先週は様々な地震前兆現象と思われることが起きていたが、それらに対応するかもしれない地震が今日いくつか発生したので、対応関係を検討する。
また、USGS(アメリカ地質調査所)のサイトのページに、地震に関する質問への回答をまとめたQ&Aページがあるが、その内容にことごとく異論があるので、書いていくことにする。
父島近海M4.6・千葉県北東部M4.1
まず、今日関東圏で起きた地震の情報を。
父島近海M4.6
発生時刻:2020年06月28日 08時06分頃
震源地:父島近海
最大震度:震度1
緯度:北緯 26.9度
経度:東経 141.4度
震源:マグニチュード M4.6
深さ:約20km
千葉県北東部M4.1
発生時刻:2020年06月28日 14時59分頃
震源地:千葉県北東部
最大震度:震度2
緯度:北緯 35.7度
経度:東経 140.7度
震源:マグニチュード M4.1
深さ:約50km
6/26関東で環水平アーク
以降は、一昨日6/26から昨日6/27の記事で書いた前兆現象かもしれないことから。
一昨日の記事で書いたように、環水平アークなどは小規模ではM4クラスからあり得る。
そのくらいの小規模では、1~2日程度の遅延で地震が起きることもある。
だが、2日後の今日の地震で終わりかというと、そうではない可能性もあるので、まだ要注意だ。
静電気とテレビ画像乱れ
同じく6/26の記事で書いた、静電気と地デジTVの画像乱れも、今日の地震の前兆だったのかもしれない。
また、6/23の頭痛体感も、昨日6/27の15時46分、千葉県東方沖M3.7などの前兆だったのだろう。
イオノグラム
まず、昨日は朝から夜までずっと国分寺(東京都)のイオノグラムで強いデータとなっていた。
下記の図は昨夜22:35時点のもの。
これらは今日の地震の前兆だったのだろう。
昨日の記事で、6/26~6/30の間に関東近辺で1回あるいは複数回の強めの地震が起きるだろうと書いたが、昨日から複数の地震が起きたので小規模で終った。
だが、来週前半には月食トリガー期間にも入るので、7月前半までは関東圏に限らず地震に要注意だ。
USGS「地震を起こす天候はありますか?」に異論
今日、地震のことで調べ物をしていて、USGS(アメリカ地質調査所)のサイトのQ&Aページを見つけた。
ここで、よくある質問に対する一般的な回答をまとめているが、私はそのどれにも同意できず、異論があるので、以下に和訳に加えてそれを追記する。
◎太陽フレアや磁気嵐は地震を引き起こしますか?
太陽フレアと磁気嵐は、「宇宙天気」と総称される一連の現象に属します。技術システムと現代文明の活動は、宇宙天気の変化によって影響を受ける可能性があります。しかし、宇宙天気と地震の因果関係があることは証明されていません。
【百瀬】西マサヤさんが行っているように、太陽活動が何らかの形で地球上で起きる地震の前兆的な事象を起こすことは、あるだろうと考えている。
だが、太陽活動そのものが地震を引き起こすのではなく、あくまでも「トリガー」の一つになり得ると思っている。
◎地震が発生しそうだと感じる人(地震敏感体質)はいますか?
一部の人々が地震の前に発生したと主張する症状についての科学的な説明はなく、多くの場合、症状に続く地震はありません。
【百瀬】超常現象的なことは置いておくとしても、日本に多くいるような「体感」で地震前兆を感じる人は、多くの動物がそうであるように、いても不思議ではないだろう。
◎動物は地震を予測できますか?
大地震が発生する前の異常な動物の行動についての最も古い言及は、紀元前373年のギリシャからのものです。伝えられるところによると、ネズミ、イタチ、ヘビ、ムカデは家を出て、破壊的な地震の数日前に安全のために向かいました。動物、魚、鳥、爬虫類、および昆虫が奇妙な形で現れる逸話的な証拠がたくさんあります...
【百瀬】これは前兆現象を認めているので、異論はなく、日本では故・池谷元伺大阪大名誉教授や、麻布大学の太田光明教授のように、動物前兆現象を研究する人々がいる。
◎「メガクエイクス」は本当に起こり得るのでしょうか?
いいえ、マグニチュード10以上の地震は起こり得ません。地震のマグニチュードは、地震が発生した断層の長さに関連しています。つまり、断層が長いほど、地震が大きくなります。断層とは、地球の地殻を構成する岩石の割れ目であり、これに沿ってどちらかの側の岩石がお互いを通り過ぎています。十分長い間問題はありません...
【百瀬】世界最大級のあり得る地震はM10.0程度とされ、北米アラスカ沖から日本列島沖の全長8000km以上の破壊活動はあり得るとする説がある。
東北地方太平洋沖地震が発生した時に、科学者たちは「想定外」と言った。
M10の地震が将来起きた時には、またその言葉が使われるだろう。
◎地震を予測できますか?
いいえ。USGSも他の科学者も大地震を予測したことはありません。私たちはどのように知ることができませんし、予見可能な将来のどのような時にも知ることを期待していません。USGSの科学者は、特定の地域で特定の年数の間に大きな地震が発生する確率のみを計算できます。
【百瀬】いわゆる天気予報レベルの地震予知は難しいとしても、私が紹介・研究するような様々な前兆現象の観察などによって、予測に近いことは可能だろうと考えている。
その多くは、現在の科学では定説となっていなかったり、科学者たちが無視する領域に属している。
仕方がないから私がやるしかないみたいな。
※今日はまた一つ、海流に関係する地震の法則を発見してしまったかもしれない。
※2台使っているPCの一つがメモリ増設ができず遅いので、DELLの最新機種を買った。

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