
【C】1856年08月23日:安政八戸沖地震(M7.5~8.0)、津波、犠牲者29人。

今回の「大災害シリーズ」でまだ起きていないこと

更に、現代を一つの「大災害シリーズ」のただ中と認識して、直近で起きたことと、今後起こり得ることをまとめる。

【C】2011年3月11日:東日本大震災(M9.0~9.1)、犠牲者・行方不明者2万2千人
【E】2018年6月18日:大阪府北部地震(M6.1)、犠牲者6人
2018年9月6日:北海道胆振東部地震(M6.7)、犠牲者42人
【F】20xx年:富士山令和大噴火?
【A】20xx年:令和南海トラフ地震?
【B】20xx年:令和首都直下地震?


【F】【A】【B】のうち、起こるとしても、その順番はどうなるかわからない。

「大災害シリーズ」内での災害連鎖の傾向

次に、ひとつの「大災害シリーズ」のうちで、災害連鎖の傾向があることを発見した。
それらは、下記の3つだ。

(1)富士山噴火の数年後に、三陸沖~宮城県沖で大地震が起きる傾向
(2)近畿地方の内陸で大地震が起きると、数年後に南海トラフ巨大地震が起きる傾向
(3)三陸沖付近で大地震が起きると、数年後に南関東直下地震が起きる傾向


以下に、この3パターンをひとつづつ、過去事例を交えて示す。

(1)富士山噴火 → 三陸沖・宮城県沖で大地震

これに関しては、過去に下記の2つの連鎖例がある。

【F】864年7月2日~:富士山貞観噴火
5年後→【C】869年7月9日:貞観地震(三陸沖)
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【F】1707年12月16日~:富士山宝永大噴火
10年後→【C】1717年5月13日:宮城県沖(M7.5)、液状化・津波で被害


ただし、このパターンは、富士山噴火がまだ現代で発生していないため、考慮すべき優先度は低い。

(2)近畿地方で大地震 → 南海トラフ巨大地震

これについては、下記の2つの連鎖事例がある。

【E】887年7月29日:京都(M6.5)、犠牲者千人
約1カ月後→【A】887年8月22日:仁和(にんな)地震(M8.0~8.5)、南海トラフ
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【E】1596年9月5日:慶長伏見地震(M7.5~7.8)、犠牲者千人以上
9年後→【A】1605年2月3日:慶長地震(M7.9~8)、南海トラフ、犠牲者1~2万人


このパターンは、大阪府北部地震(2018、M6.1)が発生した後であるため、次に南海トラフ巨大地震が待ち受けている可能性が十分にあると考えている。

(3)三陸沖大地震 → 南関東直下地震

これについては、下記の3つの連鎖例がある。

【C】869年7月9日:貞観地震(三陸沖)
9年後→【B】878年10月28日:相模・武蔵地震(M7.4、神奈川〜千葉?)
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【C】1611年12月2日:慶長三陸地震(M8.1)、犠牲者2千~5千人
4年後→【B】1615年6月26日:相模・江戸(M6.2~M6.7)、小田原、江戸で被害
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【C】1855年09月13日:陸前(M7.2~M7.5)。
2か月後→【B】1855年11月11日:安政江戸地震(M7.0~M7.1)、犠牲者4,700~1万1,000人


これについても、8年前に東日本大震災が起きているだけに、南関東直下地震に連鎖する可能性を考えている。
このパターンは過去に3回起きているので、最も注意が必要だ。

今回の「大災害シリーズ」内で起こり得る大災害セット

3.11が発生してから8年が経過した現在、警戒すべきは「三陸沖大地震 → 南関東大地震」のパターンだ。
さらに、2018年には大阪府北部地震が起きているので、近畿地方で大地震 → 南海トラフ巨大地震のパターンもある。

つまり、災害シリーズの連鎖パターンとして、南海トラフ巨大地震と南関東直下地震(首都直下地震)がいつ起きてもおかしくないと考えるべきだろう。
ただし、現在続いている黒潮大蛇行が終息するまでは、南海トラフ巨大地震の発生に「歯止め」がかかっていると考える。


あくまでも想定だが、まだ起きていない大災害は、下記の【B】【A】【F】のような順番で発生するかもしれない。

【C】2011年3月11日:東日本大震災(M9.0~9.1)、死者・行方不明者2万2千人
【E】2018年6月18日:大阪府北部地震(M6.1)、死者6人
2018年9月6日:北海道胆振東部地震(M6.7)、死者42人
【B】20xx年:令和首都直下地震?
【A】20xx年:令和南海トラフ地震?(注:黒潮大蛇行終息後)
【F】20xx年:富士山令和大噴火?


ただし、黒潮大蛇行が長期的に続くような場合、もしかすると富士山噴火の方が先に来る可能性も考えなければならない。

なぜ「閃き」が湧き出るようになったのか

というわけで、今回も色々な「閃き」のもとで記事を書いてしまった。

何だか知らないけれど、昨年末あたりから、新たな発見をどんどんするようになった。
べつに発見したくてやっているわけではなく、とにかく「湧き出て」くる。

もう、「降りてくる」といっても良いかもしれない。

なぜ突然にこうなったのかというと、心当たりがあるのは、以下のようなことだ。

(1) 糖質制限をするようになって、精神状態にポシティブな影響が出始めた。
(2) 大腸がん切除の手術のために全身麻酔をかけられて、意識状態が変貌した。
(3) ヒプノセラピストマリアさんのヒプノセラピーを受けて、意識状態が変わった。


これらのうち、どれかというか、3つともではないかと思っている。

こと「閃き」に関しては、(1)の要素が大きかったのではないか。

また、(2)については、麻酔が完全に覚める前に、目を開けると現実世界で、閉じるとアストラル次元(?)の状態を視ているかのような、そういう不思議な精神状態にあった。

マリアさんのヒプノについては、意識や身体の状態がクリアになったというか、あまり目に見えないが、ポシティブな影響があったのではないかと思っている。


※今日は、もう1本記事を書きます。
0時までには、なんとか投稿できるようにします。




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