アマゾンジャパンが6月12日、また新しいサービスを開始した。
題して『e託販売サービス』
本やDVDソフトなどを預かって売ってくれるというものだ。
これは中古品販売の話ではない。そういうサービスだったら、もうとっくにやっている。
たとえばの話、自費出版で本を作った人がAmazonに預けると、普通のAmazonで扱っている書籍と対等な扱いで販売してくれるのだ。
基本的に、Amazon.co.jpで扱っているジャンルの商品ならば扱ってくれるようだ。
ただし、条件がある。
書籍ならばISBNバーコード、その他の商品ならばJANバーコードが商品に印刷されていなければならない。
業者でない人も、ここでメゲてはいけない。
たとえばISBNコードは、2〜3万程度で取得できるそうだ。
すでに作ってしまった本に、あとからISBNを付加したもの(たとえばシールなどで)を扱ってくれるかどうかは、わからない。
年会費9千円を払えば、商品を保管してくれる。
あとは、売れたら代金の40%をAmazonがもらい、残りを毎月支払ってくれるという形になる。
まったくの素人にはちょっと敷居が高いかもしれないが、個人がサイドビジネスでやってみることもできるだろう。
また、生産量が少なかったり知名度が低い商品とか、流通ルートで困っている業者なども参入するチャンスはあるだろう。
このサービス、当初は書籍やDVDなどのソフトから始めて、将来的には生活雑貨なども扱う予定というから、ネット上で商売をやっている人には見逃せないのでは?
個人的にはいまのところあんまり興味がないけれど、こういうサービスがありますということで紹介しました。
↑興味がないというのは売る方の興味ということで、買う方の興味は、希少本や地方出版社の本が入手できやすくなるというような点で期待できそうです。
詳細はこちらにあります。↓