今日7/16の昼頃にパプアニューギニアの内陸でM7.0の地震が発生して津波警報も出たが、このあたりで大きな地震があると日本付近でも2~3か月以内に大地震が起きることが多いので注意が必要だ。
パプアニューギニアでM7.0
この地震は、気象庁の発表ではM7.4だが、米USGSではM7.0の発表なので、そちらを採用することに。
パプアニューギニアは、ニューギニア島の東半分と周辺の島々からなる国だ。
今日の地震は、そのニューギニア島の東部の長く伸びる半島のワウ(Wau)の近くが震源となった。
内陸地震で被害が懸念されるが、今のところそのような報道はない。
地震の巣
このあたりも日本と同様に地震の巣といえるところで、そのことは下記の1900年以降のM7.0以上の地震の震源マップを見ればわかる。
上記のGoogleEarthのマップのように、小さなプレート(マイクロプレート)が複雑に分布していて、その境界付近で起きた。
過去120年ほどでは、その付近が震源の大地震は少なかったようで、空白域だったようだ。
地震発生の季節性
この地震の震源は赤道の近くだが、大地震の発生に季節性はあるのだろうかと興味をもって、USGSの過去120年間のデータを調べてみた。
地震の発生月ごとに集計すると、以下のようになった。
上記マップの範囲内が対象で、M7.0の地震が全180回起きていた。
その中で、7月が22回と最も多く、次に5月、2月・10月と続く。
つまり、今日の地震は過去に最も多い期間中の7月に起きていた。
日本で大地震が連鎖した例
以下に、1900以降にパプアニューギニア付近でM7.0以上の大地震が起きた後で、2~3か月後に日本でも大地震が連鎖した例を示す。
1918/07/03 06:52:M7.5
1918/09/08:択捉島沖地震、M8.0、犠牲者24人。
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1944/11/16 12:11:M7.1
1944/12/07:昭和東南海地震、M7.9
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1946/09/29 03:02:7.8
1946/12/21 04:19:昭和南海地震、M8.0
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1963/09/17 19:20:7.2
1963/10/13:択捉島沖地震、M8.1、津波
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1968/02/12 05:44:M7.3
1968/05/16:十勝沖地震、M7.9、犠牲者・行方不明者52人、津波5m
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1983/03/18 09:05:M7.6
1984/05/26:日本海中部地震、M7.7、犠牲者104人、津波
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2015/05/07 07:10:M7.1
2015/05/30:小笠原諸島西方沖、M8.1
このように、太平洋プレートの沈み込みあたりで大地震が続くことが多いようだ。
特に、なぜか北海道から千島列島あたりが多い。
そのため、秋ころまでは念のため日本でも大き目の地震に注意した方が良いかもしれない。
直近でも地震に注意
また直近でいうと、7/21の新月の前なので地震に注意が必要だ。
私の体感では、昨日からセミ鳴きの耳鳴りが非常に強く続いている。
下記のマップのように、今日は太平洋プレート沿いでM5クラス以上の地震が起き始めている。
今回は過去の地震データを取り込んでExcelで加工して解析してみたが、このような作業は元SEとして赤子の手をひねるように容易いので、今後はもっと頻繁に行うことにしたい。
※うちが借家でなければ母のために考えるかも。
アフリカ象が3頭乗っても大丈夫と。
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※【note】洗いざらい書きました。
今後高騰していくかも。
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