探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

地震前兆・超常現象研究家の百瀬直也が地震予知・災害・防災・予言などを探求するWeb/ブログ(はてな旧サイト)




【地震予測】日食・月食が続けて起きる時に大地震が起きやすい?~来月上旬まで強めの地震に注意を


f:id:nmomose:20200621212320j:plain

今日6/21は世界で金環日食が観測され、日本では部分日食として見られたが、今後数日間は大きな地震に注意が必要で、更に今回は月食が続くため、更に要注意となる。
その過去にダブルで来た時に大きな地震が起きた例も紹介する。


 

金環/部分日食

今これを書いている時点では、日本で部分月食が見られたはずだが、雲が広がった関東や九州地方の一部などを除いて晴れたところが多く、各地で観測することができたようだ。
アフリカからアジアにかけての一部の地域では金環日食が見られただろうが、日本では部分日食となった。

昨日の記事では、過去10年ほどの日食・月食の前後に大きな地震が起きた例を紹介した。

日食や月食の前後に大きな地震が起きやすい(と考えている)のは、一つの理屈としては、太陽・地球・月が一直線上に並ぶために、何かしらの「力」が強くなり地殻に働きかけるためではないか。

f:id:nmomose:20200621212909g:plain

だが、その「力」が引力だとすれば、月以外は問題にならないくらいに弱いために、そのようなことは起こり得ないとされる。
それでも、そうだとした考えられないくらいに、日食・月食前後は、通常の満月・新月以上に大きな地震が多く起きている。

私の考え方は、理屈よりも先に、ある現象が起きていればそれを否定せず、他の科学者などのように、あり得ないから否定したり無視したりしないというのが前提となっている。

日食・月食が続けて起きるとき

日食と月食が続いて起きる時に、大きな地震が起きやすいのではないか。
これはあくまでも、まだ仮定の段階で、本当にそうなのかどうかはわからない。

ただ、過去の事例で、これだけそのような事例があったということを、以下に示す。
日食・月食が続いて起きた前後に、世界でM7.0以上の地震が起きた例だ。

>
【日】1965/05/30:皆既日食
【-3】1965/06/11 03:33UTC:千島列島、M7.0
【-3】1965/06/11 03:34UTC:千島列島、M7.2
【月】1965/06/14 部分月食
----
【日】1968/09/22:皆既日食
【+4】1968/09/26 18:02UTC:ケルマデック諸島、M7.1
【月】1968/10/06 皆既月食
【+2】1968/10/08:小笠原諸島西方沖、M7.3。
----
【月】1970/02/21 部分月食
【+7/-7】1970/02/28 10:52UTC:アリューシャン列島、M7.1
【日】1970/03/07:皆既日食
----
【-6】1973/06/24:根室半島沖、M7.1。
【日】1973/06/30:皆既日食
【月】1973/12/10 部分月食
----
【日】1979/02/26:皆既日食
【+2】1979/02/28 21:27UTC:アラスカ南部、M7.1
【月】1979/03/14 部分月食
【0】1979/03/14 11:07UTC:メキシコ、M7.6
----
【-6】1990/07/16 07:26UTC:フィリピン、バギオ大地震、Mw7.7、犠牲者1,621人。
【日】1990/07/22:皆既日食
【+5】1990/07/27 12:37UTC:ヴァヌアツ、M7.2
【月】1990/08/06 部分月食
【+6】1990/08/12 21:25UTC:ヴァヌアツ、M7.1
---
【月】1995/04/15 部分月食
【+6】1995/04/21 00:34UTC:フィリピン、M7.2
【日】1995/04/29:金環日食
【+6】1995/05/05 03:53UTC:フィリピン、M7.1
----
【月】1999/07/29 部分月食
【日】1999/08/11:皆既日食
【+6】1999/08/17 00:01UTC:トルコ大地震 、M7.7、犠牲者1万6000人。
----
【月】2007/03/04:皆既月食
【S/日】2007/03/19:部分日食。
【+6】2007/03/25 00:40UTC:ヴァヌアツ、M7.1
----
【月】2007/08/28:皆既月食
【+5/-9】2007/09/02:サンタクルーズ諸島、M7.2
【日】2007/09/07:部分日食
【+5】2007/09/12:スマトラ島北部、M8.4、犠牲者25人。
【+5】2007/09/12:インドネシア・ケプラウアン、M7.9
【+6】2007/09/13:インドネシア・ケプラウアン、M7.0
----
【月】2010/06/26 部分月食
【日】2010/07/12:皆既日食
【+7】2010/07/18:パプアアニューギニア、M7.3
----
【月】2011/06/16 皆既月食
【0】2011/06/16 03:16UTC:パプアニューギニア沖、M7.0
【-7】2011/06/24 03:09UTC:フォックス諸島、アリューシャン列島、M7.3
【日】2011/07/01 部分日食
【+5】2011/07/06 19:03 (UTC):ケルマデック諸島、M7.6
----
【S/日】2011/11/25:部分日食
【月】2011年12月10日 皆既月食
【+4】2011/12/14:パプアアニューギニア、M7.1
----
【-7】2013/04/19 03:05UTC:千島列島、M7.0
【月】2013/04/26 部分月食。
【日】2013/05/10 金環日食
----
【-3】2020/06/18 12:49UTC:ケルマデック諸島、M7.4
【日】2020/06/21 15:41:金環日食、新月、
【月】2020/07/05 13:44:半影月食、満月
----
【月】2020/11/30 18:30:満月
【日】2020/12/15 01:17:金環日食


Copyright (C) 2004-2020 Naoya Momose - 百瀬直也. All Rights Reserved. Email