ちょっと遅くなりましたが、『週刊現代』1月29日号の「'05年東海道大地震がメガロポリス襲う!」という記事から、重要個所を紹介します。
「今回の地震の影響で、関東以西の日本列島が南西方向に押される可能性が想定されています。」
−『週刊現代』1月29日号、「'05年東海道大地震がメガロポリス襲う!」より琉球大学・木村政昭の発言
上記で「今回の地震」と言っているのは、もちろんスマトラ島沖地震のことです。
また、この記事では、東海・東南海・南海地震が、スマトラ島沖地震の影響を受ける地域である可能性があるとして、国立極地研究所の島村英紀所長のこういう言葉を紹介しています。
「起きる、起きると言われながら、いまだに起きていないということは、むしろ脅威です。その分エネルギーが蓄積されて、さらに力を増しているのです。超巨大地震の発生が確実に近づいているのです。」
−『週刊現代』1月29日号、「'05年東海道大地震がメガロポリス襲う!」より国立極地研究所・島村英紀所長の発言
そして、この記事では、大地震が連鎖する例として、次の地震をあげています。
- チリ大地震(1960年)→日向灘地震(M7)、根室沖地震(M7.2)、北美濃地震(M7)、根室沖地震(M6.9)
- アラスカ南部(M9.2、1964年)→新潟地震(1964年)、アリューシャン沖地震(M8.7、1965年)、松代群発地震
さらに、大地震発生の周期について、こういう発言もあります。
「太陽の黒点活動は、10〜11年の周期で活発なピークが繰り返し訪れますが、巨大地震のほとんどが、ピークの谷間の時期に起きているのです。(中略)ちなみに、最近の頂点は2000年ごろ。次の頂点は1010年か2011年ですから、ちょうど今年が谷間の時期なのです。」
−『週刊現代』1月29日号、「'05年東海道大地震がメガロポリス襲う!」より日本地震前兆現象ネットワーク・小林泰晴会長の発言
まあ週刊誌の書くことだから、ちょっと誇張した表現もあるかもしれませんが。
やはり今年も大地震については要注意の年であるようです。