今日早朝、6/25 4:47に千葉県東方沖でM6.1、最大震度5弱の地震が起きたが、メキシコM7.4に続きカリフォルニアでもM5.8の地震があるなど、やはり月食・日食・月食と続く7月前半までは地震に要注意だ。
東京湾では6/21のメガマウスと6/14のジンベエザメ捕獲があったが、これは今朝の地震の前兆だったと思われる。
千葉県東方沖M6.1
地震の詳細は以下の通り。
発生時刻:2020年06月25日 04時47分頃
震源地:千葉県東方沖
最大震度:震度5弱
緯度:北緯 35.6度
経度:東経 141.1度
震源:マグニチュード M6.1
深さ:約40km
ここ小平市は震度2だった。
地震で目が覚めて、最初はゆっくり揺れていたが次第に強くなった。
メガマウス
下記の6/11の記事で書いたが、6月11日5時頃、千葉県館山市の東京湾の沖合800mで、巨大なサメ「メガマウス」が生きたまま定置網にかかっていた。
メガマウスは元気な状態だったため、午前中には定置網から逃がしたという。
ジンベエザメ
その後、ブログでは紹介しなかったが、3日後の6月14日午前5時頃、同じ館山市波左間の沖合約800mの定置網内に、ジンベエザメが泳いでいるのが見つかった。
体長約5mの雄で、館山沖で見つかるのは昨年5月以来9匹目だという。
恐らく、6/11のメガマウス捕獲と同じ定置網だったのではないか。
なぜジンベエザメの捕獲をブログで書かなかったかというと、過去に前兆事例がなかったからだ。
だが、それは私が忘れていただけで、自前の宏観異常現象データベースを見ると、実は2年前に起きていた。
2018/11/10、鳥取県琴浦町箆津(のつ)の勝田川河口付近に、ジンベエザメが迷い込んだ。
同日21:41、鳥取県中部で2.8、最大震度1の地震が発生した。
出現地点から震源までは、22kmほど。
たとえM2クラスでも、震源まで近かったので、前兆現象としてあり得ると判断した。
メガマウスとジンベエザメ出現は前兆だった
このメガマウスとジンベエザメの捕獲地点から今朝の地震の震源までは、約130kmの距離がある。
私は動物前兆の可能性がある事例を判断する際に、地震の規模、出現地点までの距離、そして地震発生までのタイムラグによって検討する。
今回は、130kmの距離、M6.1の規模、約2週間~10日の遅延から判断すると、地震の前兆現象だったと言えるのではないかと判断した。
ロレンチーニ瓶
私は、リュウグウノツカイなどの深海魚よりも、サメ類の方が地震前兆を捉える能力が高いのではないかと考えている。
その原因としては、「ロレンチーニ瓶」(ロレンチーニ器官)がある。
これは、サメの鼻の付近にある器官で、わずかな電磁波をとらえるレーダーのような役割をもっている。
これは、砂の中に潜んでいる魚を感知するために使われていると考えられている。
メガマウスにもジンベエザメにもロレンチーニ瓶は備わっているため、これからはジンベエザメの出現事例も無視せずにベータベースに加えなければならない。