今年の新春から3月までに行われた各地の神社の粥占のうち、諏訪大社・筒粥神事で3年連続で「三行半(みくだりはん)」を意味する「三分五厘」が出たのは、新型コロナウイルスだったのか?
それとも、まだ他にも?
今年も諏訪大社の粥占に注目
各地の神社のうちで、出雲系になるが「粥占」を行う神社はありがたい。
その年に、地震・噴火・水害そして新型コロナウイルスのような疫病が発生することを予言してくれるからだ。
今年の粥占の結果は、TOCANAやこのブログで書いた。
『【予言】粥占の第2弾の結果が出揃った~今年も昨年同様に台風や豪雨などの「水害」に厳重注意を』
今年の粥占の結果で、最も要警戒なのは、やはり諏訪大社・筒粥神事で3年連続で出た「三分五厘」だろう。
「三行半」はコロナウイルス?
いつも書いているように、人間の占いや予言と異なり、粥占は「必ず起こる」と考えておいた方が良い。
過去3年間の「三行半」の結果と今年の予測を、以下にまとめる。
・ 2018年 世相:三分五厘→大阪府北部地震、北海道胆振東部地震
・ 2019年 世相:三分五厘→台風15・19号
・ 2020年 世相:三分五厘→新型コロナ+大水害?
今年の結果は、一つは新型コロナウイルス感染症の流行だったと考えている。
新型コロナウイルスだけか?
もし「三行半」が新型コロナウイルス「だけ」ならば、今年は大きな被害が出る大地震や水害は無いことになる。
だが、その解釈が誤っていて、油断しているうちに大災害が発生すれば大変なことになる。
ありそうなこととしては、やはり大きな被害が出る水害だろう。
今年の粥占のまとめは、下記の記事で書いている。
水害に要注意なわけ
多くの神社では、諏訪大社のように災害などを告知してくれることはない。
それは、私が思うに「聞かないから答えない」というのも、あるのではないか。
厳しく言ってしまえば、当たり障りのないことしか伺わないということ。
粥占とは、本来は農業の収穫を占うことが重要事項としてあるが、ほかにも「世相」を占うことも重要であるはずだ。
たとえば戦争でも起こったらのんびり農耕をやっている場合ではなくなるかもしれない。
そういう意味では、厳しいことを言ってくれる神さまというのは、有り難い。
現在は黒潮大蛇行が続いていることも、水害の発生について懸念材料となる。
というのも、黒潮大蛇行の発生中は東海から関東沿岸で潮位が上昇するという研究があるからだ。
このことについては、また別の機会に紹介したい。