探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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東伏見稲荷神社


今朝は、東京都西東京市にある東伏見稲荷神社へ行ってきた。
前日にダウジングで指示があったので。
以前からお参りしなければならないと思っていて、またダウジングでも言われていたが、なかなかGOサインが出なかった。
ダウジングでうしろの存在に伺うと、今年1月からやっている仕事は、伏見稲荷の神さまのご援助があって見つかったという。
そのお礼のお参りだ。


今日から首都圏では、PASMOが利用可能となった。
首都圏のほとんどのJR・私鉄・バスで使用可能になる非接触式のICカードだ。
昨日西武線に乗った時点で、改札の機械はICカード対応の新しいものに変わっていた。
ためしにSUICAを使ってみると、問題なく利用できた。
ちょうど定期券が切れたので、田無駅PASMOの定期券を購入した。
JRのSUICAと同様に、500円のデポジットが必要になる。
西武線の駅でSUICAをチャージすることも可能なようだ。
PASMOSUICAを両方もっていても仕方ないので、SUICAの方は解約するつもりだ。
PASMOでは例えばJRと私鉄との連絡定期券も購入できるようだが、購入する場所とか制限もあるらしい。


東伏見稲荷神社は、稲荷信仰のメッカである京都の伏見稲荷大社から御分霊を祀った神社。
関東地方の稲荷信仰者たちから、東京に伏見稲荷大社のご分霊をお祀りしてもらいたいという要望が高まり、京都伏見稲荷大社の協力で、昭和4年に創建された。
地名の東伏見は、もちろんこの神社に由来している。
ネットで調べてみると、意外なことに、ここは伏見稲荷大社の唯一の分社だという。
…というのは、昭和4年の創建時点での話のようで、古い情報または誤りのようだ。
昨年10月9日に巡礼した藤沢市鵠沼(くげぬま)伏見稲荷神社は、昭和18年5月12日に伏見稲荷大社の御分霊を勧請して創建したとあった。
また、現在では他にも分社ができているようだ。


そして今年になって、正月に京都に聖地巡礼して、元旦には伏見稲荷大社に初詣をして、風邪が治らないまま「お山」にも登った。
そして、1月から東伏見稲荷神社のすぐ近くにある某社の研究開発センターで仕事をするようになった。
この仕事のために新しい会社と契約するによって、いままでよりも収入が増えた。
いままでが低すぎたというだけの話なのだが、それ甘んじていたのには、それなりの理由がある。
このような一連の流れは、決して別々に起きていることではないように思うのだ。


西武新宿線東伏見駅で下車。
東伏見稲荷神社は、この駅から南西へ徒歩10分弱のところにある。
三鷹と吉祥寺からバスで行くこともできる。
西武新宿駅から東伏見までは、準急で20分。
急行は停まらないので、急行だと上石神井で各駅に乗り換える必要がある。
地図で見ると、実際は一つ隣り(田無・所沢方面)の西武柳沢(やぎさわ)駅の方が距離的に近いようだ。
東伏見は、毎日通勤のために降りている駅だ。
南口で降りると、右手に朱色の鳥居が立っている。
線路沿いの道を進むと別の鳥居があり、その道なりに進むと、駅から7〜8分で神社の前に着く。
神社の敷地全体が、小高い丘の上にある。
鳥居はかなり大きいが、境内はそれほど広くはない。



祭神は、伏見稲荷大社と同様に、下記の三柱をお祀りしている。

  • 宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)
  • 佐田彦大神(さだひこのおおかみ)
  • 大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)


このうち、ウガノミタマノオオカミが主祭神だ。
佐田彦大神は、猿田彦大神と同一の存在だとみなされることが多い。
そして、大宮能売大神天宇受売命(アメノウズメノミコト)と同一視される。
となると、秦氏サルタヒコとの関係は?
この神は国津神のはずだが…。


拝殿前で、お祈り。
瞑目していると、かなり強い力を感じる。
拝殿の裏へ通じる道があり、行ってみると、そこには伏見稲荷大社の「お山」で見慣れた光景が。
無数の鳥居とともに「お塚」があるのだ。
さすがに伏見稲荷大社の分社だと感心する。
社務所でおみくじを引くと、50番の「吉」。
独自に製作しているおみくじのようだ。



本宮である伏見稲荷大社は、和銅4年(711)に秦氏によって創建された。
この神社も、秦氏が祭祀した神社と同様に、古代イスラエルとの関係が色々と言われている。
イナリの語源はINRI(ユダヤの王ナザレのイエス)から来ているという説もあるくらいだ。
本来の稲荷信仰では、キツネとは何ら関係がなかった。
関係があったのは、オオカミの方だ。
その由来は、下記の伏見稲荷大社公式サイトで書かれている。
長々とした文章を読むのがイヤだという人は、「おいなりさん物語」のアニメを見ることをお奨めする。


下記の三神たける氏のコラムでは、狼はもともと秦氏一族のシンボル的存在(トーテム)だったのではないかとある。

じつは、古代イスラエル12支族のひとつであるベニヤミン族のシンボルが、狼だったのだ。
そのため、狼をトーテムとする秦氏は、恐らくベニヤミン族の流れを汲むユダヤ人ではないかと三神氏は書いている。
このことだけでは論旨が弱いとは思うが、古代のイスラエルでは狼は少なくともキツネのような悪者扱いされる存在ではなかったようだ。


三神たける氏といえば、飛鳥昭雄氏との共著である『失われた古代ユダヤ王朝「大和」の謎』を今日書店でパラパラと立ち読みした。
お金を出して買うほどの本ではないだろうということで。
その本で、天照大神の岩戸隠れの神話は、イエスが復活の際に墓から岩戸を開いて脱出した話と一致すると書かれていた。
なるほど、そう考えられなくもないか。
古事記の天岩戸神話がもし仮に新約聖書の逸話を参考にして創作されたものであるとしたら、怪しいのはやはり秦氏だろう。
大和岩雄氏の『秦氏の研究』によれば、古事記の編纂に秦氏が参加していたとのことなので。


稲荷神社の御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)だが、この神名にある「ウカ」は穀物・食物の意味で、穀物の神とされている。
ちなみにヘブライ語でもウカは食物を意味し、音と意味が一致しているのは偶然とは考え難いものがある。


このような要素を考えてみると、稲荷信仰と古代イスラエルとの関係は、あるのかもしれないと思えてくる。
お稲荷さんと聞くと、おキツネ様と結びついたり現世利益的要素が強い信仰だというイメージが強いが、本来の稲荷の神は、もっと高いところの神ではないかと考えている。


東伏見稲荷神社は、西武新宿線沿線では貴重な癒しの空間だろう。
正月三が日で10万人の参拝者が訪れるという。
これからも度々お参りしたいところだ。



【参考サイト】


秦氏の研究―日本の文化と信仰に深く関与した渡来集団の研究

秦氏の研究―日本の文化と信仰に深く関与した渡来集団の研究


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