今日の下の記事で、エアアジアの安いキャンペーンのことを書いた。
- エアアジアでバリ・ジャカルタが安い
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20110117/airasia
この新しいサービスについて、ちょっと紹介しておきたい。
一度エアアジアを利用した乗り継ぎをしたことがある人ならば、このサービスが非常にメリットがあることがわかるだろう。
このキャンペーンは、エアアジアの新しいサービス「フライト乗り継ぎ」(Flight Transfer)を利用したもの。
このサービスの特徴は、以下のとおり。
◎予約番号は1つ:
単一の予約番号で、出発地から最終到着地までのフライトを予約できる。
◎短い待ち時間 (90 分から 6 時間):
第二便への乗り継ぎチェックインは乗り継ぎホールで行える。
第一便が遅延したときは次の乗り継ぎ便へ無料で変更できる。
◎楽ラク乗り継ぎ
最終到着地までの追跡用タグが受託手荷物に付けられる。
◎乗り継ぎビザ不要
クアラルンプール空港 LCC ターミナルの入国審査が不要になる。
乗り継ぎホール経由で出発ホールまで簡単アクセス。
乗継地での入国審査が不要
入国審査が不要になることは、嬉しいところだ。
いままでエアアジアでは、乗り継ぎ便というものがなかった。
なので、たとえば羽田−クアラルンプール−バンコクと乗り継ぐ場合も、クアラルンプールでいちいち入国審査を受けて、マレーシアへ入国しなければならなかった。
これからは、フライト乗り継ぎの対象ルートならば、そういう不便さが解消されるだろう。
昨年12月26日から、羽田−クアラルンプール−バンコクのルートでエアアジアを乗り継いだ。
その時に、クアラルンプール空港に着いて、戸惑ったものだった。
みんなが歩いて行くのについていったところ、入国審査のカウンターの前に着いた。
そこで初めて、マレーシアへの入国が必要なのだと知ったわけだ。
フライト変更可能
やはり最大のメリットは、乗り継ぎに失敗した時に、乗り継ぎのフライトを変更できることだろう。
エアアジアは、出発時刻の遅延がよく起きる。
私の経験だと、定刻通りに出発したことの方が少なかった。
普通の乗り継ぎ便だと、到着便の到着から乗り継ぎ便の出発まで、2時間の間隔があれば、なんとかなっていた。
だが、エアアジアの場合は、2時間程度だと「無謀」なのだ。
到着が1時間遅れなどはザラにあるので、乗り継ぎできなくなってしまう。
前回のタイ行きの時には、帰国便でクアラルンプールで4時間以上の待ち時間があった。
さすがに余裕だろうと思っていたが、そうではなかった。
まず、バンコク→クアラルンプールの便の到着が遅れた。
さらに、クアラルンプール空港でWebチェックインができなかった。
モバイルチェックインもダメ。
なぜか理由はわからない。
バンコクのスワンナブーム空港のキオスクでWebチェックインしようとした時も、同じだった。
このフライトではできないと言われて、長い列に並んだ。
羽田行き便のチェックインカウンターでは、信じられないくらい長蛇の列ができていた。
私は最初間違った列に並んでいて、それで時間をかなりロスしてしまったのだ(30分以上)。
その後に長蛇の列に並んで、チェックイン締切り時刻が刻々と迫ってきて、内心焦ったものだった。
並んでいる人々は、みんな携帯からモバイルチェックインを試していて、首をかしげている。
だが、ギリギリでなんとか搭乗ゲートに入ることができた。
機内へ入ってみると、もう大半の座席は埋まっていて、手荷物を格納する場所を探すのにちょっと苦労した。
日本で座席指定を取っておいて良かった。
たとえば第1便のクアラルンプール到着が大幅に遅延して、第1便に乗り継ぎできなくなった場合は、別の便に無料で変更できる。
今までだと、こういう場合でもエアアジアは保障してくれず、乗り継ぎできなくなったらチケットが無駄になってしまっていた。
これはエアアジアにしては大きな進歩だろう。
詳細情報
「フライト乗り継ぎ」は便利なサービスだが、すべての乗り継ぎ便に適用されるわけではない。
現在のところ、羽田発ではクアラルンプールからバリとジャカルタ行き便のみで利用出来る。
「フライト乗り継ぎ」サービスについては、エアアジアのこちらのページにある。
- FLIGHT TRANSFER
http://www.airasia.com/jp/ja/tf_intro.page?
下の記事でも貼りつけておいたが、今日YouTubeに投稿した動画でも、エアアジアのサイトにアクセスしながら紹介している。
◎【エアアジアX】バリ・ジャカルタ便が夏休み特別価格で売り出し!
それから、「百福トラベル」で、エアアジアのページを作りました。
乗り継ぎのこととか、エアアジアを利用するにあたって注意しなければならないことなどもまとめてあります。