今年は待ちに待った諏訪大社の御柱祭の年。
6年前に初めて参加して、感動を味わった。
今年も前回と同様に、下社の木落とし(山出し祭)と上社の建て御柱(里曳き祭)へ行く。
あの時は、両方ともヤフオクで桟敷席をゲットできた。
もっとも、建て御柱は個人の民家の屋上で、公式のものではなかった。
今年は、上社・下社とも、木落としの観覧席が抽選によるものになった。
東京に住む人間にとっても入手できる機会ができて、嬉しい。
上社・下社とも、応募要項は下記の御柱祭公式サイト上にある。
- 下社観覧席(桟敷席)について
http://www.onbashira.jp/shimosya/seat.html - 平成22年 諏訪大社上社御柱祭 木落し有料観覧席 長野県民枠販売のお知らせ
http://www.onbashira.jp/kamisya/seat_kenmin.html
御柱祭といえば、やはり下社の木落としが最も知られていて、ニュースにもよく映像が出る。
それだけ人気が高く、人出も半端なものではない。
以下に、下社木落としの場合の要点をまとめておく。
- 応募は往復はがきで。
- 応募は1個人/企業につき1枚に限る(ただし観覧希望日の違うブロック、同じブロックでも観覧希望日が異なる場合は応募が可能)。
- 座席の半分は地元の人々のための枠として確保される。
- 締切は、2010/02/19(金) 必着
- 当たったら、2010/03/10(水) 〜 3/20(土)に諏訪の引換所へ取りに行かなければならない。
- Aブロック(4000円)は座席式でゆったりしているが、少しでも近くというのならDブロック(3000円)が良い。
- 無料席もあり、川向こうのDブロックよりも近くで見られるが(正面よりちょっと斜めになる)、よほど早朝から席取りしないかぎり良い席の確保は困難。後から行くと、ずっと離れたところしか残っていないか、最悪席がなくなる。
- 当日席(1000円)もあるが、無料席よりもっと後ろになって見づらい。
- ブロック内での場所の指定はできない(つまり早いもの勝ち)
天下の奇祭として全国的に知られる御柱祭。
「人を見るなら御柱」などとも言われるほど、人出は半端でなく多い。
行ったことがない人は、ちょっと想像の域を超えているだろう。
前回の御柱祭では、180万人が集まった。
たとえば諏訪市の人口が5万人かそこらだから、どれだけ多くの人々が集まるかがわかる。
とにかく普通の地方の祭り気分で行くと、まったく要領を得ないまま終わってしまうことに。
祭を十分に楽しむには、事前によく情報を入手しておく必要がある。
たとえば基本的に車の通行は禁止で、すべて歩き歩きの祭りになる。
鉄道駅から遠いので、歩く距離は半端なものではない。
御柱は、最近では東方なんたらのゲームにも登場している。
その影響で、今回の祭では若者の「聖地巡礼」が増えるかもしれない。
御柱祭については、たとえばmixiでは御柱祭や諏訪大明神(百瀬主宰)のコミュでも情報を得られる。
twitterでは、「 #onbashira 」というハッシュタグを登録しているので、そちらでどうぞ。
御柱祭とハッシュタグについては、こちらの記事で書いています。