みなさん、こんにちは。
正月3が日はどのように過ごしましたか?
さきほど京都から東京の自宅に戻りました。
風邪が治らないまま、大晦日から諏訪→京都と断食して聖地巡礼してきましたが、肺炎になったりせずに、なんとか終えることができました。
春日神社
今日は午前中、春日神社(西院)、平野神社(衣笠)、諏訪神社(諏訪町)を巡拝しました。
京都の人でないと知らないところばっかりかな。
春日神社は京都十六社のひとつで、病気平癒の御利益があるとのことで「病気のかみさん」として親しまれているようです。
御祭神は、建御賀豆智命(タケミカヅチノミコト)、伊波比主命(イハヒヌシノミコト)、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)、比売神(ヒメカミ)です。
ぼくはここのすぐ近くのペンションに泊まっていました。
平野神社
平野神社は、北野天満宮の近くにあります。
昨日いきなり行くようにダウジングで指示されました。
御祭神は下記の通り。
第一殿:今木皇大神(いまきのすめおおかみ)(源気新生、活力生成の神)
第二殿:久度大神(くどおおがみ)(竈の神、衣食住の生活安泰の神)
第三殿:古開大神(ふるあきおおかみ)(邪気を振り開(晴)く平安の神)
第四殿:比賣大神(ひめのおおかみ)(生産力の神)
「いまきのかみ」は「今来の神」で、外国から新たに来た、つまり朝鮮半島からの渡来人の神だったわけです。
式内社であり、かつては皇室から厚く保護された神社でした。
観光ガイドブックのたぐいではほとんど紹介されていなくて、観光客の姿はあまりありません。
非常に由緒あり広大な敷地に建つ神社です。
諏訪神社
ここは紹介するまでもない非常に小さな神社です。
民家の間の狭い敷地に小さな祠があるだけのところ。
京都のどこかに単独の諏訪神社がないかどうかネットで調べて見つけました。
地下鉄烏丸線の五条駅で降りてすぐの、諏訪町通りにあります。
あの征夷大将軍として知られる坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)が信濃の諏訪大明神を勧請し、創建した神社といわれています。
坂上田村麻呂は清水寺の創健社と言われていますが、この諏訪神社はその清水寺の真西の方角に建っているのが面白いところ。
レイライン(方位線)
今回の京都聖地巡礼では、レイライン(方位線)でむすばれた聖地を廻らされたのではないかと思うところがあります。
その方位線については、『聖地巡礼ファイル』「#252 古都に隠された十字架・後編」で書いています。
このPDFの4ページと6ページあたりの図を見てください。
今回巡礼したところでは、蚕の社、松尾大社、伏見稲荷大社(稲荷山)、下鴨神社と河合神社がある糺(ただす)の森が方位線で結ばれています。
また、今回行く予定で行けなくなった比叡山延暦寺がある四明岳も同じです。
秦氏は「レイライン氏族」でもあったのかもしれません。
今回の聖地巡礼の記録としては、どうしようかと考えていますが、もしかしたらまとめて『聖地巡礼ファイル』の一部とするかもしれません。
8日まで仕事は休みですが、『聖母と聖女』も書かないといけないので、どうなるか。