昨日3/21に熊本県天草市沖で体長10m以上のマッコウクジラが出現したが、4年前にも天草市と長崎市でクジラが出現して数日後に熊本地震が発生したので、注意喚起する。
天草市でマッコウクジラ
昨日2020/03/21 11時ごろ、熊本県天草市の本渡港の沖合200mの場所で、体長12mほどのマッコウクジラが浅瀬に打ち上げられて動けなくなっていたのが発見された。
マッコウクジラは、この後で近くの岸壁に曳航されて、22日に長崎大学の調査チームが詳しく調べる事にしているという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200321-00000003-rkkv-l43
下記のAmakusaTVのYouTube動画で、その映像が見られる。
4年前にも天草市で出現
このニュースを読んで、天草市では4年前にも体長8mのザトウクジラが見つかっていたと知って、「これは熊本地震の前兆だったのでは?」と思って調べてみた。
そして、2016/04/04 9:30頃、天草上島西端の熊本県天草市志柿町沖で、定置網に体長8mのザトウクジラが掛かっていたというニュースを見つけた。
定置網はヒラメやタイなどを取るために、200~300m沖に設置していた。
関係者は「有明海で見るのは珍しい」と語る。
ザトウクジラの出現は、熊本地震(前震)の10日前、本震の12日前だった。
本震の震源までの距離は、やく69kmあった。
これは地震前兆現象として、十分にあり得るケースだろう。
長崎市でも打ち上げがあった
また、調査の過程で、上記の天草市の出現の4日後に、長崎市でもクジラのストランディング(座礁)があったことがわかった。
2016/04/08 7:30頃、長崎市大籠町の海岸で、ザトウクジラが打ち上げられていたのが発見された。
砂浜に打ち上げられていたのは、体長約7mのザトウクジラ。
1歳~2歳のメスで、息絶えてから2~3日経過していた。
近くの住民は「20年以上漁師をしているが、1回も聞いたことがない」というほど稀な出来事だった。
熊本地震(本震)の震源までは、約93kmの距離だった。
このケースは、前震の6日前、本震の8日前で、M7.3という地震の規模と距離は判断が微妙な部分もあるが、前兆現象としてあり得るかもしれない。
そうだとすれば、内陸の大地震でも、これだけ離れた海で前兆現象が起きるということになる。
九州北部は地震に注意を
4年前の2頭のクジラはザトウクジラで、昨日の本渡港のクジラ出現はマッコウクジラだったという違いがある。
もし仮に、熊本地震の震源付近で再度大規模な地震があるとすれば、マッコウクジラ出現地点からの距離は、約67kmほどになる。
前述の4年前の2頭のクジラ出現、特に12日前の天草市の出現は前兆現象の可能性が高い。
それを考慮すれば、今回も大きな地震の前兆の可能性を考慮して、九州北部の方々は十分に注意していただきたい。
いちいち書くまでもないかもしれないが、必ず大きな地震が起きるわけではないので、注意喚起ということで理解してください。
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