数日前に、ある女性からmixiのメッセージが届いた。
丁寧な文体で書かれた内容は、あることに関する質問だった。
その日、あることを調べている内に私のブログを見つけて、記事の内容に関係したことで知りたいことがあるという。
じつはその同じ日に、melyuさんががmixiで私のページに足跡を残したときに、何気にクリックしてプロフィールを見ていたのだ。
プロフィールの写真が人形で、創作人形をやっているらしい。
作品を紹介するWebサイトへのリンクがあったので、訪問してみた。
そのサイト『妖榴苑(yoryuen)』は現在リニューアル中だが、数点だけ人形の写真を見ることができる。
裸体を顕にした少女の人形なのだが、とても惹きつけられるものがあった。
うまく表現できないが、表情がとても良いのだ。
「お人形、素敵ですね」と一言メッセを送りたかったのだが、まったく知らないオヤジからいきなり送られたら驚くかもしれないと思い、やめた。
その直後の本人からのメッセだったので、さすがに驚いた。
シンクロニシティーだ。
妖榴苑(yoryuen)
アクセスしてみると、まずトップページがシンプルで色使いやタイトルのデザインにセンスを感じる。
表紙にある人形を見ると、まるで生きている人間のような瞳に吸い込まれそうになる。
裸体ではあっても、いやらしさを感じない。
「清楚なエロス」とでも表現したくなるものを感じるのだ。
私のつたない表現から作品を想像するよりも、実際にアクセスして見てください。
ご本人の許可を得たので、紹介することにする。
下記ページから「降臨」というところをクリックすると、写真が見られる。
引越し先の新サイトはこちらです(2007/03/18追記)。↓
このような人形を、球体関節人形というらしい。
ほとんど知らない分野だったが、他の作家の人形をWeb上で探して、いろいろと見てみた。
だが、melyuさんの作品ほど惹きつけられるものには、なかなか出逢えない。
こういうものを自分でも作ってみたいという気持はあるが、そんな才能はないから、やめておくことにしよう。
melyuさんは、私のブログを何時間も読みふけっていたという。
そしてこちらも妖榴苑に何度もアクセスしては、人形を眺めていた。
じつは、相手のプライバシーがあるので詳しくは書けないが、メッセをやりとりしていて、もうひとつ驚いたことがある。
今年に入ってから、melyuさんとニアミスをしていたのだ。
同じ日に、同じ神社にお参りしていたのだ。
もっとも、お互いに知らない同士だから、たとえ一方が顔を見ていたとしても何も起きなかっただろうが。
私がメッセを出さずじまいだったら、知り合えずにそれで終わりになったかもしれない。
melyuさんからのメッセがなかったとしたら。
人との縁とは面白いものだ。
作品展の予定もあるとのこと。
ぜひ実物を見てみたいものだ。
これからも陰ながら応援したい。
【参考】
※両耳に耳鳴りと弱い耳圧あり。耳の奥に軽い痛みも。(2007/01/23 0:20現在)。