今日はかなり大変なことを書くが、期せずして「南海トラフ巨大地震」の発生時期に関する2件の重要な話題を含む。
一つは地球科学者・鎌田浩毅(ひろき)氏の説であり、もう一つはヒプノセラピストマリアさんがnoteマガジンで書いてくれたことだ。
鎌田浩毅氏の説
まず、『女性セブン』2020年8月20・27日号に掲載された、京都大学大学院人間・環境学研究科教授で地球科学者の鎌田浩毅氏と女優・室井滋氏の対談について。
題して『南海トラフ地震の経済被害は220兆円 次は2035年±5年?』という記事。
このうち、このブログの性格上、もちろん強調して取り上げるのは、タイトル後半にある「次は3035年±5年?」の部分だ。
聞き手は女優の室井滋さんで、今まで知らなかったが、この人は地震のことに関心があり、なんと東日本大震災を直前予知していたという。
『ハピズム』
これは興味があるので、脱線してそのことをまず取り上げることに。
ググってみて、このことを取り上げたニュース記事を見つけたら、それは『ハピズム』だった。
『TOCANA』の前身である、サイゾーの女性向けスピ総合サイトだ。
その7年前の2013/02/28の記事で『頭脳派、室井滋が東日本大震災を予知!? あのAV女優は肉体で……』と題した記事で取り上げられている。
ハピズム、懐かしい…。
この記事は知らなかったが、これが掲載された時期の少し前に、サイゾーとの付き合いが始まった。
今のトカナの美人編集長からメールが来て、『ハピズム』での執筆を依頼されたのだ。
初めて書いたのが、『2月か3月に日本海側で大地震の恐れ!? ニュースでチェックしておきたい魚の異変』と題した記事で、掲載されたのが2013/02/02だった。
その年の秋になり、『ハピズム』から『TOCANA』に移行して、メインライターとして執筆を続けて以来、7年以上になる。
ライターさんがどんどん変わっていく中で、幸いにしてまだ首にならずに続けてこれた。
室井滋さんが3.11を直前予知していた
鎌田氏の著書『地震と火山の日本を生きのびる知恵』(メディアファクトリー)での室井さんとの対談によると、東北地方太平洋沖地震が発生する4分前に、「地震!」と叫んだという。
- 作者:鎌田浩毅
- 発売日: 2012/03/02
- メディア: 単行本
その時、室井さんは、ある女性企業家と対談していて、突然「きゃあッ、地震!」と叫んだ。
その場にいた人々は唖然としたが、その直後に本当に揺れ出した。
しかも、自分の意志と関係なく「ここ震源地じゃないですから。多分東北の方」と口から出たという。
鎌田氏は対談で「大きな揺れを起こすS波の前に来るP波が原因では?」と語ったという。
だが、その解釈では「東北」まで当てることは無理だろう。
そのへんが科学者の思考の限界で、つまりは「6th sense」が働いたとしか思えない。
鎌田氏と室井氏の対談
『女性セブン』の記事で、室井氏が富士山がすぐにでも噴火するという記事もあるがと話を向けると、鎌田氏は、こう答えた。
「いや、噴火するとしたら南海トラフ巨大地震の後でしょう。「3.11」でマグマ溜まりが揺すられて、直後の直下地震で天井にヒビが入っても噴火しなかった。だけど、次に大きく揺すられた時に噴火する可能性は非常に高い。次の巨大地震はマグニチュード9クラスですから。宝永噴火も、南海トラフで起きた宝永地震の49日後に起きました。」
これは、ありそうな話だ。
次に室井氏が、8月か9月にも南海トラフ巨大地震が来るという話もあると向ける。
すると鎌田氏は、こう答える。
「ぼくが一生懸命言っているのは、今じゃないですよってことなんです。まず、なぜ2つが連動するのかというところから説明しますが、富士山は南海トラフの東端の駿河トラフと、相模トラフを陸上へ延長した線の交点にあるんです。プレートとプレートの境目にあるから、マグマの供給量が多くて、噴火の量も大きい。だから日本一の山なんですよ。」
(同上)
南海トラフ巨大地震はいつ来るか?
