探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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【前兆】測量学の権威が「東日本大震災の直前と同じ兆候出現」と警告~3.11以上の変動あり


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【重要】測量学の世界的権威で「MEGA地震予測」を主宰する村井俊治・東大名誉教授は、現在の日本列島の地表の動きには「東日本大震災の直前と同じ兆候が出ている」という。


 

「東日本大震災の直前と同じ兆候出現」

1/6のNEWSポストセブンで、『測量学の権威が警鐘 「東日本大震災の直前と同じ兆候出現」』と題した記事が掲載された。

東大名誉教授の村井俊治氏といえば、測量学の分野で世界的に実績を残した土木工学者だ。
その村井氏は、2011年の東日本大震災の惨状を見て何とかしたいと思い、測量学的見地から地震前兆現象を捉えようという試みを始めた。
そして、2013年1月にJESEAを創業し、今年で7年になる。

1/6のNEWSポストセブンで、村井氏による『測量学の権威が警鐘 「東日本大震災の直前と同じ兆候出現」』と題した記事が掲載された。
いわく、「東日本大震災の直前と同じ兆候が出ている」という。

その内容は後で説明するとして、まずは過去7年間でJESEAがどのような地震予測を行ったかを見ていきたい。

大阪府北部地震

2018年6月18日 7時58分、M6.1、最大震度6弱の地震が発生した。

大きな地震の直前は、全国的に地表が静穏状態になる傾向がある。
この地震の前にも、“静穏状態”にあった・

そこでJESEAでは、2018年6月6日配信のメルマガ「MEGA地震予測」で、「全国的に週間(直近1週間における)高さ変動および水平変動は静穏です。ただし大きな地震の前には、静穏になることがありますのでご注意ください」と警告した。

また、地震発生の1年1ヶ月前の2017年7月2日から8日には、地表の高さ4センチ超の異常変動が大阪府北部周辺で一斉に発生していた。

地震の約20日前の2018年5月27日~6月2日の週には、大阪府の「箕面」、京都府の「京都加茂」、兵庫県の「宝塚」の地表で、高さ4センチ超の変動が起きていた。
だが、JESEAが活用している「国土地理院の電子基準点データ」は、約2週間後の月曜日に発表されるため、この情報を知り得たのが地震発生当日になってしまった。

北海道胆振東部地震

2018年9月6日 3時8分に、M6.7、最大震度7の地震が発生した。
地震発生の約3ヵ月前、震源の胆振地方の地表が隆起から沈降に変化(変動)していることに気付き、注意して観察していたという。

そして、7月25日配信の「MEGA地震予測」では、「胆振地方は沈降をしています」とコメントを出し、このエリアの警戒レベルを「要注意」とした。

JESEAの経験則としては、「沈降は隆起よりも、地震発生に強い影響をおよぼす要因である」と考えているという。
胆振東部地震は、「沈降が進行し、隆起に転じた現象」であり、それが地震を誘発したと解釈できるという。

この地震の直前には、非常に強い勢力の台風が北上し、この付近の地盤が吸い上げられ、台風通過後、地盤が急激に沈下した。
それが地震の誘因となった可能性もあるという。

そして、雨で緩んでいた地盤が地震で激しく揺れたことで大規模な地すべりを起こし、被害が大きくなったと考えられるそうだ。

山形県沖M6.7(2019)

次に、昨年2019/06/18に発生した、山形県沖のM6.7、最大震度6強の地震について。

6日前の2019年6月12日発行のメルマガでは、「要警戒」エリア(震度5以上の地震が発生する可能性が非常に高い)として、「東北・北関東」があった。

日本でM6.5以上の地震が発生する頻度は、1年間に3~4回であり、それが予測してから1週間以内に発生したことは評価できるだろう。
だが、予測範囲が「東北・北関東」とあまりにも広いのが、批判の対象となっても現時点では仕方ない部分がある。

三重県南東沖M6.5(2019)

2019/07/28には、三重県南東沖でM6.5の地震が発生した。
この4日前の2019年7月24日発行のメルマガでは、「要警戒」エリア((度5以上の地震が発生する可能性が非常に高い)の一つとして、「南海・東南海地方」があった。

東日本大震災以上の変動値

次は、問題のニュースになっている地震予測について。
村井氏は、『週刊ポスト』2020年1月17・24日号の取材に対して、こう語る。

「11月中旬、東日本大震災の約2か月前と同じ兆候が現われました。震災以降初めての出来事で、2020年は東日本大震災と同規模の地震が起こる可能性があると危惧しています。
『週刊ポスト』2020年1月17・24日号


このことだけでも、非常に不穏な情報だ。
その根拠とするところは、伊豆諸島にある電子基準点「青ヶ島」の上下動だという。

「11月10日から16日までの1週間で『81cm』の高低変動が見られました。これは、東日本大震災前年の2010年12月26日~31日の1週間に同じ青ヶ島の基準点で観測された『76cm』を大きく超える異常変動です。

 青ヶ島と宮城県沖は600km以上離れていますが、遠く離れた基準点での異常変動が、大地震の引き金となるケースは珍しくありません。さらに、秋田県の電子基準点『鹿角2』や『鳥海』でも7cm以上の異常変動が現われています。
『週刊ポスト』2020年1月17・24日号

太平洋プレートの沈み込み

下記のGoogleEarthのマップで、東北地方太平洋沖地震の震源と、電子基準点がある青ヶ島の位置を示す。

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東北地方太平洋沖地震は、太平洋プレートが北米プレート(またはオホーツクプレート)の下に沈み込んでいる沈み込み帯である日本海溝で起きた、海溝型地震だった。

別のプレートの沈み込みがわかるマップで見ると、それがよくわかる。

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(図版:「フィリピン海スラブおよび太平洋スラブ上面のコンター」、気象研究所ホームページ-Fuyuki Hirose's HPより)
※赤線:フィリピン海スラブ、オレンジ色線:太平洋スラブ

つまり、青ヶ島は東日本大震災の震源と同じ、太平洋プレートの沈み込み地帯にある。
ただし、上に乗っているのはフィリピン海プレートという違いはある。

2011年の時点では、まだJESEAが存在していなかったのが、非常に残念でならない。
たとえば21世紀初頭くらいに創設していれば、10年ぐらいの経験で、ある程度の予測ができたかもしれない。

太平洋プレートの沈み込み地帯で大地震か?

では、今回もまた、太平洋プレートの沈み込み地帯で大地震が起きるのだろうか?
そこまでは、何ともいえない。

遠く離れた基準点での異常変動が、大地震の引き金となるケースは珍しくないと村井氏は語る。

だが、今回はより近いところが震源となる可能性もあるかもしれない。

下記のマップでは、青ヶ島に加えて、鹿角、鳥海の各電子基準点のおよその位置も示す。

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しばらく大地震に注意

東日本大震災前年の2010年12月26日~31日の1週間に、76cmの高低変動があった。
今回は、昨年11月10日から16日までの1週間で、81cmの高低変動があった。

もし、これから起きる地震の震源が、青ヶ島により近い場所であれば、このように変動値が大きくても、実際はより規模が小さい地震で終わるのかもしれない。

このへんは、私は専門ではないので、あまり信用しないでください。

いずれにしても、予断を許さない事態が発生しているということで、この1~2カ月かどうかはわからないが、しばらくは大きな地震に注意が必要だ。



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