昨日はギリシャでM5.7の地震が起きたが、今日は同じヨーロッパのクロアチアでM5.4の被害地震が起きて、建物の倒壊も見られた。
その被害状況で日本の建物の耐震性などを考える良い機会なので解説するとともに、今後はどのあたりで大きな地震が起きそうかも書いてみたい。
クロアチアM5.4
遠いヨーロッパの地で、この程度の小規模な地震が起きても、誰も興味をもって読んでくれないかもしれないと思い、そこのところは物書きで飯を食っている人間なので、ちゃんと工夫して書きます。
具体的には、M5.4程度の内陸地震で建物が倒壊してしまうことで、日本ではどのような耐震対策をすれば良いのかなどを考えたい。
この地震の詳細は以下の通り。
M 5.4 - 3km SW of Kasina, Croatia
Time:2020-03-22 05:24:03 (UTC)
Location:45.897°N 15.966°E
Depth:10.0 km
昨日のギリシャのM5.7の地震もそうだったが、いつも日本ではM6以上の地震を取り上げることが多い中で、拍子抜けするほどの規模だ。
だが、それでも同国では建物の倒壊が起きたりと、やはり地震慣れしていない国では、この程度の地震でも被害が出てしまうのだと改めて認識した。
建物の被害
今日はクロアチアでマグニチュード5以上の大型地震が2度発生し、22日朝から計5回の地震が起きた。
最初の揺れが起きたのは現地時刻で6時24分(日本時間14時24分)。
震源地に近いザグレブ市では、古い建物が倒壊した。
英語のニュースでは「critical」という表現まで使って、この地震を報道している。
つまり、「危機的な」「致命的な」という意味合いでも使われる単語を用いているほどの地震だと考えられているということだ。
例えばこれが日本の茨城県あたりだったら、内陸でM5.4の地震が起きても、何ていうことはないと言うと言いすぎだが、「いつもよりちょっと大きいかな」ぐらいだろう。
やはり、それだけ日本は、特に関東地方は地震慣れしているということ。
そして、後で述べるように、家の造りもそれなりにしっかりしているということだ。
クロアチアってどこ?
まず、「クロアチアで被害地震」というニュースが入ってきたときに、「クロアチアってどこ?」と、USGSの震源マップを探してしまった。
ヨーロッパのギリシャ付近で地震が起きたことを示すマークがあったものの、昨日のギリシャだろうと思ってしまった。
下記のマップは過去1か月間に起きたM2.5以上の地震の震源を示している。
クロアチアは、左上にある。
すぐに思ったのは、「コロナウイルスは大丈夫か?」だった。
だが、ちょっと調べた限りでは、大騒動になっているヨーロッパの中でも、クロアチアの感染者数は多くはないようだ。
上記のマップを見ると、ヨーロッパでは如何に地震が少ないかがわかる。
そういう中で、私が昨日の記事で警告したように、今はユーラシアプレートが活発になっていて、昨日はギリシャでM5.7の地震が起きた。
新型コロナウイルスは大丈夫か?
現在はコロナウイルスで世界中が揺れている時期だけに、今後懸念するのは、ヨーロッパで大きな地震が起きないかどうかだ。
特にイタリアは、今日1日で犠牲者が800人近くに急増して、中国を既に追い抜いて世界最悪になった。
このままでは、5千人を超えるのも時間の問題とされている。
何週間か前だったか、まだ新型コロナがパンデミックになっていなかった頃、イタリアで感染が広まっているという現地取材の場面で、男性たちが明るく呑気に、何の対策もしてないよと言っているのを見て、こりゃダメだと思った。
すると案の定、かの国では感染が急激に拡大していった。
いわゆるラテン系の開放的で大らかな気質が、感染症の流行時にはデメリットになるのではないか。
その反面、日本人は神経質なほどの清潔好きで、未来のことをくよくよ思い悩む気質が目立ち、こと感染症の流行に関しては歯止めになる部分が大きいのではないか。
住宅の耐震性
この地震から、われわれが学ぶべき教訓としては、まず古い建物は倒壊の恐れがあるということ。
もっとも、日本のような地震多発国では、そう簡単に崩れるようなヤワな造りにはなっていない。
そもそも、なぜ古くから日本の家屋は木造なのか?
木造では、火災で全焼したり、地震でもバラバラに倒壊する危険性が高いのではないか?と。
それは、やはり日本の気候風土に合った要素が多いということなのだろう。
世界では、様々な形の住宅携帯がある。
たとえば、私が25年ほど前に滞在し、民家に下宿もした国、インドネシアのジャワ島や、たまに楽器を習うためなどで滞在したバリ島。
そこでは、最近は民家でもコンクリート造りが目立つ。
向こうの慣習では、玄関で靴を脱いで裸足になって家に入る。
そして熱帯の国のため、開いている窓は小さい。
特に南側とかは、上の方に小さい明り取り的な窓がある。
ちなみに、鉄筋コンクリート構造の住宅(マンションなど含む)では、40~90年以上の平均寿命がある。
それに対して、木造住宅は30~80年程度が平均寿命だという。
それほど大きくは変わらないわけだ。
ただ、木造では30年から80年と、かなり幅があるということもわかる。
赤ずきんちゃんの物語とは違って、レンガ造りの家が良いなどということはない。
日本の気候風土や耐震性で合っていないということだ。
「想定外」は必ず起こる
耐震性については、近年の大きな被害地震…たとえば阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、熊本地震、東日本大震災などを経て、住宅業界でも倒壊の教訓を生かして、より強い建物を作るようにと努力している。
現在の建築基準法の耐震基準では、最低基準に適合した設計の住宅でも、震度7程度の地震で倒壊することはないと想定されていた。
だが、熊本地震(2016年)では、この耐震基準を満たした建物でも倒壊したものがあった。
いつも書いているように、防災観点では、まず「生き残る」ことを優先して考えることが大切だ。
決して「帰宅困難」でも「何を備蓄するか」でもない。
一般的な日本人の防災観念では、そういう優先順位の考え方で疑問に思うことが多い。
どうも、「自分は絶対生き残る」との思い込みがあるのではないか。
いわゆる「正常性バイアス」などの「バイアス」(偏見)だ。
このような「バイアス」については、また別のところで詳しく書く予定だ。
震度7の揺れに2度襲われた熊本県益城町では、耐震基準を満たしていたとされる木造住宅51棟が全壊した。
私は元コンピュータ屋だから、すぐにこういう考えをするのだが、
しょせん人間が周到に考えて設計しても、必ず「想定外」は付きまとうということだ。
つまり、大災害では「想定外」が起こることを「想定」しておかなければならないだろう。
今日の前兆現象
まず、ばけたん点滅から。
3/22 11時~17時不在
RE::21時台:赤1回
霊石:10時台:赤2回、19時台:赤1回、21時台:赤1回、23時台:赤2回
PRO:11時台:赤2回
3/21 17時~19時不在
RE::22時台:赤2回
霊石:14時台:青1回、16時台:赤1回、19時台:赤4回、21時台:赤6回
PRO:10時台:青1回
いまのところ、あまり多くはない。
言うまでもなく、ばけたんは地震の前にだけ点滅するわけではない。
点滅がある程度多い時には、その半日から1~2日くらいは関東内陸などの地震が起きることが多い。
今日もセミ鳴きの耳鳴りが強く続いている。
3/24の新月前後にかけて、対応する地震が起きそうだ。
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