では、南海トラフはいつ動くのか?
鎌田氏は、こう語る。
「南海トラフはだいたい100年周期で地震を起こしているので、科学的データから見れば、次は2035年±5年。近いところをとってもあと10年先です。」
(同上)
つまり、巨大地震が起こるのは2030年~2040年頃だろうという。
これは、一人の地球科学者の説ではあるが、それが定説となっているわけではない。
だが、周期的には、そのような概算が妥当なところなのだろう。
ただ、あくまでも平均値を求めた結果であって、地球はそう律義に動いてはくれない。
これより早まることも遅れることも、あるのではないか。
マリアさん:南海トラフ巨大地震の発生時期が見えてきた?
次に、今日は2つのnoteマガジンを発行した。
一つは、『ヒプノセラピストマリアと百瀬直也の予言三昧』マガジン。
もう一つは、私の単独の『百瀬直也の【週刊】地震・災害前兆速報』マガジン。
両方とも、毎週月曜日頃に発行することにしている。
マリアさんとの『予言三昧』は、今回は『南海トラフ巨大地震はいつ頃起きるか?おおよその時期が見えてきた』と題した記事。
今回は特に大変な内容だ。
何が大変かというとネタバレになるが、発行後にマリアさんと、将来住む土地について語り合ったりした。
そのへんで汲み取ってください。
メインは南海トラフ巨大地震で、いつ頃起きるかについて「おおよその時期が見えてきた」と控えめにしているが、実際はかなりピンポイントで示してくれている。
はっきりいって、前述の鎌田氏の予測とは、ずれがある。
更に大変なことは、「連動」する恐れがあるということ。
そして、長い目で見た地殻変動。
今のうち、どこに住んだらいいか、どこに移った方がいいか。
こういうことをネット上で噂話的に拡散されて、興味本位に語られると、たまったものではない。
やはり、こういうクローズドの場での公開が正解ではないかと強く感じている。
また、月額購読料は喫茶店でコーヒーを飲めば消える金額なので、それさえも払いたくないという人は、最初からそう強く興味がない人なのだと判断している。
南海トラフ巨大地震の足音
次に、私の方の定期購読マガジンだが、これも期せずして南海トラフ巨大地震の話題となっている。
だが、もちろんマリアさんとの対話とは切り口が全く異なる。
こちらの記事は、『深発地震+異常震域「南海トラフ巨大地震の足音」?異常震域の地震は前触れか?』と題したもの。
今回の切り口は、8/7に三重県南東沖で起きた深発・異常震域地震をきっかけとしている。
そして、こちらの記事は「南海トラフ巨大地震の足音?」としているが、これは異常震域の地震がこのあたりで増えていくと、「いよいよか」ということだ。
私がこう書くからには、「過去にもそういう事例があった」ことが前提となっている。
その過去データを検証すると、鎌田氏が主張する予測期間よりも前倒しで南海トラフが動く可能性があるのではないかと思えてくるのだ。
私が単独でやっているマガジンは、マリアさんとの対話篇と比べると、購読者数が10分の1にも満たない。
この数字を見ると何だかやる気が失せてきそうだが、それだけマリアさんが人気があるということだ。
それから、noteで「サポート」をしてくれる方がいて、まだまだnoteでは弱小クリエイターなので、これは本当に励みになる。
いわゆる「おひねり」みたいなものかな。
金額ではなくて、気持ちがうれしい。
たとえ収入は少なくても、なんとか頑張ろうという気にさせてくれる。🙏
今日の前兆現象
ちび子の運動量だけ。
【ハムスター】2020/08/10朝、カウンター値:1006回。2か月ぶりの多さで注意。#地震予知 #ハムスター地震予知 #ハムスター #ジャンガリアンハムスター
2か月ぶりの多めだが、もしかするとリセットを忘れていたかもしれない。
お互いに、年取った。
それから、多忙でカウントできていないが、ばけたんが何度か点滅している。
明日あたり、また関東圏で揺れそうか。