探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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太陽フレアと地震の関係


地震の発生メカニズムを考えるにあたって、以前から気になっていたことがある。
「太陽活動と地震の発生には、何か関係があるのではないか」ということ。
そのことを最初にブログで書いたのは、検索してみると、もう5年も前のことだった。↓



上記の記事で紹介している『宇宙環境イベント自動通報サービス』の無料メール配信サービスがある。
太陽フレアなどの注目すべき太陽活動があると、メールで報告が自動送信される。
今年3月11日の東日本大震災の時も、同じ日の7:45に、「Mクラスを越える太陽X線強度の急増が検出されました」というメールが届いた。


ちなみに、Mクラスというのは中規模クラスの太陽フレアのこと。
このへんのことは、下記の記事で書いておいた。



 

太陽黒点の極小期

今年3/7から3/11の5日間に、強い太陽フレアが発生したというメールが16回ぐらい届いていた。
普段は、こんなに頻繁にメールが届くわけではない。
たとえば1月は1回しか届いていなく、昨年12月は0回だった。


この頃、太陽活動は『黒点が極小期』で、世界各地で巨大地震が起こっていたという。
その状況で3月10日に突然黒点が増大して、太陽フレアが地球に降り注いだ。
それが11日の大地震の発生に何らかの影響があったのではないかという意見もある。

惑星直列と太陽フレア

8月には、例のコテ造君親子の、8月12日に大地震が起きるという予言があった。
また、下記の記事で書いたように、惑星直列により大きな地震が起きる可能性も示唆されていた。



8月16日〜20日前後に、地球−水星−太陽−金星が直列になるというものだった。
また、電気通信大学研究グループの「地震解析ラボ」では、8月10〜12日に伊豆地方で地震が起きることを予想していた。
そんな中で、8月9日に、X6.9という非常に強い太陽フレアが発生した。
Xクラスの強いフレアは、東日本大震災の前日3月10日に発生して以来のことだ。


大いに騒がれた8月12日には、結局予言されていたような大きな被害地震は起きなかった。
だが、その当日2011年8月12日3時22分ごろに、福島県沖を震源とするマグニチュード6.0の地震があった。
その後、前述の惑星直列の期間中の8月19日13:36頃に、また福島県沖でM6.8の地震があった。


結局、8/9の太陽フレアと一連の大きな地震とは、関係があったのだろうか。
また、太陽活動と惑星配置には何らかの関係があるのだろうか。
まだ検討するデータが足りないので、今後も探求を続けたい。
太陽活動というのは、あくまでも地震のトリガーとなり得るものの一つかもしれないと見当をつけている。


地震は予知できるか (別冊宝島) (別冊宝島 1789 ノンフィクション)

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