探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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『「気づき」の幸せ』出ています

みなさんご存知でしょうが、念のため書いておきます。
今日仕事の帰りに本屋へ寄ったら、青森の「ヘビのカミサマ」こと木村藤子さんの『「気づき」の幸せ』が平積みされていました。
すでに第5刷でした。
Amazonでも購入できる状態になっているようです。
またすぐに品切れになるかもしれませんね。


「気づき」の幸せ

「気づき」の幸せ



この本については、こちらの記事で書いてます。↓

司馬遼太郎が書く出雲王朝

以前に紹介した『謎の出雲帝国−怨念の日本原住民氏・天孫一族に虐殺された出雲神族の怒り 』(吉田大洋著)に関連した話題です。
下記の記事で書いています。


謎の出雲帝国―天孫一族に虐殺された出雲神族の怒り 怨念の日本原住

謎の出雲帝国―天孫一族に虐殺された出雲神族の怒り 怨念の日本原住


この本では、大国主命オオクニヌシノミコト)の末裔だという故・富當雄(とみまさお)氏が著者に語った、出雲神族の驚くべき伝承をメインテーマとしている。

司馬遼太郎が紹介していた

上記記事のコメントである方に教えてもらったのだが、じつは富家の伝承については、司馬遼太郎も本で紹介していたのだという。
「えっ、あの司馬遼太郎が…?」と、驚きを感じると同時に、自分の考えに少し自信を深めたものだった。
そのことが書かれているのは、『歴史の中の日本』という随筆集に収められた「生きている出雲王朝」という作品だ。
23頁ほどの短い随筆で、歴史小説のたぐいではない。

歴史の中の日本 (中公文庫)

歴史の中の日本 (中公文庫)

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『「気づき」の幸せ』(木村藤子著)

青森の「蛇のカミサマ」こと木村藤子さんの初めての著書の紹介。
5月に出版された、『「気づき」の幸せ』(木村藤子著、小学館)。
初版を買い損ねて、長いこと版元品切れで、増刷が待ちきれずにAmazonユーズドストアで買ってしまった。
5/30(水)頃にAmazonで増刷を買えるようになったと思ったら、もう品切れのようだ。
Amazonでは、またユーズドしか扱っていない。
私が2000円弱で購入したのは第3刷だった。
このように本当に入手困難な本なので、このブログで増刷の知らせがあったときには、すぐにネットで購入した方が良いだろう。


「気づき」の幸せ

「気づき」の幸せ


木村藤子さんがどういう人かご存知ない方は、こちらの資料ページを先に見てください。

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読みたい本

たまりにたまった、Amazonの私のカートの中から、比較的最近出た本をピックアップ。
全部紹介すると、収拾つかなくなるので。
たぶん全部購入すると、10万円ぐらい金があっても、いっぺんに消えてしまいそう。^^;


◎日本の偽書
竹内文書東日流外三郡誌、ホツマツタエなど、偽書と言われる古史古伝について語るには欠かせない1冊か。

日本の偽書 (文春新書)

日本の偽書 (文春新書)


◎サンカの真実 三角寛の虚構
サンカについて探求すると出雲族についての真実に近づけるか?

サンカの真実 三角寛の虚構 (文春新書)

サンカの真実 三角寛の虚構 (文春新書)


◎中国・開封のユダヤ
今朝の朝刊の広告で見つけた。いまいちばん読みたい本かも。

中国・開封のユダヤ人

中国・開封のユダヤ人


◎諏訪祭政の発祥と系譜
古事記日本書紀をはじめとする文献より神話的世界にメスを入れ、「諏訪の祭政」の発祥から系譜をたずね、さらに「日本国建国」までを構想するとある。自分的には必読だろう。

諏訪祭政の発祥と系譜―付 倭国の滅亡と日本の建国

諏訪祭政の発祥と系譜―付 倭国の滅亡と日本の建国


◎日本の家紋 デジタル版
日本人のルーツについて何かが見えてくるのではないか。

日本の家紋 デジタル版

日本の家紋 デジタル版


◎「気づき」の幸せ(木村藤子著)
相変わらず在庫切れ状態。
お急ぎの人は、3500円ぐらい出してユーズドストアで買う?

「気づき」の幸せ

「気づき」の幸せ

御柱祭火と鉄と神と−縄文時代を科学する

昨年夏に出た本で、注目していたが、やっと読むことができた。


御柱祭火と鉄と神と−縄文時代を科学する百瀬高子著、彩流社

御柱祭 火と鉄と神と―縄文時代を科学する

御柱祭 火と鉄と神と―縄文時代を科学する


諏訪大社御柱祭を題材にした本だが、広く諏訪信仰や諏訪の古代文化を扱っているといえるだろう。
著者の百瀬高子氏は長野県出身とあるが、私とは遠い親戚であるのかもしれない。
東京都の公務員を退職後に古代史研究に入ったという。


本書ではまず、諏訪の古代製鉄にスポットをあてている。
かつての諏訪では、褐鉄鉱を原料とした製鉄が行われていた。
カッ鉄鉱は、水に溶けた質の悪い鉄成分が硫黄などとともに葦や草木の根に付着して、筒状になる。
諏訪湖諏訪湖周辺の河川の水は、鉄含有量が日本一なのだ。
諏訪の神は製鉄と非常にかかわりがある神であって、水の神・風の神であると同時に、鉄の神でもあった。
だから、古代の諏訪信仰を語るには、古代製鉄の知識が欠かせない。

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