探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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iPod難聴


昨日の記事では音階について、音楽の本質に迫るような話題を取り上げた。
今日も「音」に関する話題をいくつか。
さきほど、こういうニュースが目にとまった。


某所で実施された「携帯音楽サイトに関する実態調査」。
回答者の8割は女性だという。
これによると、女性の4割が、有料ダウンロードサイトから得た曲を携帯電話に50曲以上保存している。


携帯とかiPodとかで音楽を聴く場合、注意したいことがある。
それは、「難聴」だ。
私の場合、出先でイヤフォンやヘッドフォンを使って音楽を聴く習慣がない。
ウォークマンの時代から、そうだった。
最大の理由は、「耳を守りたいから」だ。


ロックミュージシャンの多くは難聴になっているという。
あれだけ大音響のアンプの近くで演奏していれば、そうなるのも当然だろう。
だが、耳はミュージシャンにとって「命」だ。
最近はライヴステージで、イヤフォンタイプのモニターが使われている。
あれなども、難聴になるのをかなり早めるのではないか。


特に、電車や車に乗っている時などは、周囲の騒音に対抗して、ある程度ヴォリュームを上げざるを得ない。
自ら難聴になるのを早めているようなもんだろう。
電車の中で、ヘッドフォンで他の人に聴こえるような大音量で音楽を聴く若者たち。
人に対して迷惑というのもあるけれど、自分の体にとっても良くないだろう。


ネット上で調べてみると、やはり米国では「iPod難聴」が問題になっているとか。

この記事によると、難聴の危険性を回避しないからと、Apple社が訴えられたとか。
でもねー、そういうのって、使う側の問題ではないかと。
私だったら、こんな訴訟社会の国に住んでいたら、逃げ出したくなってくるかも。


それと、もうひとつ。
iPodなどで年中音楽を聴かない理由。
人の作った音楽ばっかり聴いていると、「自分で曲を作るチャンス」をつぶしてしまうから。
作曲のアイデアというものは、無音の状態だからこそ出てくるもの。
「All day music」とかいって、常に音楽にさらされた環境では、無理。
音楽でクリエイティブなことをやろうという場合、やはり「無音のひと時」が大切になってくるのだ。

『Bye Bye Love』(Simon & Garfunkel)

今日の「記事とは関係ないけれど」シリーズ。
先日サイモンとガーファンクルの曲を紹介して、自分でも懐かしくて、もっと他のも聴きたくなった。
というわけで、『バイバイ・ラブ』を。
たぶん私が中学生の頃に初めて買った洋楽のシングルレコードが、これだった。
(うろ覚えで、違うかもしれない)
なぜかライヴ版がシングルカットされたもの。
観客の手拍子も入っている。


この曲はS&Gのオリジナルではなく、エヴァリーブラザースのカバー。
ライヴの映像がなくて残念だけど。
こういう何でもない曲が、あの頃はすごく新鮮に聴こえた。
私の場合、ビートルズ体験よりもS&G体験の方がちょっとだけ早かったように思う。


◎Bye Bye Love - Simon & Garfunkel


同じ曲を、ジョージ・ハリスンが歌っているのもYouTubeで出てきた。
1974年のアルバム『Dark Horse』に収録されたもの。
この頃、最愛の妻パティ・ボイドと別居状態になった。
親友エリック・クラプトンに奥さんを奪われたのだ。
その奪った張本人も、このレコーディングセッションに参加したりしているのだが。
それでも親友として変わらず付き合っていたのだから、人間できているというか、なんというか>ジョージ
そういうすさみきった頃に発表されたアルバムだった。
この曲も、パティとの別れの悲しみを表現している。
長調の曲を短調に勝手に変えて。
元の歌自体が、「泣きたい気分だ」というような内容なのだが、少しでも明るく振舞おうということで、曲調を意図的に明るくしているのだろう。
それを短調にしてブルージーに歌っているのだから、救いようがないというか。
それにしても、この映像に出てくるパティの美しさ。
ロックミュージシャンの奥さんでも、これほどの美人は滅多にいないだろう。


George Harrison - Bye Bye Love


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