昨日の記事で書いたように、今日は某携帯キャリアの開発機が停止していて、自宅待機となった。
明日からは作業再開の予定だが、西武新宿線は運行してくれるのだろうか。
今日は、花小金井では運休していた。
明日も運休したら、バスで中央線の武蔵小金井駅まで行けば両国へは辿りつける。
一昨日の記事で書いたように、米国などから「不屈の日本」と讃えられている。
私の海外の友人たちから、Facebookやメールなどを通じて、東日本大震災について心配する声が届いている。
原発事故を心配する声が多い。
日本は今、いろんな面で世界から驚きの目で見られている。
あれだけ地震・津波・原発事故で混乱しても、パニックにならない国民性。
家族を失っても、取り乱したりする人が少ない。
どんな混乱の時にも、ちゃんと行列ができる。
アジア各国の支援
中国では、「日本人評価」の報道もある。
連日特番状態で、東日本大震災について報じている。
北京で最も多く読まれている新聞「新京報」では、災害に対してよく準備されていることを取り上げ、「日本人から学ぶべきことは多い」と書いている。
別の新聞では、避難場所にゴミ一つ落ちていないことなどにも感心している。
そして、「日本人の冷静さは世界を感嘆させた」と報じている。
四川省大地震では、日本の救援隊の献身的な活動に、中国人の多くが心を打たれた。
今回、その恩返しができないかという機運が、中国で高まっている。
いつもは日本に対して辛口の発言が多い中国のマスコミなども、日本を心配してくれている。
ただし、原発事故については、厳しい視線が集まっている。
中国は、すでに緊急物資を日本に届け、救援隊もすでに日本で活動している。
韓国では、スターたちが続々と支援と慰労を表明している。
俳優ペ・ヨンジュンは、日本首相が総括する内閣府傘下の政府基金を通して、10億ウォン(約7500万円)を寄付した。
俳優チャン・グンソクは1000万円を日本赤十字社に寄付した。
いつも日本に対して憎まれ口を叩く人が多い国だが、
もっとも、中にはネット上で心無い発言をする人々もいるようだが。
有り難いと思う気持ちを忘れないようにしたい。
世界中からの援助
中国だけでなく、世界中から支援の申し入れがある。
これまでに支援を申し入れた国は約100カ国に上り、日本政府はこのうち約15カ国の受け入れを表明している。
特に米国は友好国として、全面的な支援を約束してくれている。
オバマ大統領は、こう語っている。
「これは国際的な悲劇だ。日本は先進国であり、復興に必要な技術も備えているが、我々が一体となってできる限りの支援をしていくことが大切だ」
英国の新聞は「日本の心意気は健在だ」と書いている。
各国のメディアが今回の地震をどう報じているかを紹介した動画を貼り付けておく。
◎大震災、海外でも連日トップニュース
「不屈の日本」を示すとき
ここ数年で、日本の経済状態は落ち込んでいた。
中国にGDPを追い抜かれた。
だが、広島・長崎に原爆を投下されても、第二次世界大戦の敗戦をしても、日本は奇跡的な復活をした。
1995年の阪神淡路大震災では、6000人以上の死者を出し、神戸の都市機能が崩壊した。
それでも、数年間で驚くべき復興を遂げた。
今こそ、「不屈の日本」を世界に示す良いチャンスかもしれない。
東北地方も、これを機に団結して復興を遂げて、経済的発展を遂げてほしいものだ。
阪神淡路大震災では、助け合いの心を学ぶという課題が与えられていたかもしれない。
今回も同様に、不幸の中から学べることはあるだろう。
私の首位を見渡しても、東北出身の人は粘り強い人が多いように思う。
その粘り強さをもって、短期間の復興を目指してほしいものだ。
- 【社説】不屈の日本(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
http://jp.wsj.com/Japan/node_196990